ソードアート・クロニクル   作:グランドK

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キリトの二刀流スキル解放回です
何故かエグゼイドもドライブガシャット使います。











5話 最強のskill?!

〜2024年10月18日〜

 

 

シリカちゃんの件から早8ヶ月、こんなに過ぎているのに、

20層しか攻略されていない、僕がムテキを使わないってのもあるんだけどね、

飛彩さん達も、切羽詰まる様なことも無くなりゲームを楽しんでる様に見えなくも無い。

今日は、キリト君に狩りに誘われている。

ということで、今からみんなで74層に行くところだ。

 

『転移74層!』

 

「とりあえず、転移門広場に来たけど、キリトの奴何だ〜?」

 

貴利矢さんが呟く。

 

「あ、エム!みんな!」

 

キリト君が気づいて声を掛けてくれた。

 

「キリト君が僕らを狩りに誘うなんて珍しいね」

 

僕が尋ねると、困惑した顔でキリト君が言った。

 

「今日、パーティ組まされて、2人で狩りに行くことになったから…」

 

「気まずいから俺らを誘ったんだろ?」

 

大我さんが遮って言う。

 

「まぁ、そんなとこ」

 

すると転移門から1人の女の子が飛び出して来た。

砂埃が舞ったせいで、良く見えなかったけど、キリト君が吹っ飛ばされてる。

 

「キリト君、パーティ組んだのって…?」

 

恐る恐る聞く、

 

「あぁ、この子だよ」

 

話してる間に、女の子はキリト君の後ろに隠れる。

 

「アスナ様勝手なことをされては困りますギルド本部へ戻りましょう」

「ねぇキリト君、誰?この人?」

 

「どうやら、アスナの傍付きらしい、」

 

なるほど、今キリト君にくっついているのがアスナって子なんだ、

 

「嫌よ、だいたい、なんで家の前に張り込んでるのよ」

 

いや、嘘だろ、こいつどんだけだよ…やっぱりみんなそんな事感じてる。

 

「こんなこともあろうかと1ヶ月前から張り込んでおりました」

 

「団長の指示じゃ無いわよね?」

 

「私の使命はアスナ様を守ること、それには自宅の監視も」

 

「含まれないわよ!」

 

いや〜相当だなこれは、見てるだけでやばいオーラが出てるよ…

 

「聞き分けのないことを言わないでください、さぁ戻りますよ!」

 

手を掴まれて嫌な顔をするアスナさん、拒絶されても仕方ないと思うけどさ、

 

「悪いな、あんたんとこの副団長は今日1日俺の貸切だアスナの安全は俺達が責任を持つよな?エム、みんな別にボス戦に行く訳じゃない、本部にはあんた1人で行ってくれ」

 

と、キリト君は言うが、

 

「な、貴様等の様な雑魚プレイヤー共にアスナ様の護衛が務まる訳が無い!私は栄光ある血盟騎士団の…」

 

飛彩さんが見兼ねたのか遮って言う。

 

「お前よりはまともに護衛が務まるさ」

 

待てよ?血盟騎士団?あ!あのトップギルドか!

しかもキリト君がその副団長とパーティを組むなんて相当だなぁ。

 

「そこまででかい口を叩くならそれを証明する覚悟があるのだろうな!」

 

「キリト、俺がやっていいか?」

 

キリト君がアスナさんに聞く。

 

「いいのか?」

 

「えぇ、団長には私から報告する」

 

「いいぜヒイロ頼んだ」

 

名前は『クラディール』か?

飛彩さんとクラディールのデュエルのカウントが始まった。

 

「ごらん下さいアスナ様、私以外に護衛が務まる者がいないことを証明します!」

 

飛彩さんは、無言でガシャットとベルトを取り出す。

 

『タドルレガシー!』

 

「術式レベルハンドレッド変身」

 

『ガッシャット!ガッチャーン!レベルアップ!タ〜ドル歴史目覚める騎士タド〜ルレガシ〜!』

 

周りの人達がざわざわ騒いでいる。

 

『あいつ純白の剣士じゃねぇか?』

 

『血盟騎士団のクラディールと純白の剣士の対決だ!』

 

3、2、1……

カウントが0になり、互いのソードスキルがぶつかり合う

クラディールは縦一直線に切り掛るのに対して飛彩さんは、

右斜め上にソードスキル『ホーリーエレメントスラッシュ』を入れている。

鈍い音と共に、クラディールの剣がポッキリと折れた。

やっぱり、ゲーマーライダーの武器は耐久性も強さも最強と言ってもいい、

 

「そんな、私の剣が!」

 

「所詮その程度か、お前こそ護衛が務まるのか?」

 

「貴様、この私を侮辱したな?」

 

「なんだ、剣を変えて仕切り直すか?」

 

クラディールは短剣に持ち替え、飛彩さんに向かって行った。

すると、アスナさんが短剣を弾き飛ばした。

 

「アスナ様!こ、こいつが小細工を!武器破壊も!」

 

負け惜しみだろう、レベル100に勝てるわけが無い。

 

「血盟騎士団副団長として命じます、只今より護衛役を解除別命があるまで、ギルド本部で待機以上。」

 

冷たい口調でアスナさんが言う。

物凄い形相で飛彩さんとキリト君を睨むクラディール

 

「飛彩さん…」

 

「あんなやつを気にするな小児科医それよりキリト、狩りに行くんじゃなかったのか?」

 

「そうだった!行こうぜヒイロみんな!」

 

〜74層迷宮区〜

 

『は!はぁ!』

 

