クロスロードを抜けた一行は、チェイテ城とも内装が違う部屋に辿り着いた。
「オルテナウス装備――各部異常なしです。シオンさんが言っていたように、クロスロードは安全設計のようですね。先輩」
「うん、それにしてもここが紅魔館――かなり立派なお屋敷だね。全体的に赤っぽいのが、ちょっと目に痛いけど」
「そうかしら? アタシはなかなかハイセンスだと思うけど。もちろん、チェイテ城には及ばないけどね!」
「ただ屋敷の規模に反して、窓は少ないように感じますね。それに日光が入りにくい構造になっているように見えます。やはり吸血鬼のお屋敷ならではの工夫でしょうか?」
「そうなのかな? ずっとこうだから、考えたこともなかったわ」
屋敷内は全体的に赤い装飾が目立ち、廊下に出てみると不自然に広いように見える。
まるで怪談話に出てくる、“終わりのない廊下”のようだと立香は感じた。
『……アー、テステス。通信は良好かな?』
「はい、ダ・ヴィンチちゃん。はっきりと聞こえています」
『うん、それは朗報だね。存在証明もバッチリだよ。ただ計器の反応からすると、クロスロードから離れすぎると通信精度が落ちそうなんだよね』
「ってことは、今回はあんまり支援を受けられない?」
立香自身、唐突なレイシフトで跳ばされた場合はカルデアと通信が繋がらないことも多い。
だからといってその状態で立香が問題なく任務がこなせるかと言われればそうでもなく、やはり支援の有無は行動や方針に大きな影響を与えるものだった。
『ふっふ~ん、天才を甘く見てもらっては困るよ。ちょっと時間は貰うけど、既に対策は準備中さ! ただその為にも、紅魔館との交渉はよろしく頼むよ』
「了解しました。フランドールさん、早速ですがお姉さんはどちらに?」
「昨日から見かけないし、多分宴会にでも行ってるんじゃないかな?」
「なるほど、これほど立派なお屋敷の当主ともなれば、社交界に参加することもあるんですね」
「そんな立派なもんじゃないよ。お姉さまはチンチクリンだし、単なる飲兵衛たちの乱痴気騒ぎなんだから……あら?」
フランドールが何かに感づいたように、テラスに出る。
立香たちも追いかけるようにテラスに向かい屋敷の庭を見渡すと、そこには屋敷に向かってくる3つの人影――ウチ一つは、日傘のようなモノをさしているのが見て取れる。
「噂をすれば――ってヤツね。お姉さまったら、吸血鬼のくせに影にでもなったつもりなのかしら?」
フランドールはそう言って、クスクスと笑った。
◇
「お姉さま!」
ロビーに入ってきた3人を、フランドールが先頭となって出迎えた。
「あらフラン。出迎えなんて珍しい……もとい殊勝な心掛けね」
階段から駆け降りるフランを見上げたその顔は、幼いながらも整った容貌。
その視線はまずフランドールを捉え、その瞳が僅かに見開かれた。
「あら? フラン、あなた……」
紅い双眸は次いで、カルデア一行に向かられる。
「招いてもいないお客様もいるようね」
「勝手にお邪魔して申し訳ありません。我々はカルデアという組織のもので――」
マシュが紡ぎかけた言葉を、レミリアは片手をあげて制する。
「こんなところで突っ立ったままというのも、紅魔の主としての沽券に関わるわ。咲夜、戻ったばかりで悪いけどお茶会の準備をお願い」
「かしこまりました、お嬢様。――お客様方、それでは少々失礼します」
レミリアから声をかけられたメイド服の女性は、そう言い残すと一瞬にして姿を消す。
「消えたっ!? ノーモーションでの空間転移?」
マシュが驚きの声をあげるが、空中に映し出されたスクリーンに映るホームズがそれを否定した。
