―――木陰。
「うふふ、一度刃くんを膝枕したかったんです」
「そうか……まぁうれしいよ」
「あらあら」
リアスが部活対抗戦の種目を俺らに行った後、リアスはソーナとテニスの試合をやりにいった。
イッセーはその応援に行った。
俺は朱乃がまた膝枕してくれるらしいからまた膝枕してもらっていた。
「………今までどこにいたんですか?ずっと……ずっと探していたんですよ?母様も一緒に……」
「……すまん(い、言えねぇ……実家でゆっくりしてたなんて)」
しんみりしたのは苦手だ。
「でもいいです……またこうして会えたんだから」
「朱乃……」
目じりに涙をすこーしだけ見せて笑った。
かわいいな……美しい。この表現の方がいいかな?
まぁ、レティシアには勝てないけど。
レティシアは俺の嫁!!
※マジでそうです。詳しくは問題児をご覧ください。
あ、イッセーだ。
もう終わったのか……
せっかくの時間が…
「うふふ、また今度ですね」
またやってくれるのか。ラッキーだな。
「気合入れなさい、あなたたち」
リアスも帰ってきたのか………え?
「随分とお楽しみだったのね……刃」ボソボソ
え?
え?
「オッス!!アーシアのブルマでやる気がみなぎりました!!やる以上負けないッス!!」
どうやら俺以外には聞こえていないようだ。
イッセーがヒャッハーしてるからな。
「イッセーさん、例のの配ったらどうですか?」
アーシアが言う。
イッセーがアーシアに言われた通り、イッセーが俺たちになにかを配り始めた。
これは……
「皆!!コレを巻いてチーム一丸になろうぜ!!」
「ハチマキか……」
このハチマキには”オカルト研究部”と刺繍されていた。
なかなかだな。うん。
「あら、準備がいいのね」
最初の感想がそれですか……
まぁリアスらしいっちゃリアスらしいわな。
その他の面々も感想を言っていく。
『オカルト研究部のみなさんはグラウンドへお集まりください』
呼ばれちまった………
まぁ、足引っ張んない程度に頑張りますか。
―――オカルト研究部、部室。
ザーッと、外は雨模様だ。
大会が終わったあとだから俺は何もしなくて済んだ。
パン!!
雨の音に混じって乾いた……頬を叩かれた音が響いた。
リアスが木場の頬を叩いたのだ。
「どう?少しは目が覚めたかしたら?」
リアスがプンプンしながら言う。
カム着火ファイヤーだ。
競技はオカルト研究部の優勝で終わった。
みんなが頑張っていたけど一人だけ上の空だった奴がいた。
木場だ。
ずーーーっとボケーっとしてた。途中でリアスが叱っていたが、それもどうでもいい。そんな感じで聞き流しているように見えた。
頬を叩かれても、木場は表情を変えない。と言うよりも無表情だ。
突然木場がいつものニコニコ顔になる。
怖ッ!!切り替えしすぎだろ。
「もういいですか?球技大会も終わりました。球技の練習もしなくていいでしょうし、夜の士官も休ませてもらっていいですよね?少し疲れましたので普段の部活は休ませてください。昼間は申し訳ありませんでした。どうにも調子が悪かったみたいです」
「木場、最近マジで変だぞ?」
「キミには関係ないよ」
イッセーの問いにも作った笑顔で冷たく帰す。
「俺だって心配しちまうよ」
イッセーの言葉に木場は苦笑する。
「心配?誰をだい?基本利己的なのが悪魔の生き方だt「もういいからさっさと行け」……そうだね……」
木場の声を遮って俺は促す。
そして、木場は帰り際に言う。
「僕はね、ここのところ基本なことを思い出したよ」
「基本的なこと?」
木場の言葉にイッセーが問う。
「あぁ、そうさ僕が戦っている理由だよ」
「部長のためじゃないのか?」
違う、違うぜイッセー。こいつはそんな玉じゃない。
目を見ろ。コイツの目は暗い。真っ黒だ。なじみが死んだときの俺にそっくりだ。
「違うよ。僕は復讐のために生きている。聖剣エクスカリバー―――。それを破壊するのが僕の戦う意味だ」
木場がそれだけを言って部屋を出ようと俺の横を通る。
すれ違いざまに俺は言う。
「復讐ねぇ………お前、大切なモノを失うぞ?仲間の魂、意志。すべてをな……」
「……キミになにがわk!?」
「……………」
「……じゃあね」
木場が俺の目を見て言葉を途中で止める。
今の俺の目は復讐の眼。
写輪眼だったからだ。
さて、木場くん。
これからどうするんだろ。
聖魔剣創れるようになれるかな?
まぁ、頑張れ。そうとしかいいようがない。
そんでコカビエルどうしよ……
面割れてっからな……
もういっそ……
ヤメヤメ!!
俺は考えるのをやめて、家に転移した。
次回、教会組、襲来。