2025年
SAOプレイヤーの全員が仮想世界から帰ってきた。
なぜ僕達とは数ヶ月違いで帰ってきたのは正直よく分からない。
だが今日、SAO生還者(サバイバー)でオフ会を開くらしい。
そこでそれについて知ってる人に聞ければと思っている。
「あのー皆さん今日のオフ会行きます…よね?」
「仕事の切り上げ次第だな」
「俺もだ」
「自分は行けるぜ〜!」
「貴利矢さん!…って皆今日休みじゃないですか!」
「飛彩、行ってきたらどうだ?仕事ばかりだと疲れるだろう」
「親父まで、まぁ、たまに休むのも良いかもな…」
自分で行こうって言っといてなんだけど、こんなこと言うのもあれだけどさ、飛彩さんがこんなこと言うのが以外だ。
「じゃあ皆さん行きましょう!」
「だから俺は、」
「大我も行ってきなって!」
どうやら大我さんは、ニコちゃんの押しには弱いらしい、
「遅れてすいません!」
「ん?その4人組はもしかしてエムか?」
「君は…キリト君か!」
「リアルで会うのは初めてだからな、改めまして桐々谷和人です」
「そうだね、僕はM、宝生永夢です」
「事実、俺なんかより永夢達の方が活躍してたし皆に紹介させてくれないか?」
「皆に僕らを?」
「お!いいねぇ行こうぜ永夢?」
「あいにくだが俺はいい」
「同じだ、俺もノーサンキューだ」
「ほら!いいから行くぞ!」
「皆!俺から紹介したい人がいる、俺と一緒にSAOを攻略してくれた仮面ライダーの人達」
「宝生永夢です!皆さん生還おめでとうございます!」
「九条貴利矢だ!こんなゲームに打ち込んだことなかったし
色々経験させてもらったぜ、みんなありがとな!」
「鏡飛彩だ、今回はあくまで治療の一環としてプレイしたまでだったがとても楽しかった」
「花家大我だ銃系以外は得意じゃなかったんだが楽しめた。ありがとな」
「永夢ってもしかしてあの天才ゲーマーか?」
やはり聞こえてきた、こういうオフ会的なものの場合
僕の名前を知っているのは結構いるはずだ。
「まぁ皆さん、今日は楽しみましょう!」
SAO帰還者の帰りが遅かったことをキリト君に聞いたところ、なんとアスナさんを含めた何百人という人達がALOというゲームに閉じ込められていたらしい。
そこでキリト君は激しい戦いを繰り広げたという。
「それは大変だったね…で、アスナさんは今日ここに来ているの?」
「あぁ、明日奈!」
「その顔はもしかしてエムさん?」
「お兄ちゃん?この人達は?」
「明日奈達と一緒に戦ってくれた仲間だよ」
「キリト君もしかして前に話してた義妹さん?」
「そうだ、義妹と言っても大切な家族だしな」
ガタン!
カウンターの方で音がした。
「あれ?!クラインさんじゃないですか!どうしました?」
「おお、エムか、わかんなねぇけど急に身体が変になって」
それもそうだろう、クラインさんはゲーム病になっている。
「診断しますね!」
結果は、ソルティのウイルスに感染している。と、
「貴利矢さん!ワクチンは?」
「今日完全にオフで来てるんだぜ?持ってきてるわけないだろ…」
するとクラインさんの体内からソルティバグスターが出てきた。
「皆さん慌てないで下さい!」
「俺の店…」
「エギルさん、その辺は大丈夫です!」
『マイティアクションX!』
『激突ロボッツ!』
「大・大・大変身!」
『ガッチャーン!レベルアップ!マイティアクションX!アッガッチャ激突ロボッツ!』
『ステージセレクト!』
セレクトしたのはマイナスイオンを浴びれる森林のステージにした。
やはり店にいたみんなもフィールドにいた。
「さっさと終わらせる!」
ロボットアームのついた手でソルティをひたすら殴る。
「フィニッシュは必殺技で決まりだ!」
『キメワザ!激突!クリティカルストライク!』
腕に着いているロボットアームが射出されソルティにクリティカルヒットした。
そしてゲームクリアのシステム音声が鳴り響いた。
「よくやった小児科医、それにしても休日まで休みとは限らないんだぞ監察医」
「悪いなぁほんとに、休み気分で」
「やっぱ永夢は凄いなぁ現実で見るとより凄いよ」
「そうかな、和人君…そう言えばオフ会ってもう終わりな感じ?」
「そんな訳ないだろ!ALOで二次会だ!永夢達もコンバートしたらどうだ?」
ニッコリしながら言ってくれた。
「じゃあ僕ら帰りますので、また後ほど!」
「ユグドラシルシティ周辺だからな!」
CRに帰ってオフ会の事を話すと、やはり黎斗さんが反応した。
「ほう、茅場晶彦が英雄に渡したザ・シード《世界の種子》か…檀正宗が関わっている可能性が高いな…」
「とにかく黎斗さん、どうかコンバート手伝ってくれませんか?」
「ただし、私も行っていい許可を出してくれ」
「ダメです、黎斗さんが行ったらゲームバランス崩れますよ」
「永夢のムテキだってそうだろう?」
「そうですけど…分かりました許可はしますが変身だけは控えて下さい」
「よしいいだろう、ところでザ・シードを世界中のサーバーにアップロードしたということは私もVRゲームを作れるということか?」
「もう!黎斗!話を聞いてればまた妙なこと考えてるでしょ!」
「とにかく約束の時間もうすぐなんコンバートして下さい!」
それからコンバートが終わったのは10分後の事だった。
黎斗さんの割に遅いと思っていたら、なんと幻夢VRを黎斗さん、ポッピー、ニコちゃんの分まで用意していた。
「さーて行こうぜ永夢!」
「はい!皆行きますよ!」
『リンクスタート!』
To Be Continued.
以上、ソードアート・オンライン一期編完結です!
続いてはGGO編へ…