ハイスクールロンドKxD~終わりなき日々の物語を刻む為に 作:カオスサイン
Side那鮪士
「よし…」
「那鮪士、言われた通り那鮪士に鬱陶しい視線を向けてきてた怪しい女は排除しておいたよ!」
「そうか、ありがとうなリサ」
「那鮪士♪~」
恐らく昨日俺に向けられてきた鬱陶しいかった視線は俺の力をこの世界に存在するという「神器〈セイクリッドギア〉」なる物と誤認してきた世界の裏側に存在している人外によるものだろう。
まあ俺をハニトラにかけようとしたそいつは別に好みでもなかった為早々に別クラスにいた嫁の一人で正妻!である斬崎 リサに排除するように頼んだ。
今頃は俺を付け回していた人外はリサの心の物語の力によって何処かで野垂れ死んでいるだろう。
日に日にリサの目のハイライトオフの主張が激しくなっているが気にしてはいけない。
彼女が俺と出会う前に抱えていた心の傷とは比べ物にしてはいけないから。
「ぐああ!?」
帰路に着こうとしていた俺達の耳に聞き覚えのある絶叫が聞こえてきた。
「行ってくる!」
「わ、私も一緒に!」
俺達はすぐさま声が聞こえた現場の公園に駆け付ける。
すると問題児である兵藤一誠が正に男好きする黒ストレートロングヘアーな堕天使であろう巨乳美少女に刺されているではないか。
「那鮪士またイヤらしい目してる?」
「否定はしないぞ」
「…あの娘消しちゃダメ?」
「駄目です!〈万〇ボイス〉」
リサの更なるハイライトオフの主張に負けじと俺はすぐさま兵藤を刺した美少女が何処か悲しそうな表情をしていた事から本心からやった事では無いと確信していた。
さてと兵藤の事はこの街の自称管理者(笑〉がなんとかしてくれるだろうから俺は独自調査しますか!
「ひゃっははあー!目撃者は消せってね!」
「やれやれ…お前みたいな奴があの大英雄のクローンだと?ふざけないでもらおうか」
「何をゴチャゴチャ言ってやがる!」
「フン、貴様程度が持つ物語に微塵も興味などない」
「は?…」
「貴様が消えろ」
「なんか悪い予感しかしないからばいなら!」
「チッ!…逃げ足だけは早い奴だ」
調査を開始してから翌週、兵藤は悪魔に転生したと思っていたらシスターを拾ってきてたようだ。
俺はというと道端ではぐれ神父であろうイカレ野郎に遭遇し命を狙ってきたソイツの情報を簡易覗き見したら気分が悪くなったので早々にこの世界から退場してもらおうと思ったら逃げられた。
そして調査の結果、兵藤が出会ったシスターが鍵だった。
どうやらそのシスターに宿っている神器の強奪を画策している下衆な輩がいるみたいだな。
この街にある奴等が潜伏先にしているであろう廃教会へ向かう途中ではぐれ悪魔に遭遇した。
どうやらそのはぐれ悪魔も黒歌の様に訳有りの様だったので俺の鍵の力で悪魔の駒を分離してあげた後すぐに保護、解放してあげた。
あの無能な自称管理者では碌に調査もしないでまともに話を聞こうとはしなかっただろうからよかった。
まああの無能もそろそろ動いている筈だからいい加減警告しておくとするか。
俺は先程まではぐれ悪魔だったバステトのバイサーから分離した悪魔の駒をこれみよがしに放置しておいた。
那鮪士がバイサーを保護し廃教会に向かった直後 Side?
「イッセーからこの街に侵入した堕天使が何か企んでいるかもしれないとの事だったけど…あら?コレは!…またやられたわ!」
私はこの街の管理者を一任されている悪魔、リアス・グレモリー。
先日私の眷属になった子が保護してきたシスターの話を聞いて敵対勢力が侵入し何かを企んでいるかもしれないとの話を聞いて動く事にしたのだけれど…その道中で私はある物が転がっているのを見た。
拾い上げてみるとそれは他の上級悪魔が使用したであろう悪魔の駒だった。
それがこんな所に転がっているという事はまた何処の誰かも分からない者に私の獲物を取られた可能性が高い。
「リアス落ち着きなさい!
そんな事で一々癇癪を起こしている暇などないでしょう?」
「うぐ…」
女王である朱乃に言われ確かにそうだと気を取り直す。
「それにもしかしたら…」
「?」
朱乃が何か呟いていたが私は兎に角急ぐのだった。
それが無駄に終わるとも露知らずに