ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

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第5話~焼き鳥、イタダキマス”初”~

―――焼き鳥戦当日。

 

 

「皆さん、準備はお済になられましたか?開始十分前です」

 

 

グレイフィアが確認しに来た。

それを聞いた俺達はみんなが立ち上がった。

 

グレイフィアは説明を始める。

 

 

「開始時間になりましたら、ここの魔法陣から戦闘フィールドへ転送されます。場所は異空間に作られた戦闘用の世界。そこではどんなに派手なことをしても構いません。でも刃様は全力を出してはいけませんよ?同じく眷属のみなさまもです。お願いしますよ?」

「あぁ、それは分っている」

 

 

そしてグレイフィアが話を再開させる。

 

 

「今回の”レーティングゲーム”は両家の皆様も他の場所から中継でフィールドでの戦闘をご覧になります」

 

 

やっぱり見てるよな。

 

 

「さらに魔王ルシファー様も今回の一件を拝見されております。それをお忘れなきように」

 

 

サーゼクスがみてても関係ないよねっ!!

 

隣ではイッセーとリアスがサーゼクスについて話をしている。

 

そして時間が来て、魔法陣に乗って俺達はゲームのフィールドに転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――ゲーム会場。

 

 

転移した後俺達は、グレイフィアから詳しくルールの説明をされた。

 

そのあと、朱乃から通信機器が配られた。

俺はこれに少しだけ疑問を抱いた。

 

 

「なぁ、悪魔ってさ、念話できないの?」

「できないわよっ」

 

 

できないんだ……

人間のなのはができるのに……プププ。

 

『開始のお時間となりました。なお、このゲームの制限時間は人間界の夜明けまで。それでは、ゲームスタートです』

 

ゲームの開始が宣言されたか……

 

一応言っとかないとな。

 

 

「リアス、三十分だ。三十分でケリが付かなかったら俺達がでる。いいな?」

「!?、えぇ……いいわよ!!さぁ私の下僕たち!!力を見せつけなさい!!」

「「「はい!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――拠点。

 

 

「どうなるのかな?お兄ちゃん」

「ん~?まぁ勝てないな」

「えぇ~……やっぱりか~」

「やっぱりね」

 

 

みんな同じ事を考えていたらしい。そりゃそうだろ。たった十日ちょっとばかしか修行というなのウォーミングアップしても焼き鳥には勝てない。不死を殺しきれない。

 

三十分立つまで俺は……

 

 

「うりうりうり~~」

「うにゅ~」ゴロゴロ

 

 

ペストたんを全力で愛でる!!

久しぶりすぎて俺の理性のリミッターが全部外れかけている!!

はっきり言ってペストを愛でるほうがレーティングゲームよりも重要だ。

 

かわいいは……正義だ!!

 

ふぅ。

 

落ち着け。

とりあえず……

 

 

「今どう?」

 

 

なじみに聞いてみた。

 

 

「ん~、なかなか善戦しているようだよ。でも女王がなんか臭いな。あ、やきとりの方ね」

 

 

確かフェニックスの涙を隠し持ってたゲス野郎だっけ?

 

まぁどうでもいいや。

こちとら二次小説の読み過ぎで寝不足なんだ。少し寝よう。

 

 

「ミツキ、シッポ貸して。あと、三十分たったら起こして」

「はい、わかりました刃兄様」

 

 

ではこのすんごく気持ちのいいシッポに埋もれて~、おやすみ!!

 

 

 

 

 

―――――時間がたつまで少々お待ちください―――――

 

 

 

 

 

 

「―――様、刃兄様!!起きてください!!三十分たちましたよ」

「ん~?終わった?」

「いえ、まだ焼き鳥の元にすらたどり着いておりません」

「そうか……」

 

 

わりぃけどこっから先は俺のターンってな。

 

 

「聞けお前ら」

『『『『『はい!!』』』』』

 

 

俺は連絡危機を通してリアスたちに話かける。

 

 

「もう三十分たった、俺達が出るから拠点に戻れ。巻き込まれても知らないからな」

 

 

さて、焼き鳥。

地獄見せてやるよ……

 




短いですね~……すいません。

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