戦姫絶唱シンフォギアLBX 作:ドットブレイズ
「・・・んで?なんでまたアンタと一緒なわけ?」
「別にいいじゃろ?たまには話し相手が欲しいんじゃ
それにしても・・・随分と無茶をしたのう?」
俺は今、何故か神と対話をしており
爺さんの話では俺は現在死にかているらしい
その話を聞いて俺は何でだと思っていた
どうやらその原因はこの神にあるようだ
「いや実はお前さんの体を更新するのを忘れておっての!
それでまぁしばらくの間、眠ってもらう事にしたのじゃ!」
「ふざけんな!お前の勝手で俺は死にかけてんのかよ!?
てかそれ以前に響達はどうなったのか結末を見てないんだけど!?」
「それなら安心せい・・・彼女らならちゃんと無事じゃよ
と言ってもキャロルと呼ばれる少女も無事じゃがな・・・
おそらく・・・近いうちに決戦になるじゃろう・・・
だからこそお主の体を作り変えておるのじゃ」
神の話では次に目を覚ます時には
LBXの同時操作のデメリットも無くしており
更には特別な機能も盛り込まれるそうなのだが
「・・・でもそれって爺さんが忘れてたんだよな?
本当はもっと早くに俺の体って更新されてるはずなんだよな?」
「・・・まぁまぁ細かい事は気にせんで!
しばらくここで大人しくしていようじゃないか!」
完全に話を逸らされてしまったがとりあえず俺はやる事もないので
目を覚ますその時まで爺さんの話に付き合う事にしたのだった
一方その頃、現実世界では響達が持ち回りで俺の看病をしており
その間にもキャロルについての対策についてをみんなで話し合っていた
「とにかく響君達のシンフォギアの改修は終わった・・・
これでアルカ・ノイズにも対抗出来るようにはなったが・・・」
「はい・・・問題はキャロル本人とその側近である自動人形・・・」
「!?馬鹿な!?キャロルはあの時、私達が倒したんだぞ!?」
「まさか・・・!あいつも自動人形なのかよ!?」
そう・・・響達は初めてのイグナイトモジュールを制御し
キャロルを圧倒、彼女を敗北まで追い込み最後は自爆されたのだが
実は彼女は生きている事がエルフナインの口から明かされた
「キャロルはホムンクルスの体に記憶インストールを繰り返して生きてきました
おそらく今頃はファラ達が復活を行なっている頃だと思います・・・」
「つまりただ倒すだけじゃ無意味って事か・・・!」
「勝つ為には最低でも自動人形をまず先に倒さなくちゃいけないって事ね・・・」
エルフナインのおかげで響達はアルカ・ノイズに対抗出来るようになったが
もちろんそれだけで勝てるほど甘い相手ではなかった
キャロル本人は響達と同様・・・いやそれ以上の力を持ったファウストローブを手にしており
そして彼女の付き従う四人の従者・・・自動人形という存在もいる
更にはキャロル本人がホムンクルスの体を使って復活が可能だと分かれば
もはや今の戦力では対抗するには足りないだろうと彼らは考えていた
キャロルに対抗する為には全員のシンフォギアを改修しなければならないが
ここで問題になってくるのはその時間を彼女らが与えてくれるかどうかだった
流石に二度目の失敗はしないだろうと思っていたがエルフナインの考えは違った
「確かにキャロルはホムンクルスの体を使って復活は可能です・・・
ですが何のデメリットもなくそれが使えるわけではありません・・・
おそらく・・・まだ本人は戦える状況ではないと思います・・・」
「つまり出てくるとしたら自動人形だけという事か・・・」
「こちらとしては嬉しい情報ではあるが・・・彼女らの実力は折り紙つきだ
無傷で勝つのは難しいだろうな・・・」
自動人形相手にどうやって戦えばいいのか考えていると
ここでアルカ・ノイズが現れた警報が鳴り響き響達は急いで現場に向かうと
そこには巨大なアルカ・ノイズとガリィ、ファラの姿があった
「お久しぶりですわね?防人さん?」
「また貴様か・・・!何度も何度もしつこい奴だ・・・!」
「てか今回はまだ随分と巨大なのを連れてきたな・・・!」
「この前の戦いでもう普通のアルカ・ノイズじゃダメだって判断しましたので
今回は特別製のものをご用意させていただきました・・・ですが
あなた方が相手をするのはこの子ではなく私達ですがね!」
そう言ってファラは翼、奏に斬り掛かり
ガリィも同じく響、クリスとの戦闘を開始する
「くっ!?まさか私らの足止めをする為に自ら出てきたのか!?」
「その通り・・・!さぁ私としばしの間、踊ってくださいな!」
「クッソ!このままじゃアイツが街に・・・!」
どうにかして響達はアルカ・ノイズを迎撃しようとするが
ガリィとファラに阻まれてしまい全く手が出せず
そしてアルカ・ノイズが近くで遊んでいた子供達を発見し
そのまま彼らを踏み潰そうとしていたまさにその時だった
『アタックファンクション!ホーリーランス!』
「「「「!??」」」」
アルカ・ノイズは謎の攻撃を受けて地面に倒れ込み
その間に未来が先ほどの子供達を避難させていた
「やはりあれくらいでは死にませんでしたか・・・伝説の騎士・・・!」
「お兄さん!!」
「悪いな?あれくらいで死ぬようなタマじゃないんだよ!
てか・・・なんか随分と仰々しいのが出てきたな?」
復活した俺は高層ビルに匹敵するであろう巨大アルカ・ノイズを見上げていると
ファラはまるで自慢するかのように説明を始めた
「このアルカ・ノイズは百匹以上のエネルギーを合体させたもの
いくら貴方といえどもこれに勝つのは不可能・・・!」
「・・・別に不可能ってわけでもないぜ?そっちが合わせ技なら
こっちも・・・とっておきの手を見せてやるからよ!」
『ドッキングシークエンス、スタート』
その機械音が鳴ると共にエルシオン、ペルセウス、ミネルバが上空へと飛び上がる
『プロセス1』
次にエルシオンとミネルバが分離しそれぞれのパーツへと変形を開始する
『プロセス2』
最後はペルセウスを中心に二体のパーツが合体していき
スーパーLBX・Σオービスがアルカ・ノイズの前に立ち塞がった
「さぁ・・・!ここからが本当の勝負だ・・・!」