『いや、画面越しの映像になるが、床に今しがた歩いていったと思われる形跡が一瞬にして現れた。計器から見て取れる君たちのバイタルからも、何らかの精神干渉を受けた様子はない。今映像をスロー再生してみたがそれでも一瞬で消えているし、おそらくだが、時間を止めたのではないかな?』
「へえ、なかなかの観察眼じゃないか、伊達男」
『お褒めに預かり光栄だよ。スカーレット嬢』
「ククク……単なる力押しの相手より、お前のような智慧の怪物の方が咲夜にとっては余程恐ろしいだろうさ。実際最初のエンカウントで終わらせなければ、次は逆に完封されそうだ」
『ハハハ……よしてくれないか。名探偵とはいえ所詮は人間上がりの一介の英霊。神の権能染みた力を有する相手への対策なんて、早々には思いつかないさ』
「ふふ……だったらそういうことにしておくとしようか」
一見和やかに笑い合う二人だが――笑顔が、怖い。
それが立香の純然たる感想だった。
ひとしきり笑いあった後、レミリアは改めて立香たちに告げる。
「さて、それでは改めて――ようこそ我が紅魔館へ。歓迎させてもらおう、異郷の希人たち」
◇
「なるほどなるほど……聖杯、サーヴァント、人理崩壊、特異点、異聞帯、空想樹――なかなかにそそる話ね」
場所を先ほどのテラスに移し、立香たちは自己紹介を終えレミリアに事情を説明していた。
「口調がさっきと違う……」
「お姉さま、その辺り結構コロコロ変わるから気にしなくていいわよ」
立香の呟きに、フランドールがケーキを頬張りながら答える。
彼女の言う通り、初対面ではカリスマAもかくやと言わん威圧感だったが、今ではカリスマCくらいまでは落ちている気がした。
「パチェ、魔女としてあなたの意見は?」
「どれも初耳ね」
同席したパチュリー・ノーレッジと名乗った女性が即座に答える。
「でも非常に興味深い話だったわ。実際彼女たちの“魔術”は、わたしの“魔法”とは違うもののようだし。でも彼らがここに来たのは、クロスロードとやらの問題なんでしょう? ねえ、恰幅の良いおじ様?」
パチュリーが画面越しに参加しているゴルドルフに目を向ける。
『体型のことは余計だが、その通りだ。我々カルデアは今や汎人類史として唯一組織だった活動が可能な組織であり、文字通り人類最後の砦。故にそちらと繋がっている現状は、危機管理上見過ごすことはできないのだよ、レディ』
パチュリーは見た目こそ少女であるが、先達の魔女であるためかゴルドルフ所長も一定の敬意を払っているように見える。
「――だそうよ、レミィ。あちらの魔術に興味はあるけど、こちらとしてもあまり異世界の問題を持ち込まれるのは困るわ。わたしとしては彼らに協力して、さっさとクロスロードを閉じてしまうのを推すけど――」
「ご本、大図書館にも負けないくらいいっぱいあったよ?」
「――と思ったけど、うん。事が事だけに、慎重と万全を期してことに当たるべきね。聖杯なんて莫大な魔力リソース、下手に扱えばまた紅魔館が爆発するかもしれないわ。――さて、わたしはその調べ物の為にも彼らの所にお邪魔してくるから、こっちのことはお願いね、レミィ? ああ、ミスター。エスコートをお願いできるかしら?」
「チョロイな我が友っ!? あなたそんなに積極的だったかしら!?」
立香の手を取る友人の豹変に、レミリアは思わず音を立てて立ち上がっていた。
同時に、カリスマもEくらいまで減少した。
「止めないでレミィ! この機を逃せば異世界の本を読む機会なんて、もう巡ってくるものじゃないでしょう!?」
「一旦落ち着きなさいって! せめて話が終わるまで!」
しぶしぶ引き下がるパチュリーに、レミリアははぁっと息を吐く。
「……見苦しいところを見せたわね。それであなた達の要求は、クロスロードを閉じるために、紅魔館の施設の一部利用と幻想郷の案内――それでいい?」
