ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

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第5話~会談?あーダルぃ~

―――オカルト研究部、部室。トップ会談。

 

 

コンコン

 

 

「失礼します」

 

 

扉からノックした音が聞こえた。

その少し後から、リアスの声が聞こえた。

 

リアスが扉を開けたようだ。

 

すさまじく緊張しているな。

まぁこんなVIPにそろって会うことなんて普通はないからな。

 

そういえばみんな服装がしっかりしているな。

アザゼルなんていつも浴衣のクセに装飾をジャラジャラつけた趣味の悪いローブに変わってやがる。どっから引っ張り出してきたんだ?

 

まぁ、他の奴らはみんないつもより少しだけ派手になったぐらいかな。

だから違和感がない。

 

 

「私の妹と、その眷属だ」

 

 

サーゼクスが他の陣営の奴らに説明した。それにたいしてリアスは会釈を返す。

 

 

「先日のコカビエルの襲撃で彼女たちが活躍してくれた」

「報告は受けています。改めてお礼申し上げます」

 

 

ミカエルがリアスに礼を言う。

 

 

「悪かったな、俺のところのコカビエルが迷惑をかけた」

「ホントにそう思ってんか?」

「うっせ」

 

 

ぜんぜん悪びれた様子がねぇ……

 

 

「そこの席に座りなさい」

 

 

サーゼクスがリアスたちに指示をする。

そこにはすでにソーナが座っている。

 

 

「全員そろったところで、会談の前提条件をひとつ。ここにいる者たちは、最重要禁則事項である『神の不在』を認知している」

 

 

当たり前だ。そうでなきゃこんなとこに来れるか。

 

 

「では、それを認知しているとして、話を進める」

 

 

そのまま会談は順調に進んでいった。

ミカエル、サーゼクス、アザゼルがそれぞれ意見を言い、それに賛成する。

俺?ただ聞いてるだけ。だって俺に振られないしさ、俺が口出ししたらメンドくさそうじゃん?

 

そして、話はこの前の事件……コカビエルの話になった。

リアスが事件について話を始める。

ため息を吐く者、顔をしかめる者、笑う者……って誰だ!!笑ってるバカは!!

もちろんアザゼルです。

 

リアスがすべて話終わると、アザゼルはコカビエルの罰についてを話し始めた。

どうやら俺が殺したからそれでよし。らしい。

適当だな。うん。

 

 

「説明としては最低の部類ですが……あなた個人が我々と大きな事を起こしたくないという話は知っています。それに関しては本当なのでしょう?」

「あぁ、俺は戦争に興味なんてない。コカビエルも俺のことをこきおろしていたと、そちらの報告でもあったじゃないか」

 

 

確かにあのときコカビエルはアザゼルのことをボロクソ言ってたな。

戦争に消極的で、神器にしか興味のない者だって。

 

 

「アザゼル、ひとつ聞きたいのだが、どうしてここ数十年神器の所有者をかき集めている?最初は人間たちを集めて戦力増強を図っているのかと思っていた。天界か我々に戦争をけしかけるのではないかとも予想していたのだが……」

「そう、いつまで経ってもあなたは戦争をけしかけてこなかった。『白い龍』を手に入れたと聞いたときには、強い警戒心を抱いたものです」

 

 

サーゼクスに続き、ミカエルも同じような発言をする。

アザゼルは苦笑いしてる。

 

 

「神器研究のためさ。なんなら、一部研究資料もお前たちに送ろうか?って研究していたとしても、それで戦争なんざしかけねぇよ。戦に今更興味なんでないからな。俺は今の世界に十分満足している。部下に『人間界の政治まで手を出すな』と強く言い渡しているぐらいだぜ?宗教にも介入するつもりはねぇし、悪魔の業界にも影響を及ぼせるつもりはねぇ。……ったく、俺の信用は三すくみのなかでも最低かよ」

「それはそうだ」「そうですね」「その通りね☆」「なに当たり前なこと言ってんだ?」

 

 

俺を含めた全員が同じ返答だ。

マジで信用ねぇんだな……ドンマイ。

 

 

「チッ。神や先代のルシファーよりもマシかと思ったが、、おまえらもおまえらで面倒くさい奴らだ。こそこそ研究するのもこれ以上性に合わねぇか。あー、わかったよ……なら、和平を結ぼうぜ。もともとそのつもりもあったんだろう?天使も悪魔もよ?」

 

 

最初っからそういえばいいんだよ。

回りくどいぞ。

 

結果を言うと和平は結ばれた。三大勢力同士と俺で。

このときやっと俺の出番ができた。

 

そのあと、それぞれのトップがごちゃごちゃしゃべっていた。

そこでその話も片付くと、イッセーに話の矛先が向かった。

イッセーはミカエルに聞いた。

 

『なぜアーシアを追放したんだ』と。

 

ミカエルは『システム』影響が及ばないようにだ。と答えた。

そのあとはまぁ……イッセーがしつこくて面倒くさかったくらいかな?

