戦姫絶唱シンフォギアLBX   作:ドットブレイズ

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接触?!

先ほどの戦闘を終えた俺はいつもの公園に帰ってきていたのだが

 

「・・・今更だけど・・・公園で暮らすとかホームレスじゃね?」

 

この世界に来て俺はほぼ全て最初に来たこの公園で過ごしていた

 

「かと言ってどこかに住むだけ金なんてないしな・・・」

 

生憎働いてすらいないのでどこかに住む金すらなかった

 

「・・・ん?・・・金がない?」

 

俺はこの時点で不思議に思った

金がないのに俺はどうやって飯を食えばいいのかと

そしてその答えは簡単だった

 

 

 

 

 

「そんなもん無理に決まってるだろうがぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 

「腹・・・減った・・・飯・・・欲しい・・・」

 

さすがの俺にも限界がきたらしく公園のベンチで餓死しそうになっていた

 

(ああ・・・俺はこのまま死ぬのかな・・・あれ?川の向こうで手を振ってる人が・・・)

 

あわや三途の川の向こうへとスキップをしながら行こうとしていたその時だった

 

「あの〜・・・大丈夫ですか?」

 

そう言って声を掛けてくれたのはこの物語の主人公である

立花 響とその友達の小日向 未来だった

 

「声掛けてくれたのは嬉しいけど・・・

 こんな怪しいお兄さんに近づかない方がいいぞ?」

 

俺は必要以上の接触は避けるべきだと思い二人を突き放そうとしたが

 

「いや〜さすがに

 川の向こうで誰かが手を振ってるとか言ってる人を放っておいたらまずいと思って」

 

どうやら先ほど見ていたことを俺は口に出していたらしい

そしてその瞬間にお腹の虫が凄まじい音を立てた

 

「・・・もしかしてお腹空いてるんですか?」

 

その音を聞いて未来ちゃんは察してしまったらしく

 

「それじゃあ私コンビニで何か買ってきてあげますね!」

 

そう笑顔で言って近くにコンビニへと走って行ってしまった

 

 

 

「お兄さん若いのになんで公園にいるの?」

 

響ちゃんと二人っきりになるとなぜ俺がここにいるのか聞かれてしまった

 

(さすがに本当のことを言うわけにはいかないよな・・・)

 

「・・・実は俺・・・最近リストラしちゃってさ・・・」

 

俺はあまり触れられたくないような話にしてみた

 

「・・・ごめん・・・」

 

それを聞いた響ちゃんは申し訳なさそうにしていたが

 

(すいません・・・一番罪悪感あるの俺なんだけど・・・)

 

そんな俺の思いも束の間未来ちゃんがおにぎり等を持って帰ってきた

 

「う〜ん!久々に飯にありつけたよ〜ありがとうね二人とも!」

 

俺は久々の飯に思わず涙してしまい二人に感謝した

 

「これくらいなら別にいいですよ!

 ・・・でもちゃんと働いてくださいね?」

 

「うぐっ!」

 

未来ちゃんにそう言われてはさすがに働くしかないだろう

 

(・・・LBXで遊園地のマスコットでもするか?)

 

そんな俗物のような事を考えながら再びおにぎりを食べるのだった

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