ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

39 / 70
第5章 冥界合宿のヘルキャット
第1話~冥界か・・・久しぶりだな~


―――俺の家、俺の部屋。

 

 

「冥界に行く?」

『えぇ、グレモリー眷属で行くのだけれど……あなたも来るわよね?』

 

 

行くかな……久しぶりに魔王どもと酒でも飲みたいし。

 

 

「わかった、俺もいく。でも、少し俺の家族も連れて行くぞ」

『えぇ、いいわよ。じゃあ、明日駅でね』

「明日かよッ!!」

 

 

なんでもっと早く言わないんだよ!!

こっちも準備とか……特にないね。

 

今回は幻想郷のメンバーを連れて行くか。

よし、みんなに知らせるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――俺の家、リビング。

 

 

「みんな集まったな?」

「えぇ……それで?急に幻想郷のメンバーだけを集めてどうしたの?」

 

 

レミリアが俺に聞いてくる。

 

 

「明日、俺とグレイフィアと幻想郷のメンバーで冥界に行くぞ」

「「「「「えぇ!?!?!?」」」」」

 

 

幻想郷のメンバーが全員で驚いた。

だが俺も驚いた。

だって咲夜が驚いたんだもん。

 

 

「いいか?これは決定事項だ。拒否権はない」

 

 

みんなは黙ってうなずいた。

みんな素直でよろしい。

 

 

「じゃあ、準備しといてね」

「「「「「はい(わかったわ)(わかったぜ)(うん)」」」」」

 

 

じゃあ、俺も準備を始めるか……特に何もないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――翌日、駅。

 

俺たちは今、駅の前で待っている。

しかし、遅い。

もう集合時間五分前なのにまだ来ていない。

え?集合まで五分あるじゃないかって?

社会では五分前行動は当たり前だぞ!!

 

 

「あら?早いわね。もう来てたの?」

「……お前らが遅すぎる」

「そう、ごめんなさいね。じゃあ、行きましょう」

 

 

リアスはたいして気にしていないようだ。

 

リアスたちについていくと、エレベーターに乗った。

グレモリー眷属はリアスと一緒に先に乗った。

その後に、朱乃と俺たちが乗った。

 

ピッ

 

電子音がした。

するとエレベーターが下に降りていく。

このエレベーターはたしか下には行かなかったはずだけどな……あぁ、悪魔専用の場所ですか。

 

そのままエレベーターは順調に降りていった。

そして、扉が開く。

そこにあったのは……

 

駅のホームだ。

 

人間界のものとは造りが多少違う。

 

 

「全員そろったところで、三番ホームまで歩くわよ」

 

 

リアスと朱乃先導のもと、俺たちは歩き出した。

しかし無駄に広いな。

 

いろいろ歩き回って、やっと三番ホームについた。

 

ついたんだが……なんだこれ?

列車なのか?

ぜんぜん人間界の列車とは形が違う。

 

 

「グレモリー家所有の列車よ」

 

 

このブルジョアが。

 

そういえばずっと幻想郷のメンバーが静かだったな。

あれか?技術力の差が大きすぎて声が出ないのか。

 

そんなことを考えている間に、みんなが列車に乗る。

もちろん俺も乗ったぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――列車内。

 

 

リィィィィィィィィィィィィィィィィィン

 

発車の汽笛が鳴った。

とりあえず、四人ずつのボックス席だったので俺とグレイフィア、向かいに霊夢と魔理沙が座った。

 

あとは、レミリアとフラン、パチュリーが一緒に。チルノと大ちゃんが一緒に座った。

 

 

「どのくらいで着くのかしらね」

 

 

霊夢が俺に聞いてくる。

 

 

「一時間ほどで着くかと」

 

 

それにグレイフィアが答えた。

 

一時間か……長そうで短いな。

何をしようか?

 

 

「なぁなぁ、刃の昔のことを聞かせてくれよ」

 

 

魔理沙が俺に声をかけてくる。

俺の昔か……『箱庭』のこととか『魔砲』のこととかだよな?

まぁ、教えてもいいか。

 

 

「あぁ……最初にな、俺もこの世界の人間じゃなかったんだ」

「「「えぇ!?」」」

 

 

あれ?グレイフィアも驚いているぞ?

なんでだ?

あ、言ってなかったな……

 

 

「どういうことですか!!説明してください!!」

 

 

グレイフィアがものすごい勢いで詰め寄ってくる。

 

 

「わかったから落ち着け」

「は、はい……」

「俺はな、『箱庭』って言う世界から来たんだ」

「『箱庭』?」

「そうだ。そこにはな、神仏、悪魔、精霊、妖精、妖怪、吸血鬼など様々な者がいたんだ……」

「す、すごいわね」「すごいぜ」「ある意味ではここと同じですね」

 

 

確かにな。

この世界にもいるもんな。

 

それから俺は『箱庭』での出来事を話ていった。

『人類最終試練(ラスト・エンブリオ)』のこともだ。

反応はすごかった。

ありえない。

そう言われた。

そりゃそうだ、だってあんな理不尽なことはそうそうない。てかあったら困る。

 

そんなことを話しているうちに、どうやら冥界についたようだ。

どうやらここはもうグレモリー領らしい。

でかいな……

 

完全に列車が停止した。

俺たちはリアス先導の元、開いたドアから降りていく。

 

アザゼルが降りていないようだが、どうやらサーゼクスにお呼ばれされたようだ。

どんまい。

 

そして、俺たちが駅のホームに降りた瞬間だった。

 

 

「「「「「リアスお嬢様、おかえりなさいませっ!!」」」」」

 

 

うるせえっ!!

やかましいぞ!!

 

パンパンパンパンパン!!

 

今度は花火か!!

金の無駄使いにもほどがある。

その金を寄付しろや!!

 

まあ、この件についてはもう考えるはやめよう。

 

辺りを見渡すと、執事やメイドがたくさんいた。

 

 

「「「「「リアスお嬢様、おかえりなさいませ」」」」」

 

 

またまたあいさつをしていた。

 

 

「ありがと、皆。ただいま。帰ってきたわ」

 

 

リアスが満面の笑みで返す。

そのなかで、見知ったメイドがいた。

サーゼクスといたやつだ。

 

 

「お嬢様、おかえりなさいませ。お早いお着きでしたね。道中、ご無事で何よりです。さぁ、眷属の皆様とお客様も馬車へお乗りください。本邸までこれで移動しますので」

 

 

馬車か……そういえば一回も乗ったことないかも。

楽しみだな。

みんあが馬車に乗り始める。

 

あ、そうだ。

 

 

「なぁ、あんたの名前は?」

「私の名は、クリスです。クリス・グレモリーです」

「そうか、これからよろしく頼む。クリス」

「はい」

 

 

さて、今回は何が起きるんだろうな。

 

そんなことを考えながら、馬車に乗り込んだ。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。