ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

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四巻入ります。


第4章 停止教室のヴァンパイア
第1話~授業参観?あぁ・・・そんなのあったな~


―――オカルト研究部、部室。

 

 

「冗談じゃないわ!!」

 

 

リアスは激おこだった。

 

 

 

「確かに悪魔、天使、堕天使の三すくみのトップ会談がこの町で執り行われるとわいえ、突然堕天使の総督が私の縄張りに侵入し、生業妨害していたなんて……!!」

 

 

リアスはぷるぷると全身で怒りを表していた。

まだまだ、全然かわいいもんだ。やはりなのはには遠く及ばない。

この間この町で起きた事件が悪魔、天使、堕天使の三すくみの関係に影響を及ぼしたらしい。

その結果、一度トップ同士が集まってこれからの三すくみの関係について話し合うことになったらしい。

 

ちなみに俺にもその会議に創造神として出てくれと言われてしまった。

これは覚悟をしていたことだから仕方がない。

 

で、そんななかアザゼルがイッセーに接触したんだと。

なにやってんだあのおっさん……

会談まで我慢すればよかったのに。そうすればこんなことにならなかったのに……

 

しかっしまぁ………リアスの眷属はイベントが豊富だねぇ。

 

 

「しかも私のかわいいイッセーにまで手を出そうなんて、万死に値するわ!!アザゼルは神器に強い興味を持つと聞くわ。きっと、私のイッセーがブーステッド・ギアを持っているから接触してきたのね……・だいじょうぶよ、イッセー。私がイッセーを絶対に守ってあげるわ」

 

 

リアスはイッセーの頭をナデナデしながら言う。

本当にリアスは眷属悪魔を大切にするタイプだな。

独占欲が強い。って表現もできるな。

 

 

「……やっぱ、俺の神器をアザゼルは狙っているのかな。堕天使の総督なんだろう?」

「んー……アザゼルのとこには白龍皇がいるからな……それに『黒刃の狗神(ケイネス・リュカオン)』の所有者もいたはずだ。多分イッセーに関しては、所有者がどんなもんか見に来ただけ。ってとこじゃないか?」

「そ、そうか……」

 

 

イッセーは少し安心したようだ。

でもアザゼルは根はいいやつだからな。

そんなに警戒しなくても大丈夫だろ。

 

 

「でも、アザゼルは神器に造詣が深いと聞くね。そして、有能な神器所有者を集めていると聞く。でもだいじょうぶだよ………僕がイッセーくんを守るからね」

 

 

オロロロロロロロロロロロロロロロ………

 

これはガチホモ決定か?木場。

まぁ木場はイッセーに夢中だからこっちにはこなさそうだな。いや来るな。

 

ほら……イッセーもものすごく困った顔しているじゃないか。

 

 

「しかし、どうしたものかしら……。あちらの動きがわからない以上、こちらも動きづらいわ。相手は堕天使の総督。ヘタにせっすることもできないわね」

 

 

そんなに深く考えなくてもいいと思うぞ。

アザゼルは驚くほど軽いやつだからな。でも、やるときはやるやつだ。

 

 

「アザゼルは昔から、ああいう男だよ、リアス」

 

 

お?

この声はサーゼクスだな?

今回の件の説明に来たのか?

 

 

「お、お、お、お兄さま!?」

 

 

驚いているようだ。

そりゃそうだ。リアスの兄は四大魔王の一角だからな。

ホイホイ人間界に来れる訳がない。

 

 

「久しぶりだね、刃くん」

「あぁ、久しぶり」

 

 

目があったから軽くあいさつをする。

 

 

「リアス、前日のコカビエルのようなことはしないよ、アザゼルは。今回みたいな悪戯はするだろうけどね。しかしm総督殿は予定よりも早い来日だな」

 

 

あれ?今頃だけどさ、サーゼクスの後ろにいる銀髪のメイドは誰だ?

多分、おおよそ、サーゼクスの妻だろうけど……

後で酒でも飲みながら聞くか。

 

 

「くつろいでくれたまえ。今日はプライベートで来ている」

 

 

かしこまっていたリアスたちにサーゼクスが言う。

俺?俺はいつも通りソファーで足組んでたけど?

 

 

「やぁ、我が妹よ。しかし、この部屋は殺風景だ。年頃の娘たちが集まるにしても魔法陣だらけというのはどうだろうか」

 

 

確かに。

それは俺もそう思っていた。

この部屋不気味すぎだ。もう少しどうにかならないのか。

 

 

「お兄さま、ど、どうして、ここへ?」

 

 

リアスが怪訝そうに聞く。

でもまさか思わないだろうな。サーゼクスがさ……

 

 

「何を言っているんだ。授業参観が誓いのだろう?私も参加しようと思っていてね。ぜひとも妹が勉学に励む姿を間近で見たいものだ」

 

 

授業参観のために来ただなんて。

てか、白音の授業参観どうしよ……黒歌は絶対行くって言うだろうし……でもあいつだけだと心配だ。

そうだ!!

影分身というものがあるじゃないか!!

ここで使わないでいつ使うんだ!!

 

てなことを考えているうちにリアスとサーゼクスは、話を進めていく。

 

 

「そ、そうではありません!!お兄さまは魔王なのですよ?しごとをほっぽりだしてくるなんて!!魔王がいち悪魔を特別視されてはいけませんわ!!」

「いやいや、これは仕事でもあるんだよ、リアス。実は三すくみの階段をこの学園で執り行おうと思っていてね。会場の下見に来たんだよ」

 

 

やっぱりここで会談をするのか。

リアスたちはものすごく驚いているようだ。

 

 

「あー……サーゼクス?俺ちょっと家に帰るわ。授業参観のことをさ、家族に説明すんの忘れてたからさ」

「ハハハ、わかったよ。じゃあ、また授業参観の日にだね」

「あぁ、また」

 

 

俺はサーゼクスにそう言い残し、俺の家に転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――俺の家。

 

 

「というわけんだが……来るか?」

「行きます!!」「いくにゃ!!」

 

 

家に帰った俺は黒歌に授業参観のことを話していた。

だがそれをお茶を持ってきたグレイフィアに聞かれてしまった。

そこからグレイフィアを交え授業参観について詳しく話したところ、こうなった。

 

 

「まぁ、いいけどさ」

 

 

とりあえず、二人とも授業参観に来る事で話がまとまった。

 

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