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┃▷つづきからはじめる ┃
┃ さいしょからはじめる ┃
┃ せっていを かえる ┃
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┃しゅじんこう グリーン ┃
┃もっているバッジ 0 こ┃
┃ポケモンずかん 3ひき┃
┃プレイじかん 1:00┃
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マサラタウンを出発してすぐ、草むらからポッポが現れた。ゼニガメを出して戦闘を始める。
「ポォッ!」
『かぜおこし』を繰り出してくるポッポ。基本的に野生のポケモンは単調な攻撃しかしてこないのでゼニガメに出す指示も楽だ。
右に跳んで躱せゼニガメ。そのまま距離を詰めろ。
「ゼニッ!ゼニゼニィ!」
『たいあたり』だ。
「ガッメ!」
「ポウッ!?」
『きゅうしょ』に当たったのか、ポッポは『たいあたり』一撃で既に気絶に近い。自分は素早くバックからモンスターボールを取り出してポッポに向かって投げつけた。
ボールが当たり、開く。中から赤い光線が放たれポッポに触れる。ポッポは光線の一部にされたようにボールへ吸い込まれていき──1回、2回、3回揺れて、止まった。
ポォン!と高い電子音が流れる。これはポケモンを捕まえたという証だ。
早速図鑑で確認してみよう。
『ポッポ
ことりポケモン
たたかいを このまない おとなしい
せいかくだが へたに てを だすと
きょうれつに はんげきされるぞ。』
図鑑に説明文が記載された。なるほど、こうやって図鑑を埋めていくのか。
博士に頼まれた図鑑埋めをしつつ、自分は理想のパーティメンバーを集めることにした。
1番道路を通ってトキワシティに着いた。手持ちにはゼニガメとポッポに加えて新たに捕まえたコラッタがいる。しかもなんとこのコラッタ、既に『ひっさつまえば』を覚えていたのだ。
記憶を思い出してみれば、原作のグリーンの手持ちにも確か居たはずだし、コイツはパーティのエースになってくれそうだ。
これから一緒に頑張ろうな、コラッタ。
そう言うと、ボールの中にいるコラッタが頷いた。その眼には強い意志が宿っている気がした。
トキワシティのポケモンセンターでポケモンの体力を回復させ、道具を補充したらニビシティへ向かうために2番道路……ではなく22番道路を出た。
ここを超えるとチャンピオンロードへ辿り着く。チャンピオンロードに挑戦するためにはジムリーダーに勝つと貰える、バッジを8個集めなければならない。
1つも手に入れていない自分にはまだ縁のない話だ。しかし、いつかここに挑戦するために戻ってくることになるだろう。わざわざここに来たのは決意表明みたいなものだった。
もう満足したので帰ろうと踵を返すと、レッドがやってくるのが見えた。どうやらこちらには気づいていないようだ。
よう、レッド。
「ん?あー!グリーン!?何でここに?」
一々リアクションが大きやつだなと思いつつ説明する。話終わるとレッドは「へえ〜」と感心するように頷いた。
ああ、そうだ。この前のリベンジをさせて貰おうか。俺とバトルしろ。
「は?いやいや何でそうなるんだよ!」
『目と目が合ったらポケモンバトル』って言うだろ?さあ、バトルだ。
そう言うがレッドは首を縦には振らず、両手を突き出してブンブン振った。
「いやいやいや!やらないって!俺のポケモンまだ回復させてないし!」
レッドの肩に乗っているピカチュウを見る。少し泥に汚れており、何度か戦闘をしたのか小さな擦り傷や切り傷があった。
確かにこれではフェアじゃない。仕方なく、今回は勘弁してやるとだけ言ってニビシティへ向かうことにした。
道中、2番道路とトキワの森で図鑑を埋めるべくキャタピーやビードル、ニドラン♂、♀を捕まえた。
2番道路を北に進むとトキワの森へ出る。トキワの森では虫取りの少年達とミニスカートの少女とポケモンバトルをした。
主にむしタイプのポケモンを使ってくる者が多かったのでポッポが大活躍だった。かなり経験値を得たのではないだろうか。
トキワの森を抜けてついにニビシティへ着いた。手持ちを回復させたらジムへ向かおうと思う。
◇◇◇
「はい、元気になりましたよ。またのご利用をお待ちしています!」
ジョーイさんからモンスターボールを受け取ってポケモンセンターを後にする。そしてニビジムへ向かった。
ニビジムに入るとグラサンをした男が笑顔で話しかけてきた。ゲームでもいた、アドバイザーだったはずだ。
「おっーす未来のチャンピオン。俺はトレーナじゃないがアドバイスができる。ニビジムのジムリーダー、タケシはいわタイプのポケモンを扱うジムリーダーだ。みずタイプやくさタイプのポケモンで戦うのをオススメするぞ!」
アドバイスどーも。けど、必要ないぜそれ。
