ゲームエリアが解除されるまで、キリト君に剣を突き付け黙りだった。
「取り敢えずCRに戻ってクロノスの件を衛生省に伝えましょう」
翌日、キリト君とアスナさんが、病院に来た。
「取り敢えず診察したけど脈も安定してるし傷も無いしどうかしたの?」
「昨日からSAOの記憶が無くなってるって言うんだ」
「記憶?!」
「何かオーグマーと関わってるんじゃないかと思ってる」
「分かった、こっちも貴利矢さんと僕で調べてみるよ」
「何故私を頼らないエムゥ!」
「黎斗さん?!いや、何かやらかすんじゃないかなって」
「そう思われているとは心外だな、既にオーグマーについては、こちらの方で調べ済みだ、その結城明日奈との関係性も見えてきた」
「本当ですか?!」
「詳しく聞かせてくれないか?」
「いいだろう、オーグマーは直接オーディナル・スケールの何らかのデータベースに直結している、そしてHPがゼロになると、ある一定のプレイヤーの記憶がそのデータベースに飛んでいく。その一定のプレイヤーとは分かるかな?」
「もしかして旧SAOプレイヤーか?」
「ご名答だ桐々谷和人、旧SAOプレイヤーの記憶を使い、このオーディナル・スケールを作った人物が何かを企んでいる、という事はまず間違いではないだろう。そしてもうひとつの謎、旧アインクラッドのボスが現れるという話、このSAOガシャットのマップデータと東京都の縮図を照合すると…」
「迷宮区と東京都の公園の場所がほぼ一致してる!」
「同時に、迷宮区ボスの現れる所には大抵『ユナ』が出現する」
「今話したことは、先にユイが調べててくれた」
そうだった、キリト君には娘的な存在のユイちゃんがいたんだ。
「流石は人工知能、私に負けず劣らずの才能だ」
「張り合わなくていいですから」
「流石です黎斗さん!」
「ユイ?!」
「当然さァ、何せ神の才能を持つ男だからなァならば次いでにもうひとつ、この事件には東都工業大学の重村教授が関わっている」
「ユイ、今までユナが指さした方向を東京の地図上にプロットしてみてくれ」
「はい、やってみます」
あっという間に地図が展開され線が現れた。
「この線の交わっている場所、やはり東都工業大学か」
「黎斗さんはなぜ分かったんですか?」
ユイちゃんが問いかける。
「神の才能…と言っては少々意地が悪いか、東都工業大学は、茅場晶彦などの出身校だ、そして茅場晶彦らは重村教授の教え子だ、そこに行けば何かわかるかもしれない」
「じゃあ、俺が行ってみる」
「行ってみるって…キリト君行けるの?」
「菊岡に頼めば行けるさ」
「じゃあ任せるよキリト君!」
「私はもう少しオーディナル・スケールについて調べてみよう」
その後2人を帰し、皆が集まった所で話をする事にした。
SAOガシャットが役に立つ時が来ました!
このあとも使う予定です!