ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

4 / 70
第2話~ちょうどいいから冥界いってくる♪~

―――冥界。

 

 

俺は今冥界にいる。

なんで冥界かって?

 

黒歌が昨日王を殺して、今日妹の白音が魔王に裁かれる。って言ってたからしょうがないから助けちゃおう。原作ぶっ壊しだけど。

 

 

「はぁ~薄気味わりぃな」

 

 

なんか一応いまの状態は人間だからな。

さてさて、魔王の城は~~~あっちか!!

 

やっぱすげーな、魔王の魔力量は。でも誰一人うちの家族には勝てないな。

御神でも勝てるし、すずかなんて最近メッキメキ強くなってるから余裕だろ。

 

 

「では~~~~~行きましょう!!」

 

 

俺はとりあえず変装した。

NARUTOにでてくる暁のコートの赤い雲を二天龍の柄にした奴だ。

顔にはトビがつけてた仮面をつけている。

 

ほら、顔隠すのによくない?

 

 

「まお~~~たち、あ~~~~~そび~~~ましょ♪」

 

 

 

俺は叫びながら魔王の城に突っ込んだ。

 

 

ドガーーーーーーーーーーーーーーン!!

 

 

結構きれいに壁が壊れた。

 

そして目の前にいるのは、魔王四人(?)と白音と上級悪魔のお偉いさん(笑)。

 

 

「さて、俺の妹を返しに貰いに来たぞ!!」

 

 

俺は叫んで悪魔たちの意識をこっちに向ける。

その間に俺は”時間を操る程度の能力”を使い、白音がボロボロだったので傷つく前まで戻した。これは黒歌にもしたことだ。

 

 

「貴様!!何者だ!!なぜ人間の分際でここにいる!!」

 

 

うるさいなぁ……………

 

 

「人間の分際で、ねぇ………ハハハ、君面白いこと言うね。いつだって悪魔は人間の勇者に殺されるのに。まぁ、お前らの都合はどうでもいい。ここにいるこの俺の妹、こいつは俺が連れて帰る。反論は認めない」

「なッ!!ふざけるな!!そいつの姉は!!主である上級悪魔を殺したんだぞ!!」

 

 

さぁ、ここでさっき猫又に戻したのが使える。

 

 

「ふぅ~ん、で?なに?この子は悪魔なの?」

「そうだ!!姉と一緒にあk「なに言ってんの?寝言は寝て言えよ。この子はただの猫又だぞ?なに勘違いしてんだよ」」

「「「「「!?!?」」」」」

 

 

これには魔王様もビックリ、ってか。

そりゃ、姉と一緒に悪魔になってると思うだろうけど……気が付けよ。

 

 

「まぁ、いい。お前らの都合は関係ない。俺は俺の家族(になる予定)のこの子を連れて帰る。アデゥー」

 

 

俺は、魔王のマントに手紙を刺して瞬間移動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――俺の家。

 

 

「帰ったよ~ん」

「白音!!」

「ね、姉様………」

 

 

白音は少し引き気味だ。でも本当は……

 

 

「なんで、なんで………ぼうそ…」

「とりあえず、奥でゆっくり、全部話すから、な」

「は、はい」

 

 

俺たちはリビングで、話を再開させた。

 

初めに黒歌が白音に説明をした。

 

王を殺した理由。

 

暴走したふりをしたこと。

 

追われて殺されそうになったこと。

 

でも、俺が助けたこと。

 

そして……

 

 

「姉さまぁ」「白音ぇ」

 

 

ハグハグしてた。

いいねぇ。こういうの見てるとなごむ。

とりあえず、

 

 

「どうする?お前も一緒に、黒歌とここにいるか?」

「はい!!もちろんです!!兄様!!」

 

 

兄様と呼んでくれるのか!?

うれしいよ。白音が兄様って呼んでくれて………

 

だって、すんげぇかわいいんだぜ?もちろん他のみんなもすんんんんんげぇかわいいんだけどな。

 

 

「まぁいいか……さて、俺はこれから天界に行ってくる。もちろん喧嘩しに行くわけじゃないからな。まぁ、ゆっくり二人で話してな。大きい風呂もあるし。はいってきたらどうだ。じゃ」

 

 

そう言って俺は天界に転移した。

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。