ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

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第4話~修行、ツケテマス~

―――別荘。

 

 

さて、始まりました。

修行です。

実際俺がやることは最後の仕上げと……

 

 

「このくらいでいいか?」

「うん、これ以上やると悪魔はみんなペチャンコになっちゃうからね」

 

 

ハハハ。

 

と笑いながらなじみと談話する。

”重力を操る程度の能力”でこの別荘がある敷地全体の重力を十倍にしている。

このくらい余裕だろ?

だって………お前ら悪魔だろ。

人間が余裕で動いてんだ、悪魔……人外のあいつらがキツイはずがない。

 

では、ここからはみんなの修行を覗いてみよう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――木場とミツキ。

 

 

「アマアマです」

「くっ!!速すぎだよ!!それになんだい、その刀。すごく嫌な感じがするんだけど!!」

 

 

そりゃそうだ。

俺がミツキの為に創った刀だからな。名前は確か祢々切丸(ねねきりまる)。

元は妖怪をだけを斬り、斬りつけられた場所から妖力が抜け出す。こういう効果だけだったんだが……

これの能力だけだとこの世界では不便だ。

だって敵には人間もいる訳じゃん。

だから……

 

俺がさらに手を加えて人間や悪魔、天使、堕天使、魔獣、聖獣エトセトラエトセトラ………なんでも対応できるかなりの刀になっている。

ちなみに格生物別の効果は…

 

人間:斬りつけられた場所から生命力(体力&寿命)が抜け出す。

妖怪:斬りつけられた場所から妖力が抜け出す。

悪魔:斬りつけられた場所から魔力が抜け出す。聖剣と同じ効果もある。

天使:斬りつけられた場所から聖力が抜け出す。

堕天使:悪魔と同じ。

魔獣:悪魔と同じ。

聖獣:天使と同じ。

龍:斬りつけられた場所から龍のオーラが抜け出す。龍殺し(ドラゴンスレイヤー)と同じ効果もある。

神:斬りつけられた場所から神力が抜け出す。神殺し(ゴットスレイヤー)でもある。

 

 

こんな感じだ。

かなりのチート刀だ。

やっちまったぜ感が満載だ。

 

 

「うわあぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

「あ………」

 

 

おいおい!!

祢々切丸で斬っちゃダメだよ!!

 

俺は急いで木場に近づいた。そして……

 

 

「ほれ……これで大丈夫だ」

「うぅ………死ぬかと思った……」

 

 

フェニックスの涙”極”をかけた。

確かに死にかけたからな……

それにしても…

 

 

「ミツキ……斬っちゃダメだろう?チョットでも触れたら木場達には致命傷なんだぞ?」

「は、はい……すいません」

 

 

見るからにシュンとしてしまった。

コレはご褒美で釣るか。

 

 

「ほら、次からは木場に魔剣を創ってもらえ……それと、ちゃんと修行つけたら今夜好きなこと一つだけなんでもかなえてやる」

「!?えへ、えへへへへへへへへ。さぁ!!やりましょう木場さん!!」

「へ?ちょ、まっ、アーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

 

まぁ木場はもう放っておいてもいいだろう。

次だ次!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――朱乃と御神。

 

 

「もう!!しっかりして~ってミサカはミサカはぼやいてみたり」

「ご、ごめんなさい」

 

 

朱乃は御神に雷の制御……と言うよりも応用を教わっている。

 

『雷の磁力を操れるようにさせる!!ってミサカはミサカは意気込んでみたりっ♪』

 

とやる気満々だった。

 

 

「いいよいいよそのまま~ってミサカはミサカは応援してみたりっ♪」

「はぁ、はぁ………くっ」

 

 

すごいセンスだ。

今現在この時点で砂の中の砂鉄を地中から出す事ができている。

コレは十日後が楽しみだ。

 

はい、次いこー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――アーシアとペスト。

 

 

「ほらほら、速くしないと死んじゃうよ~☆」

「は、はいぃぃぃぃぃぃ!!」

 

 

ペストが俺の創った肉体を黒死病にして、それをアーシアが治す。

それの繰り返しでアーシアの神器の練度を上げさせているみたいだ。

 

なかなかかんg「あ、お兄ちゃん♡」…グハァ!!

 

ペストのダイビングヘッド。

鳩尾にクリーンヒット。

効果はバツグンだ!!

刃は役得だ!!

 

 

「ペスト、調子はどう?」

「うん、かなりいいよ☆」

「そうか……よしよし、その調子で頼むぞ?」

「にゃ~、うん~」///

 

 

これならアーシアもある程度まで成長しそうだな。

あ、あとは……

 

 

「コレがすぐできるようになったらさ、遠距離から回復できるように修行させて。魔力で弓を創って、回復のオーラを弓矢状にして飛ばすとか。色々試させて一番合ったのを見つけさせて」

「りょ~~~かい~~~」

 

 

さぁ~次いってみよ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――リアスとメル。

 

 

「なぜこの程度の戦術が砕けないのですか?この程度なら私が小学生の時でも砕けましたが?」

「クッ!!これでどう?」

「はぁ、こう返されるでしょうが」

「え!?ほ、本当だわ……」

 

 

こんな感じで戦術を学ばせてる。ちなみに今やっているのはチェスだ。魔法使いの。

駒が破壊されるエグイやつだ。リアルっぽくていいだろ?

コレを一時間やって、それが終わると次は過去の焼き鳥がやったレーティングゲームの映像を1.5倍速で見せる。そして気が付いた点について話し合う。

 

コレの繰り返し。

 

 

「調子はどうだ?」

「刃兄様……全然ダメですね。今まで何していたんだって聞きたくなるほどです。正直言ってこれで焼き鳥に勝とうとしていたんですから笑い者です」

「な!?そこまで言わなくてもいいでしょう!?」

「事実を言ったまでです」

「ははは、まぁなんだ。ガンバレ」

 

 

コレはあんまりかかわらないほうがいいな……

さて、次で最後だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――イッセーとなじみ。

 

 

「ほらほらほら、急がないと死んじゃうよ~」

「らあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

なじみがスキルを使ってイッセーを追いかけながら攻撃をしてイッセーがそれから全力で逃げている。

 

この修行は冥界でタンニーンとやるやつのなじみ版だな。

絶対タンニーンよりキツイな。

 

 

「あ、刃」

「オッス、どうだ?」

「まぁ暇つぶしかな?」

「ははは……」

 

 

この会話をしながらも全く手を緩めないなじみ。

まぁここも基礎は嫌でも身に着くだろうから大丈夫だろう。

 

よし、全部周ったし夜ご飯の支度でもするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――夜ご飯。

 

 

「なに……これ……」

「すごすぎる………」

「プライドが………」

 

 

今日の夜ご飯はコースにしてみました。

 

 

「めしあがれ~」

「「「「「いただきます!!」」」」」

「ぴゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

「うまい!!うますぎるぅぅぅぅぅぅぅぅ!?!?!?」

「この世の食べ物とは思えない………」

 

 

ははは、なんせこの世界にはない食材だからな。

 

 

 

 

―――――食事中です。しばらくお待ちください―――――

 

 

 

 

 

「さて、今日一日修行してみてどうだった?」

 

 

俺は単純な質問をしてみた。

 

 

「「「「「キツすぎ!!!!!」」」」」

 

 

え?

そうか?

こんなのアップにしかならんだろう。

まぁ人それぞれか。

 

 

「そうか……まぁあと九日ある。……途中で逃げだすなよ?」

「「「「「当たり前だ((よ))」」」」」

 

 

ははは、威勢はいいな。

九日後が楽しみだ。

 




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