ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

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第2話~ジジイ、襲来です~

―――イッセーの家、VIPルーム。

 

 

「ほっほっほ、というわけで訪日したぞい」

「ざけんなジジイ。テメェのせいで俺の休日が一日つぶれるとか……マジでざけんな」

「や、刃……」

 

 

まったく……いきなり呼び出しやがって。

せっかく白音と一緒に昼寝してたのに……

 

なんでも日本に用事があって、そのついでにこの町に来たらしい。

下手なところよりも悪魔、天使、堕天使、三大勢力の協力態勢が強いこの町に居たほうが安全みたいだ。

 

イッセーの家にはグレモリー眷属と俺、イリナとゼノヴィアが集合している。

アザゼルも久しぶりに顔を出していた。

そして何より驚いたのは……

 

 

「久しぶりだな、刃くん」

「お?バラキエルか」

「あぁ、昔は世話になった」

「気にするなよ、俺が勝手にやったことだからな」

 

 

いやー、本当に久しぶりに会ったな。

元気そうで何よりだ。

 

 

「どうぞ、お茶です」

 

 

リアスが笑顔でオーディンに応対していた。

 

 

「かまわんでいいぞい。しかし、相変らずデカいのぅ。そっちもデカいのぅ」

「おい……あまりふざけてると……」

「すまんすまん」

 

 

まったく……このエロジジイが。

 

 

「もう!!オーディン様ったら、いやらしい目線を送っちゃダメです!!こちらは魔王ルシファー様の妹君なのですよ!!」

「違うぞ、サーゼクスは魔王ルシファー(笑)だぞ」

「それこそ違うわよ!!」

 

 

どうもサーゼクスが魔王って感じがしない。

 

 

「まったく、堅いのぉ。サーゼクスの妹といえばべっぴんさんでグラマーじゃからな、そりゃ、わしだって乳ぐらいまた見たくなるわい。と、こやつはわしのお付きヴァルキリー。名は―――」

「ロスヴァイセと申します。日本にいる間、お世話になります。以後、お見知りおきを」

 

 

ロスヴァイセ……いいねぇ。

『神使』に誘うか。

 

 

「彼氏いない歴=年齢の生娘ヴァルキリーじゃ」

 

 

ジジイ……

 

 

「そ、そ、それは関係ないじゃないですかぁぁぁぁぁっ!!わ、私だって、好きでいままで彼氏ができなかったわけじゃないんですからね!!好きで処女なわけないじゃなぁぁぁぁぁいっ!!うぅぅっ!!」

 

 

その場に崩れて床を叩き始めた。

 

 

「まぁ、戦乙女の業界も厳しいんじゃよ。器量よしでもなかなか芽吹かない者も多いからのぉ。最近では英雄や勇者の数も減ったもんでな、経費削減でヴァルキリー部署が縮小傾向での、こやつもわしのお付きになるまで職場の隅にいたのじゃよ」

 

 

大変なんだなぁ……

アザゼルがやり取りに苦笑しながら口も開く。

 

 

「爺さんが日本にいる間、俺たちで護衛することになっている。バラキエルは堕天使側のバックアップ要員だ。俺も最近忙しくて、ここにいられるのも限られているからな。その間、俺の変わりにバラキエルが見てくれるだろう。まぁ、最悪……刃がいるからな」

「おいおい……」

 

 

バラキエルがいれば十分だろう。

何で俺まで……

 

そのあとも、アザゼルとジジイが話を続けて行った。

そして、なんかおっぱいおっぱい叫びながら、どこかに飲みにいった。

 

 

「刃……これから、どうだい?」

 

 

バラキエルが飲みにいこうと誘ってくる。

 

 

「あぁ、久しぶりだしな。いいぜ、朱乃も連れて行こう。俺の家で飲もう」

「そうだな……朱乃これから刃の家に行くぞ」

 

 

バラキエルが朱乃を呼ぶ。

すると朱乃はすぐに来た。

 

 

「本当ですか!!」

 

 

メッチャ喜んでる。

 

 

「んじゃ、行くか」

 

 

俺は二人を転移させた。

 

 

「と言うわけで、俺はこれで」

 

 

最後に俺も転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――俺の家、リビング。

 

 

「いやぁ、本当にあの時は助かったよ!!」

「本当ですわ」

 

 

ガハハ

 

と笑いながらバンバンと俺の方を叩いてくる。

朱乃は目がトロンとしている。

 

 

「わかったわかった……わかったからその話はもうおしまいな」

「があぁぁぁぁぁごぉおぉぉぉお……」

「あらあら、お父様ったら……」

 

 

バラキエル、爆睡中。

 

 

「仕方ない……よっと。ちょっとバラキエルを寝かせてくる」

 

 

俺はバラキエルをゲストルームの一室のベットに放り投げた。

 

 

「朱乃、今日はおまえも泊まっていけ」

「もちろんそのつもりですわ」

 

 

あはは、最初から泊まる気できてたな。

 

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