迷宮区のモンスターは僕達から見ればかなり弱い、

そのせいでだいぶ奥までに入ってきてしまった。

もっと言えばもうボスの部屋の前だ。

 

「入るだけなら大丈夫だよね?」

 

「あぁ、入るだけならな」

 

バトルにせず安全圏に入っていればいいだけの話まだなんの問題もないだろう。

 

「うお!おい永夢、青い炎がつき始めたぞ!」

 

「多分ボスが出てくる合図だと思いますよ貴利矢さん」

 

やはり唸り声と共にボスが出てきた。

 

「見つかったらバトルになる皆逃げろ!」

 

キリト君の言葉と共に皆が安全圏まで逃げ出した。

 

「遅くなっちゃったけどお昼にしようか!」

 

と、アスナさんが言い出した。

 

「エムさん達も一緒に食べません?」

 

「僕達なら気にしないで、後で食べるからね、皆さん?」

 

多分みんなも食べたかったと思うけどキリト君とアスナさんの空間を邪魔しちゃ行けない気がした。

でもキリトくんの食べっぷりを見ているとやっぱりお腹が空いてくる気がする。

すると僕らの所に人が入って来た。

 

「おぉ、キリト!しばらくだな!」

 

「ねぇ、キリト君…誰?」

 

「あぁ、言ってなかったなあいつはクライン」

 

多分口調からだいぶ前に知り合った人だと見た。

 

「クライン!紹介するよこっちがエム、ヒイロ、タイガ、キリヤだ」

 

「おう!お前らよろしくな!」

 

逆にフレンドリーな人すぎて飛彩さんと大我さんには相性悪そうだなぁ。

そんなことを思っている間にクラインさん達の後ろから軍の人みたいな集団が来た。

 

「私はアインクラッド解放軍コーバッツ中佐だこの先の

マッピングデータを提供してもらいたい」

 

するとクラインさんが

 

「た…タダで提供しろと!?」

 

「我々は一般プレイヤーに情報や資源を平等に分配して秩序を維持すると共に一刻も早くこの世界からプレイヤー全員を解放するために戦っているのだ故に、諸君が我々に協力するのは当然の義務である!」

 

「あなたね!」

 

アスナさんが口を出す。

 

「よせ、どうせ街に帰ったら公開しようとしていたデータだボスにちょっかい出す気ならやめておいた方がいいぜ」

 

キリトくんがアスナさんを遮って言う。

 

「それは私が判断する」

 

「さっきボス部屋を覗いてきたけれど生半可な人数でどうにかなる相手じゃない仲間も消耗してるみたいじゃないか」

 

「私の部下はこの程度で音を上げる貧弱ものでは無い!貴様達さっさと立て!」

 

「キリト君、様子だけでも見に行かない?」

 

『うわぁ!』

 

遠くから悲痛な声が聞こえた。

 

「アスナ!」

 

「うん!」

 

このコンビ互いを理解しててベストマッチかもしれない。

急いでボス部屋に向かうと、さっきの軍の人達が何人か戦っている。

瀕死の兵士にキリト君が声を掛ける。

 

「何をしている!早く転移結晶を使え!」

 

だが兵士は使えないと答えた。

 

「我々解放軍に撤退の2文字は無い!戦え!戦うんだ!全員、突撃!」

 

「やめろ!」

 

キリトくんが叫ぶが聞こえていない…

それでもボスのグリームアイズは攻撃を止めない。

コーバッツさんを含めた軍のメンバーが次々とゲームオーバーになって行く。

 

「だめ、だめよ、、もう…だめー!」

 

アスナさんが叫びながら突撃して行く。

 

「アスナ!」

 

キリト君が叫ぶ、でも不思議だ…キリト君は何かを躊躇っている。

 

「くそっ!迷ってる場合じゃない!アスナ、クライン、エムと皆!頼む10秒だけ持ちこたえてくれ!」

 

10秒ならボスを翻弄した方が良いかもしれない。

 

『フルスロットルドライブ!』

 

ガシャットをベルトに装填しレバーを引く。

 

『ガッチャーン!レベルアップ!』

 

『トライトライトライトライドロンで爆走!ひとっ走り付き合えよフルスロットルドラ〜イブ!』

 

ドライブの速さならきっとボスも翻弄出来るはずだ。

 

「いいぞ!スイッチ!………スターバースト・ストリーム!」

 

グリームアイズに向けキリト君は二刀流で技を繰り出した。

 

「エグゼイド、あれはなんだ?」

 

「恐らくエクストラスキルだと思います。大我さん」

 

二刀流の16連撃技スターバーストストリームか…

あっという間に体力ギリギリでキリト君はボスを撃破し、倒れていた。

 

「キリト君!キリト君!」

 

アスナさんが必死に呼びかける。

 

「どれくらい意識失ってた?」

 

「ほんの数秒よ、バカ!無茶して」

 

「お、おい…どうしたんだよ急に抱きついて…あんまり締め付けると俺のHPが無くなるぞ、」

 

なんか…夫婦みたいな会話で微笑ましい反面気持ち胸が苦しい…

 

「コーバッツと、あと2人死んだ」

 

クラインさんが声を掛ける。

 

「ボス攻略で犠牲者を出すのは、67層以来だな…」

 

キリト君が返答する。

 

「こんなのが攻略って言えるかよ…コーバッツの馬鹿野郎が…」

 

「死んだら何もならないからな」

 

クラインさんの言葉に続き飛彩さんが言う。

 

「おい永夢もう行こうぜ?」

 

「そうですね…行きましょう貴利矢さん、皆さん」

 

 

 




次回は対団長ヒースクリフです!お楽しみに!
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