「はい、急な上勝手なことで申し訳ないのですが、是非とも協力していただければと――」
「かまわないわ。わたしたち紅魔館は、全面的にあなたたちに協力しましょう」
「無論、簡単に首を縦に振っていただけないのは承知していますが――ってえ?」
マシュはレミリアの回答に、キョトンとした表情になる。
そのやり取りを傍で見ていた立香も、同じ心境だった。
「今、協力していただけると?」
「ええ、そう言ったわ」
『むう、こちらとしてはありがたい話なのだが……こう、対価とかはどうなのだね? 組織同士のやり取りである以上、その辺りはきちんとした方がいいと私は思うのだが』
困惑気味のゴルドルフ所長。
難航すると思われた交渉だけに、ここまであっさりと話が進むのは逆に不気味であった。
しかしレミリアはそんなカルデア勢の心境をしってか知らずか、淡い笑みを浮かべる。
「妹が、随分と世話になったようだからね。そっちの吸血鬼擬きも、いろいろと話してくれたみたいじゃない? ――自分の傷口を広げてまで」
一同の視線が集まると、彼女は若干たじろぐように身を震わせた。
「う……まあね。その娘、ちょっとアタシに似ていたから。アタシの人生は間違え続けて、最後の最後まで誰もそれを指摘してくれなかった。だからって“アタシは悪くない”なんて言うつもりはないけど、アタシの間違いに唯一意味があったとすれば、それを誰かに伝えて、道を踏み外させないようにすることだけだから」
「エリちゃん……」
「それが立派だっていうのよ。結局わたしは、致命的なミスを恐れて現状維持に走ることしかできなかったんだし」
レミリアの瞳はエリザベートを捉えているようで、同時にどこか遠いところを見ているようでもあった。
しかしながらフランドールはそんな姉に頬を膨らませ……
「むうっ、またそんな意味深なことばっかり。また運命がどうこう言うつもり?」
「あなたの両眼に映っているものと、わたしの両眼に映っている光景は違うってだけよ。さて、吸血鬼にとってはともかく、あなたたち人間にとっては今から行動するにはもう遅いでしょう? 咲夜に食事と部屋を用意させているから、今晩はゆっくり休みなさいな」
◇
メイド長の食事に舌鼓をうち、明日以降の打ち合わせをした後立香たちは各々用意された部屋に向かった。
立香はベッドの上で横になりぼーっとしていると、コンコンという小気味よい音が、部屋に設けられた窓から響いた。
立ち上がって傍によると、そこには月を背にしたレミリアの姿が。
立香は窓を開け、彼女を招き入れる。
「夜分、お邪魔するわ。ウチには日光の関係上あんまり窓はないんだけど、こういうシチュエーションでは便利よね」
「こんばんわ。どうしたの?」
「フランに『久しぶりに一緒に寝ようか?』って言ったんだけど、エリザにとられちゃって。だから代わりにこっちにお邪魔したのよ」
レミリアは部屋に入り込むとベッドに跳び乗り、己の膝に両腕を回す。
「それに、改めてお礼も言っておきたかったしね」
「お礼?」
彼女はポンポンと自分の横を叩いて座るよう促し、立香は素直に従った。
「フランのことよ。あの子、いろいろと危ういところがあるから」
「……とは言っても、オレは大して話してもないしなぁ」
実際、立香がフランと言葉を交わしたのはそう多くはなかった。
怒涛の勢いだったが、そもそもまだ出会ってから半日も経っていないのだ。
そのことを率直に告げると、レミリアはクスリと笑う。
「謙虚なモノね。ウチによく来る泥棒なら、これでもかと恩に着せるところだけど。ねえ立香、あなたフランが戦うところを見た?」
「うん、一度だけだけど。すごかったよ」
「でしょう? 実際我が妹ながら、大したものだと思うわ。……でもね、アレはあの子にとっては、最弱状態なの」