「お?やけに自信満々じゃないか!まあ頑張れよ少年!」
アドバイザーの応援に手をヒラヒラ振ることで答えてジムトレーナーに会いにいく。近づくとボーイスカウトの少年が自分に気づきボールを突き出した。
「まちなー!子供がなんのようだ!タケシさんに挑戦なんて10000光年はやいんだよ!」
ならお前が俺に勝つのは10万年早いな。つーか、光年は距離だ。
「うるさい!いけっ!ディグダ!」
「ドゥディディ!」
ボールが割れてディグダが出てきた。毎度思うがディグダの体は一体どうなっているのやら。と、そんなことはどうでもいいな。
出番だゼニガメ。
「ゼニィ!」
ゼニガメ、左右に振りながら『みずでっぽう』だ。
「ゼニッ!ゼニッ!」
「え!?ディグダ避けろ!!」
「ディ、ディッ!?」
左に向かって放った『みずでっぽう』を避けようと右に移動したディグダだったが、ゼニガメが首の向きを変えたことによりヒットした。
畳み掛けろ、『みずでっぽう』。
「ガー、メッ!」
「ディッ!?ディ……」
体力が少ないディグダが避けれる訳もなく、2度目の『みずでっぽう』を喰らったディグダは目を回して倒れた。
「戻れディグダ!くっそー!いけっサンド!」
「キシャー!」
ボーイスカウトはディグダを戻すとサンドを繰り出してきた。ゼニガメに視線を送る、ゼニガメは『まだまだやれる!』と言わんばかりに元気よく鳴いた。
「ゼッニ!」
「サンド!『ひっかく』!」
「シャルァ!」
甲羅に潜ってガードしろ。
「ガメッ!」
サンドの爪はゼニガメの甲羅に阻まれて高い音を鳴らす。『ひっかく』も『たいあたり』同様、序盤でよく使われる技だが『ひっかく』の方が『たいあたり』より動作が少なく、その分早く攻撃出来る。
「くそぅ!後ろに下がれサンド!」
逃すな、甲羅から出てしがみつけ。
「ガメ!」
「シャ!?」
そのまま『みずでっぽう』。
ゼニガメの口で水が収束されサンドの腹部に容赦なく放たれる。じめんタイプであるサンドにとってみずタイプの『みずでっぽう』は効果が抜群。それにこんな近い距離で喰らったのなら──
「ゼニー!」
「ジャアァ!?シャッ、ァ…」
「うわあ!サンドー!!」
吹き飛ばされたサンドは岩にぶつかって気絶した。ボーイスカウトの少年はサンドをボールに戻すと賞金として220円をくれた。
「お前なかなかやるな!タケシさんほどじゃないけどな」
そう言うと少年は道をあけてくれた。さて、いよいよジムリーダーのタケシに挑戦だ。気を緩めずに行こう。
タケシの元へ着くと彼は不敵に笑いながら話し始めた。
「お前が挑戦者か?」
ああ。
「今いくつバッジを持っている?」
ゼロ。だから記念すべき最初のバッジを貰いに来たぜ。
「なるほどな、だがバッジはそう簡単に渡せるものでは無い。欲しければ俺を倒して見せろ!」
そう言うとタケシは上着を脱いで上裸になり胸の前で腕をクロスさせる。……なぜ脱いだ?
困惑しているのだが関係なしにタケシは話を続ける。
「俺の固い【いし】はポケモンにも現れる!硬くて我慢強い!そう!使うのはいわタイプばっかりだ!」
ボールを拡大させたのを見て自分もボールを取り出す。
初めてのジム戦が始まった。
「ゆけ!イシツブテ!!」
「グーガァー!」
いけ、ゼニガメ。
「ゼニゼニィ!」
壁にかけられていた大型モニターにイシツブテとゼニガメの体力ゲージが表示される。審判らしき青年がモニターの下に立ち、旗を掲げた。
「これよりチャレンジャー対ジムリーダータケシの試合を初めます!それでは、バトル開始!」
「イシツブテ!『たいあたり』だ!」
「ガアー!」
イシツブテ、というかいわタイプの物理技をゼニガメの甲羅で受け止めるのは不安がある。ここは避けるのが無難だろう。
右に跳んで避けろゼニガメ。
「ゼッニ!」
「逃すなイシツブテ!ゼニガメの尻尾をつかめ!」
「グガッ!」
「ガメ!?」
『たいあたり』を躱そうとジャンプしたゼニガメの尻尾をイシツブテががっちりと掴んだ。そして勢いそのままにゼニガメを振り回して放り投げた。壁に叩きつけられそうになったゼニガメだったが、投げられた時に反射で甲羅に篭っていたのでダメージ自体は受けなかった。しかし衝撃は殺せなかったようで甲羅から頭を出したゼニガメはフラフラと前後に揺れている。
不味いな……一旦戻れゼニガメ。
「いいのか?ゼニガメを戻して」
ああ。いけ、ニドラン。
「ニドラン♂……なるほど、『にどげり』を覚えているポケモンを出てきたか」
流石はジムリーダー、とでも言うべきだろうか。ここら一体のポケモンは熟知しているのかニドラン♂を繰り出しただけで狙いを当ててきた。だが、別にバレて困るものでもないので適当に頷いておく。
さてバトルに戻るが、すばやさでは体重が重く鈍足なイシツブテよりニドラン♂の方が速い。それにタイプ不一致とは言えかくとうタイプの『にどげり』は2回攻撃をする技だ。いくら防御力が高いいわタイプと言えど低いレベルのイシツブテでは耐えることは出来ないだろう。
