ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

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第6話~・・・え?そんな理由デスカ~

―――グラウンド。

 

 

「ごきげんよう、現魔王のサーゼクス殿」

 

 

魔法陣から現れた女は不敵な物言いで、サーゼクスにあいさつをする。

 

 

「先代のレイヴィアタンの血を引く者。カテレア・レヴィアタン。これはどういうことだ?」

 

 

サーゼクスがカテレアに聞く。

俺も聞きたいことがあるんだが……

 

サーゼクスの問いにカテレアは挑戦的な笑みを浮かべて言う。

 

 

「旧魔王派の者たちはほとんどが『渦の団』に協力することに決めました」

「新旧魔王サイドの確執が本格的になったわけか。悪魔も大変だな」

 

 

アザゼルは他人事のように笑ってる。実際他人事だもんな。

 

 

「カテレア、それは言葉通りとうけとっていいのだな?」

「サーゼクス、その通りです。今回の攻撃も我々が受け持っております」

「……クーデターか」

 

 

クーデター、ね。くだらねぇ……まったくくだらねぇ。今はそれどころじゃねってのに。

 

 

「……カテレア、なぜだ?」

 

 

そんなのおまえらに不満があるからに決まってるだろ!!

 

 

「サーゼクス、今日この会談のまさに逆の考えに至っただけです。神と先代魔王がいないのならば、この世界を変革すべきだと、私たちはそう結論付けました」

 

 

世界を変革、ねぇ。ふーん、ただの悪魔ごときが?

 

 

「オーフィスの野郎はそこまで未来を見ているのか?そうとは思えないんだがな」

「彼h「彼女だろ!!」…なぜあなたがオーフィスのことを知っているのですか?」

 

 

なに言ってんだこいつ。俺がオーフィスのお兄ちゃんだからに決まってるだろ。

 

 

「俺からもひとつ。本当にオーフィスが『渦の団』のトップなのか?」

「はい、そうですがなにか?」

「そうか……」

 

 

これは一度O☆HA☆NA☆SHIするしかないな……今すぐに。

 

 

「おいで、オーフィス」

 

 

俺がそうつぶやくと漆黒の魔法陣が出る。

そこから出てきたのは―――

 

 

「刃、我、呼んだ?」

「あぁ、呼んだとも。説明してもらうぞ、なぜおまえが『渦の団』のトップなんかやってんだ?」

 

 

―――もちろんオーフィスだ。

 

 

「我、答える。我、寂しかった。刃、全然会いに来てくれない。だから、気、引きたかった。だから」

 

 

寂しかった。

俺に会いたかった。

それだけで『渦の団』のトップをやってたのか……

俺のせいか……

 

 

「じゃあ、俺がこれからは毎日会いに行く。だからもう『渦の団』から抜けろ」

「わかった」

「「「「「えぇっ!?!?」」」」」

 

 

テテテテテテ

 

と俺に向かって走ってくる。そして抱き着いてくる。

 

 

「よしよし、もうダメだぞ?こんなことしちゃ」ナデナデ

「ん///」

 

 

しばらく頭を撫でると、満足したのか転移していった。

 

 

「ふぅ……よし、これで解決だな」

「おまえ『解決だな』じゃねぇよ!!オーフィスとどういう関係なんだ!?普通あんな風に話せねぇぞ!?」

「んー?俺はオーフィスのお兄ちゃんだからな」

「「「「「お兄ちゃん!?」」」」」

 

 

なんでそんなに驚いているんだ?

俺だって『創造神』兼『破壊神』だぞ?『無限の龍神』オーフィスと義兄妹でもなのもおかしいところなんてないだろ?ん?

 

 

「なんだそりゃ!?まぁいいか。あとで詳しく聞かせてもらうからな」

 

 

アザゼル……納得しといてくれよ。後でとかダルすぎんだろ。

 

 

「まぁいいか……さて、ギャスパー」

「は、はい!!」

「カテレアを殺れ」

「や、刃くん!!ギャスパーくんには無理だ!!」

「わかりました!!」

「ギャスパーくん!?やめさせt「いいじゃねぇかサーゼクス」…アザゼル!!」

「いけるんだろ?」

「見てろ……ぶったまげるから。あと周りのザコはそっちで頼むな」

 

 

そう言って、みんなを黙らせる。

 

 

「ギャスパー、この学校壊すなよ?」

「はい!!行ってきます!!」

 

 

嬉々としてカテレアに向かっていく。

 

 

「初めまして!!ギャスパーです。では!!」

「クッ!?」

 

 

ギャスパーがそのまま『影』を変質させてカテレアに襲い掛かる。

今の『影』の状態は槍だ。

レティシアが槍をよく使うからだなきっと。

そのまま教えられたんだろう。

それにしてもすごい。

ギャスパーは槍を使いこなしているといっても過言じゃない。

 

上下右左。

 

あらゆる方向からの攻撃をすべて槍で弾く。

そして隙ができるとその隙を攻める。

 

 

「これで終わりです!!」

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

槍が心臓にささった。

カテレアは死んだ。

にしても最後は、なかなかかわいい悲鳴だったな。

 

その瞬間だった。

 

バシュッ

 

ギャスパーに向かって魔弾が飛んできた。だがそれを難なく槍で弾くギャスパー。

 

 

「次は誰ですかー!?」

「この状況で反旗か、ヴァーリ」

「そうだよアザゼル」

 

 

無駄にまぶしいぞ。

はぁ……次から次へと厄介ごとが……

 

そんなことを考えている間にも話は進んでいく。

あ、イッセーがなんか怒ってる。

お?イッセーが禁手もどきになった。

 

おーおーおーおーお?

あれ?なんか簡単にイッセー吹っ飛んだぞ。どうしたんだ?

あ、あれか?俺のいる影響か?

 

 

「これが俺のライバルか?ハハハハ!!困ったな!!弱いよ!!弱すぎるよ!!」

 

 

そりゃそうだろ。ほんの少し前までただのエロ高校生だったんだから。

それからもボッコボコにされるイッセー。

見てるほうが痛いわ。

 

あ、ヴァーリが血吐いた。

お、イッセーが『白龍皇』の力を吸収した。

 

え?展開がはやい?

気にするな。それまでは特に原作と変わらないから。

 

 

『Half Dimension!!』

 

 

ん?

なんか木が半分になったぞ?

ヴァーリの仕業か。

 

 

「おっぱいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

 

 

なにさけんどんじゃー!!ボケー!!

アザゼルの奴がイッセーに『おっぱいが半分になる』なんて言ったんだろ。

 

その後もイッセーはおっぱいおっぱい叫びながら戦っている。

もういいか?もう飽きたんだが……

 

 

「はぁ……イッセー、選手交代だ。見てろこれが本来の『赤龍帝』の力だ」

「刃!!コイツは俺に―――」

「いいから見てろ。おまえにはまだ早い」

「ぐっ……わかったよ」

 

 

大人しく後ろに下がるイッセー。

 

 

「じゃあヴァーリ俺の相手でもしてもらおうか」

「ハハハハ!!次は『創造神』が俺の相手か!!いいな!!行くぞ!!」

 

 

さぁて、どの程度か確認だ。

少し遊んでやる。

 

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