ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

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シスターズの出番がない!?
でも大丈夫!!これから出てきます!!


第2話~焼き鳥はお酒のつまみ!!~

―――駒王学園。

 

 

今日から俺こと神浄刃!!オカルト研究部の部室に行くことになりました!!

 

うん。めんどくさい、なんて言ってる暇ない。

そういえば今朝イッセーがすんごい顔で登校してきたな。

アレか?リアスに寸止めされたってか?

ワハハハハハハハハハハハ!!!!!

………寸止めってさ、キツイよな。

 

まぁ、イッセーだもんな。童貞だもんな。

 

さぁ~て、放課後まで頑張りますか!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――放課後。

 

 

「刃くん、イッセーくん。一緒してもいいかい?」

 

 

で、でたぁ!!ホモォだ!!

お願いだから掘らないでくれ!!

 

 

「どうしたんだい?早く行こうよ」

「あ、あぁ」

 

 

まぁ、イッセーがいるから俺は大丈夫だよな。

イッセーはイッセーでなんかすんごい顔してるけど……

 

 

「イケメンどもめ……」ボソボソ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――オカルト研究部の部室。

 

 

「……僕がここまで来て初めて気配に気づくなんて……」

「ん?俺は自分の教室で気づいてたぞ?」

「相変らず規格外だね、君は……」

「なんかかんじんのか?」

 

 

イッセーは本当に普通の人間と変わらないな。

俺がそんなことを思いながら扉を開けるとそこには、リアス、朱乃、そして……グレイフィア……。

 

機嫌が悪いリアス姫。いつも通りニコニゴハァァァァァ!!

 

 

「刃様!!お久しぶりです!!」

「あ、あぁ。久しぶりだなグレイフィア」

 

 

さぁ、なぜ俺がグレイフィアと知り合いかなのかって?そんなのサーゼクスを通してに決まってんだろ!!

 

 

「サーゼクスとじゃうまくやってんのか?」

「?。なぜそこでサーゼクス様の名前が出るのでしょうか?」

 

 

ありぃ?も、もしかしてさ……

 

 

「グレイフィアってさ、結婚してる?」

「いえ、してませんよ」

 

 

もしかしてだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

俺は勝手に勘違いしてたのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

あのときサーゼクスと一緒にグレイフィアがいるって確認したのに!!

しかも指輪渡してそれ受け取ってたよね!?

まさか……

 

 

「グレイフィア……もしかして姉か妹いる?」

「えぇ、姉がいます。ちなみに姉がサーゼクス様と結婚してます。私はその……や、刃様が///」ボソボソボソ

 

 

グレイフィアも眷属に誘うかな………

 

 

「まぁ、いいよ。なんでここにいるんだ?それなりの理由がないとこっち(人間界)にはこないだろう?」

「はい、実h「いいわグレイフィア。私から話すわ」…はい」

「実はね―――」

 

 

リアスが口をあいた瞬間だった。

部室に魔法陣が展開される。

来たか……この紋章は……知らんけど。

恐らく。

 

 

「―――フェニックス」

「やっぱりか」

 

 

括目せよ!!焼き鳥様のご登場だ!!

 

………やってて恥ずかしくなったわ。

 

 

「ふぅ、人間界は久しぶりだ」

 

 

キタ━( ゚∀゚ )っ ━( ゚∀゚ )っ━( ゚∀゚ )っ ━!!!!

 

焼き鳥ボンボン坊ちゃん参上!!

チャライね~。どこのヤーさんの組織から拾ってきたんだろう。

 

 

「愛しのリアス。愛に来たぜ」

 

 

オボロロロロロロロロロロオォォォォォォォォォォエエエェェェェェェ!!!!!

 

コイツァクセェ……な。香水の匂いがプンプンするぜ!!