何気ない一言に、虚を突かれた。
「…………え?」
「生まれ持った力を、本能的に振りかざしているだけ。言ってみればLv1ってところかしら? パチェから魔法を学んだ時期もあるけど、基本的には“強くなる”ためのものではなかったし」
「だから、閉じ込めていた?」
「ええ、そうよ。境遇次第では、あの子の破壊性は飛躍的に成長していく。フランの瞳が“概念”や“時間軸”まで捉えるようになったら、そしてそこに至ってもあの子がまだ自分の力に無自覚だったら――果たして、世界はどうなってしまうんでしょうね?」
自嘲するように、レミリアは笑った。
「姉として、何とかしなきゃとは思っていたんだけどね。結局見え隠れする可能性に躊躇して、二の足を踏むばかり。長命種ってこういうところがダメね。時間が幾らでもあるからって、ついつい後回しにしてしまう。でも――」
紅い双眸が、立香の瞳を捉えた。
「わずかな時間で、あの子は変わった。ほんともう、笑っちゃうくらいにあっけなく、躊躇していた自分がバカバカしくなるくらいに。――フランがカルデアにお邪魔した時間だって、吸血鬼の持つ永い永い生に比べれば、ほんの瞬きのようなもの。でもその一瞬と、あなたが紡ぎあげてきた縁の中で、あの子は多くを学んだ。自分と重ね合わせ、自らの傷を語ってくれたエリザ。近しい能力を持ち、自分の破壊性の危うさを気付かせた両儀式。似たような境遇のキングプロテアには、鏡に映った自分の姿を見たんでしょう。もっとも吸血鬼は、鏡になんか映らないけれど」
そう言ってクスクス笑うレミリアに、『やっぱり姉妹なんだなぁ』と立香は少し前のフランドールの姿を思い出した。
「フラン自身には到底自覚なんてないでしょうけど、最悪の未来からは大きく逸れることができた。だからこそのお礼よ」
「最悪の未来?」
「誰かの言い方を借りれば、“人類史に稀に現れるバッドエンドルート”ってところかしら?」
「それって――っ!?」
「ふふふ、最早どこかの“if”の話よ」
そう言って彼女は唇に人差し指を当て、シィっと笑った。
「さて、小難しい話はここでお終い! ここからは雑談タイムといきましょうか」
そしてそこからは、本当に取り留めのない会話だった。
――例えば、ペットの話。
「うちではチュパカブラを飼っているのよ。どう、珍しいでしょう?」
「おお……有名過ぎるUMA。実在したのか」
「ふふ、明日にでも見せてあげるわ。あなたは何かペットを飼っているのかしら?」
「ええと、スフィンクスを少々」
「!?」
――例えば、吸血鬼の話。
「えっ、ヴラドⅢ世がいるの!?」
「知ってるの?」
「え、ええ。まあ知っているというか、リスペクトしているというか……」
「会ってみる?」
「……ちょっと考えさせて」
――例えば、聖女の話。
「へえ、かの有名な聖女、ジャンヌ・ダルクもいるのね。どんなお堅い女なのかしら?」
「真面目で、厳しくて、でも優しい。戦いとなれば旗を振るってみんなを率いる、頼もしい人だよ」
「模範的な英雄像ねぇ……もっとトンデモエピソードはないの?」
「そうだなぁ……妹みたいなのが二人生えてきて、お姉ちゃん属性を拗らせたりとか」
「……妹って、野菜か何かだったかしら?」
「旗でワイバーンを洗脳したり」
「ちょっと待って、ねぇ。なんで聖女が洗脳なんてしてるの? 宗教の闇?」
「イルカを撃ちだすようにもなったなぁ」
「聖女って、一体……」
そんな取り留めのない話を続けながら、いつしか夜は更け――
いつの間にか二人は、ベッドで並んで寝ていましたとさ。
◇
――深夜、某所にて。
「少々出かけてくるわ。しばらく連絡がつかなくなると思うけど、留守は任せるわよ」
「承知しました、お気をつけて。……ところで、どちらまで?」
