お茶を濁してその場を立ち去った自分は、ブラブラとあてもなく街を歩き回っていました。
カズマさん達は明日、パーティメンバー募集の張り紙をして一日面接をするらしいので、もしokならそこに行くことにしましょう。
めぐみんさんとは明日の朝ギルドで集合予定なので相談もそこで済ませてしまうことに決定しました。
▽さぁて、ここからどう過ごしましょうか?
▼いい感じの飲食店で早めの晩御飯
ギルドで依頼を確認する
噴水広場に赴き幼女達を穏やかに見守る
☆☆☆☆
「穴場的なところを探してみますかね」
財布の中身を確認して、まぁ明日稼げればいいかと楽観的思考の下、おばちゃんが切り盛りしている中華っぽいお店やコロッケ屋さんを見て回ります。
コロッケ…美味しそうですけど今食べたら晩御飯が食べられなくなるので我慢です。
……ぐぅ〜
▽…が、我慢…です。
*そんなのお断りだ。
*いやだ、食べないもんか
▼気合いッ!入れてッ!我慢ッ!するんだッ!
「…さらばコロッケ、あなたのことは忘れません」
自分は足早に通り過ぎて行きました……くぅ…。
▽今なら引き返せる。
引き返す
▼それでも進む
▽後悔しませんね?
いいえ
▼はい
「…………お腹減った」
ちょっと後悔しました。
☆☆☆☆
「すまない、ちょっといいだろうか……?」
「はい?」
自分が空腹に苦しみ悶えながら歩いていると、金髪碧眼で頑丈そうな金属鎧を身に纏った女騎士の人に声をかけられました。しかもとびきりの美人さんです。
……しかし、礼儀としてやってはいけないとは頭では理解しているのですが、どうもお腹が減っているせいで、不機嫌なオーラを出してしまいます。
「んっ……あっ、いやすまない、やけにフラフラしていたのでな、心配で声をかけたのだ」
あっと、いけないいけない。
多分これ鋭い目付きになってますね。
目元をほぐして、二、三回パチクリと瞬きをして元の状態に戻します。
自分はそれ等を終わらせてから、女騎士さんに反応を返しました。
「これからどこかで食べようと思ってますのでご心配なく……」
しかしそれでも若干投げやりっぽくなってしまうのはもう許してもらうしかないですね。
「そ、そうか。お腹が空いていただけなのか……ところで、先程体がヌメヌメした女性を連れた男と話をしていなかったか?」
唐突な話題変換。
……あれ、何故それを…って、結構普通に話してましたし、目立ってましたからね。
これは仕方ないです。
「えぇ、まぁ…」
「立ち入ったことを聞いてしまい申し訳無いのだが…彼らとはパーティを組んでいるのか?」
「いいえ。あっ、ですが明日お試しでパーティを組むことになっていまして…」
「…!ぜ、ぜひ私もお試しパーティに!」
「えぇ…?」
「んんっ…!そ、その目付きもたまらん…!」
「ええぇ…?」
なんだこの人。
自分は困惑すると目付きが怖くなると親友のJに言われたことがあるのですが…この人は自分のこの目付きを見て興奮している様子…。
さてはあれです、どMですね?
自分の理解力はキショイと言われたことがあるレベルですから間違い無いですね!……いえ、別に傷ついた訳じゃないです…はい…できれば黄金の理解力とかの呼ばれ方が良かったです…はい…。
いやそれにしてもわっかりやすい反応ですけどね。
「明日、面接をするため一日ギルドにいるそうなのでその時にまた会いましょう。では自分はこれで」
「あぁ!また会おう!」
女騎士さんはウッキウキで歩き去ってしまいました。自分も彼女と反対方向に歩み出————
「……ありました…隠れ家のような飲食店」
————そうとした時、ふと路地裏を見てみると、そこにはひっそりと佇む、まさに知る人ぞ知る、といった感じのお店が建っていました。
「行きましょう。もうお腹ペコペコです。ペコりんちょ」
は?
失礼、頭がどうかしているようです、それほどにお腹減ったのです。
とにかく入りましょう…自分はドアを開け、店内の混み具合を確認…
「いらっしゃいませー!」
"バタンッ!"
ちょっと待て。
痴女がいた。
主人公は返信する機会があるなら…
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するべき
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しないべき
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そこは変身だろがボゲェ!変身しろぉ!
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そこは変身だろがホゲェ!変身するなぁ!