 

 

「さて、リアス。さっそくだが、式の会場を見に行こう。日取りも決まってるいるんだ。早め早めがいい」

 

 

うむ。原作通りの展開だ。

 

 

「……放してちょうだい、ライザー」

 

 

低く迫力のある声だ。

……だがな、なのはの怒った声はこんなに生易しくなかった。本当に氷河期が来たのかと思った。

 

ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル!!!!!

 

チキン肌がたったぜ……

 

そんなことを考えているうちに、イッセーが焼き鳥につっかかった。

でも焼き鳥は、

 

 

「あ?誰、おまえ?」

 

 

まったく興味ないご様子で。さすが上級悪魔(笑)。差別が大好きですな。

これを皮切りにリアスと焼き鳥がキャンキャン会話を進める。

そして、最後にグレイフィアが一言。

 

 

「リアスお嬢様とご婚約されておられるのです」

「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッ!!!!!!!!」

 

 

うっせぇなぁ。

 

 

「いやー、リアスの”女王”が淹れてくれたお茶は美味しいものだな」

「痛み入りますわ」

 

 

いやいやな笑顔を顔に張りつけている朱乃。

はぁ、寝るか………

俺はめんどくさくなったからソファに座って寝始めた。

 

 

 

―――刃くん睡眠中です。物語に変化が起きるまで、しばらくお待ちください―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん~熱いなぁ~………なんだ?ケンカ売ってんのか?折角気持ちよかったのに……

 

あれ?

 

 

「グレイフィア、膝枕してくれてたの?」

「は、はい///」

 

 

クッ!!こんな幸せな時間を邪魔するなんてどこのクズ野郎だ!?

 

 

「俺はキミの下僕をぜんっぶ燃やし尽くしてでもキミを冥界に連れ帰るぞ」

 

 

熱い理由は焼き鳥か!!

ぶち殺してやろうかァ!!

 

 

「おい……」

「あぁん?なんでこんなところに人間がいるんだ?」

「お前さ……すこし黙っててくれない?ねぇ、死にたいの?ねぇ、ねぇ、ねぇ!!」

「グッ!!」

 

 

殺気をぶちまけながら不満げに言う。

まったく、この程度の殺気で動けなくなるなんて……上級悪魔が聞いてあきれるよ。

 

 

「刃様!!落ち着いてください!!あとで膝枕しますから!!お願いします!!」

「えぇ~………もういっそ俺のとこにこない?」

「いいんですか!?よろこんで!!」

 

 

グレイフィア……キャラ崩壊してるよ……

 

 

「ライザー様、あまり刃様を怒らせないでください。冥界が崩壊してしまいます」

「ぐぅ!!わかった……女悪魔の中で魔王級と称されるあなたにそんなことを言われたら俺もさすがに怖いよ……」

 

 

ふん、この腰抜けが。

まぁ、いいか。

 

この後、グレイフィアからレーティングゲームをしてもらう。

と言われて両者納得。

だがそこで、焼き鳥がリアスの眷属をバカにする。

そこにイッセー激怒。

予定通りミラにふっとばされた。

で、イッセーが吹っ飛ばされたあと俺はライザーに提案をした。

 

 

「なぁ、お前の眷属はたくさんいるけどリアスの眷属は四人しかいない。これじゃ結果が目に見えているから助っ人を入れてもいいだろ?」

 

 

まぁ妥当だろ?

 

 

「ハハハハハハ!!いいぜ、別に。ただし五人までだからな」

 

 

ご、五人もいいんですか!?

これもう勝ち決定ですやん!!

 

 

「リアス、このルールでいいか?」

「えぇ……ライザー、あなたを消しとばしてあげる!!」

 

 

ちなみに、レーティングゲームは十日後だそうです。

 

話が付いたあと、グレイフィアがものすごい速さで転移していった。

そうやら俺のとこにくる相談をしに行ったらしい。

まぁOKだろ。

 

さて、十日でどれだけ強くなれるか。

俺はあまり信用されてないみたいなんだけど……まぁ、なるようになるさ。

 


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