ニドラン、近づいて『すなかけ』で視界を奪え。
「アー!」
「そう簡単に喰らうか!イシツブテ、『まるくなる』で目を守れ!」
「ガァー!」
イシツブテが丸まったことにより目が隠される。『すなかけ』は失敗に終わった───が、『
ニドラン、『にどげり』だ。
「キュア!」
「ガッ、グガー!?」
モニターに移されているイシツブテの体力ゲージは『にどげり』の一撃目で黄色になり、二撃目で赤色まで削れた。『まるくなる』で防御力が上がってなければこれで決まっていただろう。『すなかけ』を防ぐだけではなく次に繋げるための起点として技を使ったタケシはやはり一流だ。
しかしグリーンは
そこだニドラン、『つのでつく』。
「ギュアッ!」
「ガッ!?グゥ〜……」
『まるくなる』を解いてこれから攻撃しようと顔を覗かせたイシツブテに『つのをつく』が炸裂する。こうかはいまひとつでも既に赤かったイシツブテの体力ゲージは無くなり、気絶した。
『つのでつく』は『たいあたり』や『にどげり』に比べて隙が少ない。だから技の途中に差し込むことが出来るのだ。
「ほう……イシツブテを倒すとは中々やるな。だがこいつはもっと強いぞ!」
タケシはイシツブテをボールに戻しつつもう一つのボールに手にかける。
「いけっ!イワーク!!」
「グルグゥ……」
イワーク……イシツブテと比べると素早さは劣るが、代わりに攻撃力、防御力ともに高い。ニドランの『にどげり』一発で倒せるかと聞かれると頷けない。だからと言って攻撃しないわけにもいかない。
ニドラン、『にどげり』だ。
「イワーク!『がまん』だ!」
「ギュア!ギュ!」
「グ、ググゥ…!」
『がまん』か…。
『がまん』は攻撃を二度耐えて喰らったダメージを倍返しにして相手に与える技だ。先程のニドランの『にどげり』で削れたダメージは3分の1程度。つまりあと1回『にどげり』をしても急所に当てない限りHPを削りきれないのだ。
かと言って1度攻撃してしまったので今更ゼニガメに変えるわけにもいかない。ここはセオリー通りニドランの『にどげり』で削れるだけ削っておくのが正しいだろう。
構うなニドラン、『にどげり』だ。
「キューア!」
HPのゲージがギリギリ赤にならないくらいまで削れた。やはり倒しきれなかったか。
「ここだイワーク!解き放て!!」
「グルグァ!!」
「ギュッ!?キュ〜……」
イワークが尻尾を振り回して攻撃する。ニドランはまともに攻撃を喰らってしまい満タンだったゲージは一瞬で無くなった。
戻れニドラン。いけ、ゼニガメ。
「ゼニッ!」
『みずでっぽう』でトドメをさせ。
「ゼー、ジュー!!」
「グルアァ!?」
「イワーク!」
小柄で素早いゼニガメの『みずでっぽう』を巨体で鈍足なイワークが避けれる訳もなく、体力を削り取った。
イワークが気絶したのを確認して、審判が旗をあげる。
「イワーク戦闘不能!よって勝者、チャレンジャー!!」
最後は呆気なく終わってしまった。ジムバッジゼロ個の自分の実力に合わせてくれたと考えれば妥当なところだが。
タケシはイワークをボールに戻しながらこちらに近づいてくる。
「キミのことを見くびっていたみたいだ」
そう言ってバッジケースを懐から出して中のバッジを取った。
「俺に勝った証として、グレーバッジを渡そう」
グリーンは グレーバッジを 手に入れた!
「ついでにこいつも渡しておこう。わざマシン『がまん』だ」
CDROMのようなものを渡された。どうやらこれがわざマシンのようだ、何気に見るのは初めてなのでマジマジと確認する。
そうしているといつの間にか服を着たタケシが話しかけてきた。
「この広い世の中に トレーナーは数多くいるんだろうな俺達ももっともっと強くなろうな!」
◇◇◇
タケシから熱い激励を貰った後、フレンドリーショップやポケモンセンターで装備を整えてニビシティを出発した。
旅はまだまだ始まったばかりだ。
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┃しゅじんこう グリーン ┃
┃もっているバッジ 1 こ┃
┃ポケモンずかん 15ひき ┃
┃プレイじかん 3:40 ┃
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┃ここまでの かつやくを ┃
┃ポケモンレポートに かきこみますか?┃
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┃▷はい ┃
┃ いいえ┃
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┃ グリーンは ┃
┃ レポートに しっかり かきのこした!┃
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