戦姫絶唱シンフォギアLBX 作:ドットブレイズ
まだ本調子ではないので
もしかしたらまた期間が開くかもしれません
基地へと戻ってきた俺は三体同時操作を行った影響なのか
思わず倒れてしまいそのままベッドで寝ており
後の事は全てみんなに任せる事にした
「僕の名前はエルフナイン・・・皆さんにこれを託しに来ました」
「これは?」
「・・・魔剣・・・ダインスレイフ・・・!」
「なっ!?ダインスレイフだと!?」
「・・・聖遺物か・・・それをどこで手に入れたんだ?
いや・・・そもそもお前はキャロルと名乗る少女とどういった関係なんだ?」
「・・・僕はキャロルの影・・・それ以上でもそれ以外でもない・・・
でもこれだけは言えます・・・僕はキャロルを止めたい・・・!
だからどうか皆さんの力を貸してください・・・!」
その後も彼女の話は続きどうやら魔剣ダインスレイフの欠片である
聖遺物・ドヴェルグ=ダインの遺産を使って
壊れたシンフォギアを修理・強化してくれるそうだ
そうすればもうアルカ・ノイズともまともに戦えるようになるらしい
「なるほどな・・・俺が寝ている間にそんな事になっていたとは・・・
それで?俺はこれから何をすればいいんだ?」
「彼女の話ではシンフォギアが修復されるには時間が必要らしい
それまで君にはおそらくその邪魔をしに来るであろう
アルカ・ノイズと戦って欲しい」
「ちょっと待ってください!」
その言葉を聞いて一目散に反応したのは響達だった
どうやら彼女達は俺一人に戦闘をさせるのはダメだと考えているようだ
「ただでさえあの数を相手にしてお兄さんは倒れたんですよ!?
次もこれだけで済むなんて保証はどこにもないじゃないですか!!」
「まぁな・・・だがやらなくちゃいけない事ならやるさ・・・
それにな響ちゃん・・・これは俺が倒れた時を考えての事でもあるんだ」
「・・・お前・・・この戦いで死ぬつもりなのかよ・・・!」
雪音ちゃんの言葉を聞いてみんなは驚きの顔を露わにするが
俺はそれを否定しちゃんとした理由を説明する
「確かに俺の三体同時操作はとんでもなく脳に負担が掛かる
それこそ次も使えば・・・下手をしたら障害が残るかもしれない・・・
まぁ流石に死ぬ事はないと思うけど・・・戦うのはキツイかも・・・」
そう・・・実を言うと俺の体は度重なる戦闘と同時操作の関係から
すでに限界を迎えようとしており次も三体同時操作なんて事を行えば
おそらくは脳に何らかの異常が発生し障害が出てくる可能性が高かった
それこそ・・・今後は戦えないかもしれない可能性も・・・
「そんな・・・!」
「だからこそみんなにはもう一度、俺がいなくても戦えるようになって欲しいんだ
それがおそらく・・・俺に出来る最後の事だからね・・・」
もはや戦う力すら残す事の出来ない俺にとっては
これくらいしか彼女らにしてあげられる事はないのだ
それを聞いた響達は涙を流しそうになっていたが
先ほどの状況で俺の覚悟を見たからなのか何も言う事はなかった
その代わり自分達も同じような覚悟を決めたのかそれぞれ準備を始める
「・・・さてと・・・それじゃあ俺も準備を始めるとするか」
俺もベッドから起き上がって部屋から出ようとすると
そこには調と切歌の姿があり何事かと思っていると二人が口を開いた
「・・・お兄さん・・・実はお願いがあるんです・・・」
「・・・もしかしてLiNKERを使うって話か?・・・実はそれなんだけどな」
俺は懐からとある薬を取り出してそれを二人に渡した
「前に使われていたLiNKERをこっちで調べて改良した物だ
副作用はないし効果は一日持つように設定されている
これを使えばお前らも戦う事が出来るだろうさ」
「本当デスか!?それじゃあ」
「但し!・・・無茶はするな・・・そして二人一組で動け
それが俺が出すお前らへの条件だ・・・いいな?」
「・・・分かりました・・・」
俺の言葉を聞いて納得したのか二人は薬を受け取り
そのまま司令室まで向かうとそこで説得をしている様子だった
「・・・本当にもしかしたらこれが最後の戦いになるかもな・・・
まぁ無茶しすぎたのもあるけど・・・体が限界なんだろうな〜・・・」
しかしここから原作通りに動くのならば
ここから先はシンフォギアが壊れる事はないだろうし
俺が戦わなくてもきっと大丈夫だろうと考えていた
「・・・だけどここからが正念場だ・・・!頑張るとしますか!」
そう言って俺は先ほどの三体とは別のLBX達を取り出すのだった
一方その頃、キャロルは自動人形を集めて報告を聞いていた
「・・・そうか・・・やはり障害となるのはあの騎士だけか・・・」
「はい・・・ですがあれだけの力を使っているのならば・・・
おそらくその代償があるはずです・・・もしかしたら・・・」
「ああ・・・おそらくは次の戦いで奴の最後を迎えるかもしれないな」