ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

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第2話~プール?ついでだから連れて行くかな?~

―――駒王学園、プール。

 

 

今日はリアスに「プールが使えるから刃も来なさい!!」って言われたので、駒王学園のプールに来ています。

ちなみに、このことを家に出る前にグレイフィア、黒歌、白音に聞かれてしまったのだ。

なので、三人も一緒に来ている。

 

俺、イッセー、木場の男組は着替えが終わり、プールサイドでスタンバイしている。

 

 

「お待たせしました」「またせたにゃ~♪」「……遅くなりました」

 

 

ブシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!

 

イ、イッセー!!

 

 

「俺、もう……死んでも悔いないよ……」

 

 

イッセーが鼻からものすごい量の鼻血を出している。

俺?俺は裸も見ているからな、どうにか耐えた。理性が。

 

ここで、三人の水着の説明を軽くしよう。

 

グレイフィアは、蒼いビキニだ。しかもかなりキワドイ。布の面積は握りこぶしよりも二回りも小さい。下も同様だ。

 

黒歌は、黒いスリングショットだ。こちらもキワドイ。水着の幅は3~5cmあるかないかだ。

 

白音は、白いワンピースだ。萌ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!

 

こんな感じだ。

あ、他の女子たちは原作と同じ水着だったよ。

 

 

「う~にゃ~!!」

 

 

黒歌が抱き着いてきた。

 

ムニュン!!

 

背中に男の夢と希望の塊が当たる。

おっふ……

 

しっとり……かつ滑らか……吸い付いていくようで……ハッ!?イカンイカン!!

まだ昼だ。こういうのは夜になってからじゃないと。

 

こんな感じでいいことばっかりなプールとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――校門。

 

 

「俺はヴァーリ。白龍皇―――『白い龍』だ」

 

 

帰る準備が終わり、俺、グレイフィア、黒歌、白音で帰ろうと校門まできたらこれだ。

イッセーとヴァーリが話をしていた。

面倒くせ。

 

 

「ここで会うのは二度目か、『赤い龍』―――赤龍帝。兵藤一誠……そして『創造神』ジン……いや、今は神浄刃か」

 

 

なんでこいつは俺の名前を知ってんだ?

アザゼルか?あの野郎……

 

 

「そうだな。たとえば、俺がここで兵藤一誠に魔術的なものをかけたり―――」

 

 

そっから先は言わせなかった。

俺が魔力で創った刀をヴァーリの首にあてたからだ。

でも、俺だけじゃない。木場もだ。

 

 

「面倒を起こすな……機嫌が悪くなって世界を創り直すぞ」

「ハハハ、今はなにもしないよ。それは置いておいてだ。兵藤一誠、キミはこの世界で自分が何番目に強いと思う?」

 

 

うーん……俺はもちろん一番目だ。

二番目に紅、三番目がオーフィスだな。

 

 

「この世界は強い者が多い。『紅髪の魔王(クリムゾン・サタン)』と呼ばれるサーゼクス・ルシファーでさえ、トップ10内に入らない」

 

 

そこまで多くないと思うんだが……『箱庭』には『魔王』もたくさんいたし、四桁からは別格だった。

サーゼクスは多分今のままだと………良くて三桁だろう。

『滅びの化身』になってやっと二桁の上から一桁の下だろうな。

 

この世界でなら『滅びの化身』になったサーゼクスなら、トップ5には入るんじゃないか?

 

 

「だが、一位は決まっている。―――不動の存在が」

「?誰にことだ。自分が一番とでもいうのかよ?」

「バータレ。俺に決まってんだろ」

「刃!?お前がこの世界で一番強いのか!?」

「俺はグレートレッドのほうが強いと思ったんだがな……」

 

 

ヴァーリ……何を言っているんだねキミは。

 

 

「義妹に劣る兄が居てたまるか」

「義妹?まさか、グレートレッドが自分の妹とでもいうのか?」

「そうだけど?もうかれこれ一万年以上の付き合いだな」

「!?……今は深く聞かないでおこう…ではな」

 

 

ヴァーリは転移していった。

しっかしめんどくさくなりそうだな。

まぁ、今はまだいいか。

それより……

 

 

「帰ろうか」

「はい」「にゃ」「……はい」

 

 

俺たちはゆっくりゆっくり歩いて家に帰った。

 


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