 

そして、『白龍皇』ヴァーリと『赤龍帝』一誠にそれぞれ何をしたいか?という質問をされる。ヴァーリは強い奴と戦えればいいと答えた。一誠は仲間と共に生きていく。こう答えた。カッコイイじゃんか。

 

そのときだった。

 

 

「あー……やっぱりな……」

 

 

時間が止まった。

 

 

「サーゼクス、ギャスパーがヤバイ」

「確かに、あの神器が暴走するn「違う!!そんなことじゃない!!敵さん返り討ちにするぞ!!」…それならいいんじゃないのかい?」

 

 

違う……違うぜ。だってあのレティシアが力の制御方法を教えたんだぞ?それだけで済むはずがない。

 

ドガーーーーーン!!

 

 

「なんだなんだ?建物が崩れたぞ?」

「ギャスパーだ……今回使ったのは……『影』か……ならまだ大丈夫だな……」

「刃!!あれがギャスパーの仕業ってどういうことなの!?」

 

 

リアス……止まってなかったのか。説明めんどくさい。

 

 

「刃さ~ん!!なんなんですか!?急に攻撃されたんですけど!?今回の訓練ちょっと過激ですよぉ!!」

 

 

ギャスパーが悪魔の翼ではなく、『影』で翼を創ってこっち飛んできた。

 

 

「ギャスパー!!訓練って何のことかしら?」

 

 

リアスがものすごい顔で聞く。

 

 

「落ち着けリアス。簡単に言えば、俺がギャスパーを鍛えた。それだけだ」

「そう……なら安心ね。って安心できないわ!!何よあの力!!校舎吹き飛ばすなんてギャスパーには絶対できなかったはずよ!!いったい何をすればあんなことになるのよ!!」

 

 

あーキャンキャンうるせぇ……

そんなことよりさっさとこの状況をどうにかしないとしょうがないんだが。

ってなんか向こうではイッセーにアザゼルがリング渡してるし……

 

それが終わったと思ったら俺を抜いたトップ陣が話合ってるし……

 

 

「―――バランスブレイク」

 

『Vanishing Dragon Balance Breaker !!!!!』

 

 

本家『白龍皇』の禁手か。だがまだまだだな。

 

 

「アザゼル。先ほどの話の続きだ」

 

 

サーゼクスか……なんの話をしていたんだ?

 

 

「あー、なんだ?」

「神器を集めて、何をしようとした?『神滅具』の所有者も何名か集めたそうだな?神もいないのに神殺しでもするつもりだったのかな?」

 

アザゼルはその問いに首を横に振った。

違うのか?

 

 

「備えていたのさ」

「備えていた?戦争を否定したばかりで不安をあおる物言いです」

 

 

ミカエル……

 

 

「言ったろ?おまえらに戦争はしない。こちらからも戦争を仕掛けない……ただ、自衛の手段は必要だ。って、おまえらの攻撃に備えているわけじゃねぇぞ?」

「では?」

「………『渦の団(カオス・ブリゲード)』」

「……カオス、ブリゲード?」

 

 

ふんふん『渦の団』ねぇ……まさかオーフィスがトップじゃないだろうな。

そんなことを考えている間にもアザゼルは『渦の団』についての説明をする。

 

 

「組織の頭は『赤い龍』と『白い龍』のほかに強大で凶悪なドラゴンだよ」

「………そうか、彼がうg「彼じゃねぇ!!彼女だ!!」…急にどうしたんだい?刃くん。まさか、オーフィスについて何か知っているのかい?」

「あぁ……」

 

 

えぇ……

なんで『渦の団』なんて作ったんだ?

 

 

「そう、オーフィスが『渦の団』のトップです」

 

 

はぁ……次から次へと……

 

 

「……レヴィアタンの魔法陣」

 

 

サーゼクスはそうつぶやいた。

てことは旧魔王派か。ちょうどいい聞いてみるか。

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