ハイスクールD×D~二天龍を従えし者~   作:眠らずの夜想曲

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一巻て刃の出番ないんで3話で終わりますね。




第2話~イッセー、死んで転生したよーん~

―――イッセーのデート当日。

 

 

俺は家族たちにイッセーの転生を見てくるって言って家を出た。

その時に今度デートね。って言われた。

まぁ、嬉しいですよ、はい。

 

俺は絶で気配を殺している。

 

デートは順調に進んでいく、が。

レイナーレ……夕麻は嫌そうだ。

イッセー……鼻の下伸ばし過ぎだろう。

そりゃどんな女でも嫌な顔するぞ。

 

そして夕方。別れ際になって、公園に入っていった。

 

 

「死んでくれないかな」

 

 

夕麻……もうレイナーレでいいか。

レイナーレがイッセーに言った。

イッセーは呆然としている。

 

 

「……え?それって……あれ、ゴメン、もう一度言ってくれない?なんか、俺の耳変だわ」

 

 

イッセーは当然といっちゃあ、当然のことを聞き返す。

だがレイナーレは……

 

 

「死んでくれないかな」

 

 

もう一度同じ事を言う。

 

あ、レイナーレが堕天使の翼出した。

お?そのまま光の槍をイッセーの腹に投げた。

やっぱり刺さってそのまま倒れる。

 

イッセーくん、終了のお知らせ。

 

ではありません。

レイナーレがどっかに転移した後、紅い魔法陣が展開された。

そこから出てきたのはやっぱりリアス。

ここまで見ればもういいか。

俺は瞬間移動で家に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――翌日。

 

 

「……おはようございます。刃お兄様」

 

 

白音が俺を起こしてくれた。

最近じゃあ、朝ごはんもつくってくれる。

うれしい、うれしいよお兄ちゃんはそれだけで一日頑張れるよ。

 

ちなみに白音も駒王学園に通っている。一年生だ。

 

 

「ごちそーさん」

「……お粗末様です」

「じゃあ、行くか」

「……はい、お兄様」

 

 

俺たちは家を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――駒王学園、校門。

 

 

「刃先輩!!おはようございます!!」

「あぁ、おはよう」

 

 

こうやって後輩の女の子があいさつをしてそれをかえすと…

 

 

「む~~」

 

 

こうやってかわいくうなって俺の腕を抱く。

グハッ!!

俺を萌死にさせるつもりですか!?

えぇ?

そうなんでしょう!!

 

そんなことを考えていると……

 

 

「やっぱり来たな」

「……そうですね」

 

 

イッセーとリアスが二人で登校してきた。

あ、俺に気付いた。

 

ニコォ。

 

血の気が引くような笑顔を向けられた。

こりゃ警戒されたか……

 

あの時か……念つかちゃったもんな。

過ぎたことはしょうがない。

俺は白音と校門を通った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――休日。

 

 

一週間俺からしてみれば何事もなく過ぎていった。

だけどその一週間の間にいつの間にかイッセーはアーシアと会っていた。

教会まで送っていくのが終わったってことか。

次はイッセーとアーシアのデート。

 

今はそれを尾行している。

 

これもまた順調に行っている。

ハンバーガーショップ……Mのマークのところ。どことは言わないぞ。

そこでイチャイチャしながらハンバーガーを頼んで、イチャイチャしながら食べている。

 

ゲーセンでは

 

 

「峠最速伝説イッセー!!」

 

 

って叫びながら某Dの組織が峠を制覇する話のゲームをやっている。

まぁまぁの上手さだ。

 

クレーンゲーム、UFOキャッチャーで、ラッチューくんの人形をとる。

五回かかったか……

 

俺はイッセーに気付かれないようにその場を離れたあとにやってみた。

そしたら……

 

 

「チョロいな……アーム強すぎだし、ツメの角度はかなりある。イージーゲームだな」

 

 

すんごい簡単だった。なんで五回もかかったか不思議だ。

 

そして再開する。

 

イッセーにアーシアが神器を使って足の傷を癒していく。

確か”聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)”だったっけ?

体力が回復できないからフェニックスの涙”極”のがいいな。これは体力も回復できるし欠損部位も治せる。

 

俺は耳に凝をかけて聴力を上げる。

 

 

「……きっと、私の祈りが足りなかったんです。ほら、私、抜けているところがありますから。ハンバーガーだって、一人で買えないくらいバカな子ですから」

 

 

アーシア……それは言語の問題だろ……

 

 

「これも主の試練なんです。私が―――」

 

 

アーシアが語りだす。

友達もいつかたくさんできると思っていますよ。

 

悲し過ぎんだろ……

原作で知っていた。知っていたけどさ……やっぱり悲しいな。

 

 

「アーシア!!俺が友達になってやる!!いや……もう俺達友達だ!!」

 

 

イッセーさ、エロくなかったら絶対もてるって!!

言ってることイケメンすぎんだろ!!

マジでさ、もてたいんならエロを治せ!!

 

それからイッセーとアーシアが会話をする。

だがそこに……

 

 

「無理よ」

 

 

冷たく、響く。

レイナーレの表情は……すごく悲しそうだ。

自分のことを思い出しているみたいだ……。

なにかあっったような気もしないな……思い出せん。

 

 

「アーシア………アーシアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

 

あ、連れてかれちゃった。

考え事して気が付かなかった……

まぁ、いいっしょ。

 

さてさて……今夜イッセーは教会に乗り込む。

俺も準備しなきゃな。

仮面はもういらないな。

一旦家に戻るか。

 

俺は一旦家に戻ることにした。

 


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