「ちょっと、星見にね」
「はあ、天体観察ですか?」
「ふふっ、そんなところよ」
まさかの寝オチ。でも泣き疲れてアビーと添い寝したぐだなら問題ない。多分、きっと、メイビー。
○レミリア・スカーレット
クラス:アサシン
・千変万化
少女ゆえの不安定さと爆発力を表したスキル。彼女はその日の体調とテンション、月の満ち欠けなどによって人格が安定しない。無垢な童女にも、冷徹な夜の支配者にもなる。がおー! とか言っちゃう。
ランダムで攻撃アップ(3ターン)&防御力アップ(3ターン)&クリティカル威力アップ(3ターン)+ガッツ付与(3ターン)
・吸血C
相手のNPを減少+自身のNPを獲得
純血の吸血鬼たる彼女は当然、生態的にも嗜好的にも吸血を嗜む……のだが、あんまり上手ではなく、よく血を零して胸元を赤く染める。
・カリちゅまA
味方全体の攻撃力アップ(3ターン)+自身に威厳ダウン状態を付与(3ターン・デメリット) 威厳ダウン状態は、弱体耐性ダウンとして処理される。
・運命のカリスマA
味方全体の攻撃力アップ(3ターン)+味方全体の確率で発動する効果の成功率アップ(3ターン)
強化クエストをこなすことで、カリちゅまAから強化可能。
無論強化した方が強いのだが、実際に強化するかはマスターに委ねられる。
彼女が有する“運命を操る程度の能力”の発露。彼女の言う“運命”が具体的に何を指しているのかははっきりとしないが、仮に彼女がこの能力を完全に御しえた場合、グランドキャスターとしての資格を有する可能性が存在する。だが彼女は敢えて、この力を成長させていない節がある。
・紅魔嬢(スカーレット・デビル)ランクC 対人宝具 レンジ1~99 最大補足1人
敵単体に超強力な攻撃+自身のHPを回復&自身のNPを獲得+フィールドが〔日が差す状態〕の時、自身に火傷状態を付与(デメリット)
吸血鬼としての本性を開放した上での強襲。白兵戦、弾幕からの捕食行為。なお、吸血鬼としての側面が強くなるため弱点も露わになる。
・紅魔の系譜(スカーレット・ヒストリー)ランクE~C 対館宝具(自身) レンジ1 最大補足1~???
彼女の本拠地である紅魔館を召喚する、固有結界とも似て非なる大魔術。
レミリア自身の能力が最大限にまで発揮され、状況次第では所謂“紅魔勢”の限定的な連鎖召喚も可能。本来ならば、だが。今回は何故か召喚した紅魔館が爆発し、敵を巻き添えにする攻撃宝具にマイナーチェンジしている。無論、レミリア自身も巻き添えを喰らう。紅魔館という存在に爆発という現象が付随しているため、彼女自身にも止めることは不可能。この爆発によるダメージで彼女が瀕死のダメージを受けることはないが、地味に精神的に堪えるらしく連続使用は推奨できない。
敵全体に防御無視の強力な攻撃+自身のHPを1000減少(デメリット)
○キングプロテア
渇望のアルターエゴ。無限に成長するという、シンプルかつ強大過ぎる力の持ち主。放っておけば宇宙規模の災害にまで成長する。その為生みの親であるBBから隔離・封印されていた。決して放置ゲーに登場してはいけないキャラ。彼女を召喚したマスターは、定期的にクエストに連れていってあげることを推奨。でないとゲームデータをむしゃむしゃされちゃうかも?
ちなみに、”相手の大きさに関係なく破壊できる”フランドールとは、能力的に相性が悪いと思われる。
○フランちゃんはレベル1
フランドール「わたしは今まで一度も、トレーニングというものをしたことがありません。ですがトレーニングを始めれば、数か月で戦闘力5レミリアまでは伸びるでしょう」
レミリア「っ!?」
鉄は熱いうちに打て、ネタは思いついたうちに書け、ということで連投。
でも次話は少し時間がかかるかも?