アンケート結果をあとがきに書きます!!
第1話~楽しみだ~
―――夏休み明け、登校初日、俺の家。
「準備はいいか?」
「うん!!バッチリよ!!」「あぁ、忘れ物もない」
「じゃ、行くか」
今日から『神使』の二人が駒王学園に通うことになった。
まぁ、細かいことは全部サーゼクスに任せたからな。
俺は特に何もしてないな。
さて、イッセーの反応が楽しみだ。
―――駒王学園、教室。
あー……
すごいな……
髪の色がすごい。今まで黒だったのが茶、金などと派手に変わってるやつがいる。
あいにく、この学校はとくに髪の色に対する規制がない。
正直いうと、もともと黒髪の方が少なかった。
向こうでは、イッセーと変態たちがなにか騒いでいる。
関係ないけど。
「お、おい!!大変だ!!」
突然、クラスの男子が急いで教室に駆け込んできた。
そいつは友人から渡されたミネラルウォーターを一口あおり……用意良いな……気持ちを落ち着かせると、クラス全員に聞こえるように告げる。
「このクラスに転校生が来る!!女子だ!!」
一拍あけて……
「「「「「ええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」」」」」
クラス全員が驚きの声を上げた。
俺はもちろん上げてないよ。
だって知ってるし♪
―――ホームルーム。
「えー、このような時期に珍しいかもしれませんが、このクラスに新たな仲間が増えます」
先生の声にみんながわくわくしていた。
男子のテンションはキモいくらいに高まっている。
「じゃあ、入ってきて」
先生に促されてはいってきたのは……
「「「「「おおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!!!」」」」」
歓喜の声は男子からわき上がる。
登場したのは、栗毛ツインテールと青ショートにメッシュの美少女二人だからだ。
二人は俺を見つけたせいなのか、俺に向かって微笑んできた。
イッセーの方を見てみると……プハハ!!クッソ驚いてる。
アーシアも驚いていた。
二人はぺこりと頭を下げたあと、にこやかな表情で自己紹介をする。
二人とも首から俺の上げた十字架のネックレスが輝きを放つ。
「紫藤イリナです。皆さん、どうぞよろしくお願いします!!」
「同じく、神浄ゼノヴィアだ。イリナ共々よろしく頼む」
やっぱりこの二人にはこの学校に通ってもらいたかった。
―――休み時間。
イリナとゼノヴィアがイッセーに連れて行かれた。
まぁ、どうでもいいけど。
「ね、ねぇ神浄くん」
クラスの女子が俺に話かけてきた。
「どうした?」
「あのさ……ゼノヴィアさんの苗字が神浄だったのって……」
「あぁ、あのゼノヴィアは俺の家族だよ」
「そ、そうなんだ……ごめんね、変なこと聞いて」
「んにゃ、かまわんよ」
む?なんか男子からすごい殺気が……
あぁ、俺がゼノヴィアと家族だからか。
だってゼノヴィア美少女だもんな。
―――放課後、オカルト研究部、部室。
「紫藤イリナさん、神浄ゼノヴィアさん、あなたたちの来校を歓迎するわ」
放課後の部室。
オカルト研究部メンバー全員、アザゼル、ソーナが集まり、イリナとゼノヴィアを迎え入れていた。
「はい!!皆さん!!初めまして―――の方もいらっしゃれば、再びお会いした方のほうが多いですね。紫藤イリナと申します!!刃くんのおかげでこの学校に通うことになりました!!」
「同じく神浄ゼノヴィアだ」
パチパチパチ
部員のみんなが拍手を送る。
「アーシアさん!!この間は魔女なんて言ってゴメンなさい!!」
「その件についてはすまなかった」
イリナとゼノヴィアの謝罪にアーシアが微笑んでいた。
「気にしてません。これからは同じ主を敬愛する同志、仲良くできたら幸いです」
「うん……でも今敬愛してるのは刃くんなんだけど……」
「私もだ……」
「それでもかまいません」
どうやら三人は仲直りができたのか。
この後しばらく雑談が続いた。
そういえば、アザゼルが天界で『御使い』のシステムが完成したとか言っていたな。
やっとできたのか。結構時間がかかったな。
「その辺の話はここまでにしておいて、今日は二人の歓迎会としましょう」
ソーナが笑顔でそう言ってくる。
この後、生徒会のメンバーも合流して、二人の歓迎会がおこなわれた。
―――数日後、教室。
「はいはい!!私、借り物レースに出まーす!!」
手を上げているのは元気いっぱいのイリナ。
すでにクラスに溶け込んでいた。
持ち前の明るさのおかげで男女問わず人気がある。
逆に、ゼノヴィアはクールでかっこいいと女子の百合な方に人気が出てる。
今はホームルーム中だ。体育祭で誰がどの競技に参加するかを決めている。
なにがいいか?
俺が考えているときだった。
「神浄くんは100m走と200m走と120mハードルと800m走と4×100リレーか確定だってよ」
隣に座っている女子が俺に声をかけてきた。
え?
「マ、マジで?」
「うん……なんか出場制限がないらしくてね。今回は本気で勝ちに行きたいとかで……」
てか、なにこの競技の種類。
もはや陸上競技じゃん。
ガチすぎだろ、駒王学園。
まぁ、いいけどさ……
「じゃあ、次は二人三脚だけど……やりたい人!!」
クラス長が聞いてくる。
「はい!!」
お?ゼノヴィアが思いっきり手を上げた。
そしてこっちに……え?
「刃、一緒に出てくれないか?」
ゼノヴィアが俺に聞いてきた。
「いいぞ」
別にいいよね、ガチじゃない競技にもでてみたい。
アンケート結果
デート・ア・ライブ…13票
インフィニット・ストラトス…1票
とある魔術の禁書目録…12票
『デート・ア・ライブ』に決定しました!!
次に世界は『デート・ア・ライブ』です。
でも、『とある』もかなりの票が入りました。
なので……休日限定で、『とある』も書こうと思います!!
なんせ、ものすごい量の巻数ですからね……
『D×D』が終わったら、基本は『デート・ア・ライブ』を書きます。そして、休日限定で『とある』も書いて行こうと思います!!
これからもよろしくお願いします!!