ライドヘイセイバーに活躍を!   作:無個性のソーイお茶書き

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短い上に繋ぎ回。
というかこうでもしないと自分の書きたい場面に辿り着ける気がしないのでちょくちょく時間を飛ばしていきます。


合体魔法!

カズマさん達とパーティを結成してから1、2週間ほど経ちました。

 

いやー驚きの連続ですよ。

 

キャベツが空を飛んで自分達から逃げ回ったり、時に攻撃してきたり、捕まえた分だけの報酬を受け取り小金持ちになったり。

 

カズマさんが盗賊スキル『スティール』でめぐみんさんのパンツを手にして思わず拝みそうになったり。

 

アンデットの王であるリッチーと遭遇したりと、本当にイベントが目白押しでしたよ。

 

……しかし最近は魔王幹部がこの街の廃城に移り住んだ影響で、弱いモンスターが隠れてしまいまともなクエストがない状態に陥っています。

 

これは来月まで続くそうな。

 

ダクネスさんは実家で筋トレを。

 

アクア様はお酒の飲み過ぎで文無しになってしまったためバイトに奔走を。

 

そしてお金に困っている訳ではない、カズマさんとめぐみんさんと自分は通称『爆裂散歩』に赴いていました。

 

狙いは、初日の爆裂魔法にて中途半端に残っていた、あの廃城です。

 

爆裂散歩が始まってから毎日狙っているのですが、周囲の瓦礫は吹き飛んでも、一つ残った塔だけが全く崩れず鎮座していました。

 

なので、

 

『ヘイ!ウィザード!デュアルタイムブレイク!』

 

「『エクスプロージョン』ッッッッ!」

 

"ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!"

 

「うおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

業を煮やした自分達は何がなんでも破壊してやろうと画策。そこで一つの案が思いつきました。

 

ライドヘイセイバーで仮面ライダーウィザードの『ビック』の魔法を選択して爆裂魔法を何十倍にも威力に跳ね上げる、という作戦です。

 

これならいけるかも、という結論に至った自分たちは早速実行に移りました。

 

……本編を視聴していないので魔法を大きくできるかは不安でしたがライドヘイセイバーでは出来てしまいました。すごいぞヘイセイバー!

 

「おおおおおお!すごい威力でしたね!」

 

「おいおい今まで全く崩れなかった塔が一瞬で消し飛んだぞ!」

 

「爆裂魔法を愛するもの達の共同作業!合体魔法!そしてこの威力!!…フフッ、フハハハ!ハーッハッハッハァ!素晴らしい!これは…いい!」

 

叫ぶ自分達。

 

特にめぐみんさんはまるで魔王になったかのような笑い方で身体の内から溢れ出す衝動を、どこまでも続く青空に発散していました。

 

その時は全員がアドレナリンの分泌を抑えられず、帰り道は興奮が治りませんでしたよ!

 

……まぁ。

 

「また街の近くで撃ちやがったなっ!こんの爆裂狂がぁ!保護者も何やってんだよ!何やってんだよ!!」

 

「「すみませんでしたッッッッ!!」」

 

爆裂魔法の轟音が、街の近くで撃ったのと同じ音量で聞こえていたようで、土下座して謝る事態が発生したんですけどねっ!

 

本当にすみませんでしたッッッッ!!

 

 

☆☆☆☆

 

そして、翌日。

どうやら更に謝らなくてはいけないかもしれないお相手がやってきたようです…。

 

「……俺は、つい先日、この近くの塔に越してきた魔王軍の幹部のものだが…」

 

緊急アナウンスによって集まった数多くの冒険者を前にしても全く怯まずに、凄まじい威圧感を放つ漆黒の鎧を着た騎士のモンスター……デュラハンが自分の首を前に差し出してくぐもった声で声を放ちました。

 

そしてプルプルと小刻みに首を震えさせ……!

 

「まままま、毎日毎日毎日毎日っっ!!おお、俺の塔に、毎日欠かさず爆裂魔法を打ち込んでゆき、剰え塔を消滅させた頭のおかしい大馬鹿は、誰だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

 

魔王幹部のデュラハンは、

それはもう、お怒りでした。

 

「いや、誰かやったかなんぞ最早どうでもいい!!何がどうであれ、あれだけの短い期間で爆裂魔法を劇的に進化させたウィザードがいる街など放っておけるか!絶対に!魔王幹部の誇りかけて!この街を!崩壊させてくれるわぁぁぁぁぁあ!!

 

………とんでもなく、お怒りでした!




うん、原作沿いだな!
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