ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

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問題児の更新についてですが、もう少しお待ちください。
現在今後の展開について悩んでます。
休日には投稿できると思います。



第3話~依頼されまして~

―――山。

 

 

「ひーひー……」

「だらしないぞ~、男だろ?」

「う、うるさい!!こちとらまだ悪魔になりたてなんだ!!」

 

 

俺は現在進行でイッセーの背中に背負われているリュクの上に座っております。

さて、なぜこうなったのか。

 

焼き鳥との初エンカウントの後、家に帰った俺はリビングでリラックスしていた。

そこに、グレイフィア参上。

 

『私も今日からここでお世話になります!!よろしくお願いします!!ちなみにもグレモリーのメイドではなく、刃様専属です!!』

 

と言われた。

コレはもちろんOKを出した。でもその後に言われてしまった。

 

『でもその条件として、グレモリー家の方から条件を出されまして………』

 

そう、それが今現在の状況だ。

リアスの眷属を育てろ。

こういうことだ。

どのみちそうするつもりだったから問題はない。

 

 

「うおりゃぁぁぁぁぁぁ!!!」

「うおっ!?急にスピード上げんな!!」

 

 

そうこうしているうちに別荘に着いたみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――別荘。

 

 

この木造の別荘はグレモリー家の所有物らしい。

しかも魔力でステルス効かせてる。

 

リビングにいったん全員の荷物を置く。

女性陣は着替えに二階にいった。

 

俺はかまわずリビングで着替えた。

たいしてやることがなさそうだから下はサルエルで上はタンクトップ、色は両方とも黒だ。

 

ん?

 

 

「どうした?見てないで早く着替えろ」

「は、はい……」

「すげぇ………マンガみたいな体だ……」

 

 

イッセー、その感想はどうかと思うぞ?

そして木場!!お前は頬を染めるな!!

ガチホモか!?やめてくれよな……

 

 

「ホレホレさっさと着替えてこい」

 

 

はぁ………もうやだ。ホモやだ。ダメホモ絶対。

さて、修行を始めよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――外。

 

 

「じゃあ、改めて自己紹介するな。一人にはすっごく久しぶり、もう一人はクラスメイトだね~、そしてその他のみなさんこの間ぶり。イッセーと同じクラスの神浄刃です。今日から十日間俺がみんなを強くしちゃおうと思いまーす。では―――」

 

 

とりあえず、リアスの考えた修行のメニューを聞いた。

聞いたんだが………

 

 

「なにこれ?本気で勝ちたいの?」

「な!?なによ!!イッセーの強化を重点的において何が悪いのよ!!」

「悪いも何もさ、これじゃ焼き鳥を倒しきれないだろ……それにだ、このメニューだとイッセーは赤龍帝の籠手を使うことが前提になっている」

「それの何が悪いの?」

「おいおい……赤龍帝の籠手は所有者の力を倍増させていくんだぞ?そしたら所有者が強くないと十二分に力を発揮できないだろうが」

「そ、そうね……」

 

 

まったく……これだから最近の若者は…

そして

 

 

「なぜお前らの修行のメニューがこんなに少ない……」

「え?だ、だってイッセーにみんなが教えるから……」

「それは俺の役目だ……はぁ、仕方ない。一からメニューを組みなおす」

 

 

俺一人で影分身して教えてもいいんだけど……せっかく焼き鳥戦で俺の眷属を五人も出していいんだし……この際だから今紹介ついでに俺の眷属に修行付けといてもらうか。

 

 

「んじゃ、お前らの先生兼今回の助っ人を紹介する。ペスト、なじみ、御神、メル、ミツキ。おいで」

「「「「「は~い(わかったよ)♪」」」」」

「こ、子供?」

「言っておくが全員お前らより年上だからな」

「「「「「えええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!?」」」」」

 

 

まぁ驚くだろうな。みんな俺達と同じくらいの容姿だからな。

でもみんな一万年以上生きてるからな……

 

 

「さて、注目。不満はないよな?」

「オオアリよ!!みんな私たちと変わらない子たちじゃない!!この子たちに教わることなんてないわ!!」

 

 

あ~あ~あ~あ~あ~……

そんなこと言ったら……

 

 

「面白いこと言う小娘だね」

「な、なによ」

 

 

なじみがおこに……

 

 

「小娘がキャンキャンうるさいんだよ。黙って刃の指示に従いなよ。まったく……僕だって刃に頼まれなかったらこんな無駄なことはしたくないのに」

「む、無駄ですって」

「そうだよ。ちょっと刃に相手されt「そこまでにしておけ」…分かったよ」

 

 

まったく、めんどくさいことになった。

 

 

「リアス。言っておくけど、こいつらはみんな魔王なんて瞬殺できる実力があるかんな。あまり怒らせんなよ……うっかり地球吹き飛ばしました~とかなっちゃうカモだから」

「「「「「……………………」」」」」

 

 

黙っちゃった……そうだ。

試しに木場と誰か戦わせるか。

 

 

「木場。ちょっとこの中の一人と戦ってみ」

「え……?ち、ちなみに拒否権は?」

「ない」

「えぇ………じゃ、じゃそこの茶色い髪の子で」

「わたし?ってミサカはミサカは聞き返してみる♪」

「う、うん」

 

 

やっぱり……って言っていいのか?

予想通り御神を選んだ。

 

 

「じゃ、このコインが落ちたらスタートな。ほい」

 

 

キン!!

 

辺りに音が響く。

始まった。

 

 

「はぁぁぁぁ!!」

「びりびりびり~♪」

「あばばばばばばばば」

 

 

察してやってください。

木場が剣を持って突っ込んで御神に電撃でビリビリやられました。

 

 

「ま、まさか電撃を使うなんて……」

「まだ立てるんだ~ってミサカはミサカはもっともっ~~~と力を出してみたり♪」

「え?そ、それは……だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

「ばちばちばち~♪」

「あばばばばばばばばばばばばばばばばば」

 

 

この戦いは………もうネタだな……

 

 

「はいはいそこまで。どうだこれで強さが分かっただろう?」

「「「「「はい!!!」」」」」

 

 

みなさん敬礼しながらのご返事です。

ではでは、神浄刃のパーフェクト修行教室を~~~はっじめまーす。

 


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