コロナノバアアアアアアアアアカ!!!!!!
就職準備諸々が落ち着きましたので、執筆させていただきました。
さて、前回のあとがきの通り、本日はバンドストーリー2章の内容に入ります。
オリ主君がどのようにRoseliaのために、友希那のために動くのか。
それでは本編どうぞ。
あれから数ヶ月が経った。
友希那達Roseliaは、以来オファーが殺到。
こちらも委員会やバイトなど忙しくなったこともあり、なかなか会って話す機会がなくなっていた。
ライブの際はできる限りそれに参加。練習の時は差し入れを持っていく。
そうしたやり取りをしているうちに、紗夜、あこ、燐子とも仲良くなった。
それぞれバンドのことや個人的なお願いなどで連絡し合うようになった。
しかし最近は学校でのことやバイトでなかなか顔を出せない日が続いており、リサから、「SWEET MUSIC SHOWER」という大きなライブについて聞かされていたものの、断ってしまった。
そのライブが、Roseliaに大きな影響を与えるとは知らずに
落ち着きを取り戻したため、久しぶりに差し入れをしようとCiRCLEに向かう。
事前に皆には連絡を入れている。
ライブの余韻に浸る間もなく、練習を続けているだろう。
喜ぶ顔を思い浮かべながら、スタジオの扉を開けようとする。
が、
『何のために上手になればいいんですか!?』
今まで聞いたことの無い、あこの声が聞こえてきた。
『SMSで失敗したのに、反省会もやらないで!
みんなわけもわからないまま、ずっと練習してて......』
SMS......この前言っていた大きなライブのことか.....
そのライブでなにかあったのか、音楽に執着のない自分でもすぐに分かること。
『遠のいているわよ。今のあなたは』
次に聞こえたのは、冷酷な友希那の声。
それは孤高だった時の彼女以上に、冷たく、鋭い、ナイフのようだった。
『なんでですか!?あこが上手じゃないからですか?』
『そうよ。それに、こんなことで音をあげているようじゃ
先が知れてるわ。そんな甘えた様子で、このバンドにいる資格はない』
っ!ちょっと待て!
スタジオに入ろうと、ドアノブに手をかけようとする。
しかし、
『......こんなの.........こんなの、Roseliaじゃないっ!!!!』
それよりも早く、スタジオからあこが飛び出してきた。
咄嗟に横に避けたためぶつからなかったが、それどころではない。
「4人だけでも練習を続けましょう」
「どうして.......あこちゃんにそんなこと.....言うんですか......?」
燐子!?
「きっと....わたしたち......どれだけ練習したって.....
音なんか....あいません....!」
普段あまり自分を出さない燐子の訴える声。
「だって......誰も.....みんなの音、聴いてないから.......っ!」
そう言ってスタジオを飛び出す燐子。
..........
「友希那、どうしちゃったの?
この間の練習の時から、なんかヘンだよ?」
確かにヘンだ。まるで昔に戻ったよう。
「私は、Roseliaを......私達の音を取り戻したい」
取り戻したい?
「湊さん、言っていることが不明瞭すぎます。
取り戻すとは、一体どうすれば......」
昔のことは詳しくは分からない。
しかし戻ることと音に関して、本当に関係するのか。
「Roseliaに馴れ合いは必要ない。
クッキーはもう、いらない」
その言葉に、手提げ袋の中身を見る。
.......これも必要ないということか。
「ちょっと待ってよ!
そんな、どうして昔に戻っちゃったみたいなこと言うの?」
「.......そうでなければ、私達の音は取り戻せないからよ」
その声は、酷く、寂しそうに聞こえた気がした。
「私達、少し仲良くなりすぎてしまったんじゃないかしら」
スタジオから出る友希那。
その時目が合ったが、すぐに逸らされてしまった。
その表情は.........冷たかった。
友希那の背中を一瞥した後、スタジオに入る。
「あ..........聞いてたんだ......今の」
ごめん......入るタイミングがなかったからさあ
「いえ、こちらこそ申し訳ありません。こんな時に....」
紗夜もリサも、それどころではなかっただろう。
こちらを気遣ってくれた。
さっきのやり取り......この前のライブでなにかあったのが原因だろ?
「うん.......失敗しちゃってね」
SMSで、いつものように演奏していたが、何故かどんどんお客さんが居なくなってしまった。
それに悩んだ末、至ったのが『昔に戻る』こと。
最初のようにストイックで一切妥協のしないRoselia。
それに戻るという友希那の選択による結果がこれだ。
そうか......どうしてその場にいられなかったんだろうな
居たら何か変わったかもしれない。
タラレバを挙げればキリがない。
「湊さんの言っていたこと.......少しわかるような気がしました」
紗夜曰く、色々な経験によって成長し、バンドの空気がかなり良くなったRoselia。しかしそれ自体が大きな問題で、彼女達の無意識的に纏っていた張り詰めた空気が消え、いい雰囲気になった。
それだけならいいものの、そうしたことで、Roseliaのサウンドが前に比べて迫力が失ってしまった。
「昔の迫力を取り戻すためには、前みたいにならないと
いけないってこと.........?」
「.........以前の私達の戻ることが正しいとは
私には思えません。ですが.........」
元のRoseliaの音を取り戻す方法はわからない........か
「そんな.......!」
リサが驚愕した。
今まで自分がやってきたことは無意味だったのだろうか。
そう思わざるを得なかった。
次の日、いつもより早めにスタジオに着いた。
昨日のあったことの所為で、ほとんど集中出来なかった。
.......取り敢えず、もう少し考えないと
あの時のRoseliaの演奏を取り戻す。
1晩考えてもいい案は浮かばなかった。
他のみんなはどう考えているのだろうか?
そう思いながらスタジオに入る。
「あ!お、おはよう!」
そこにはリサと紗夜がいた。
ああ。早かったんだな
「貴方こそ、お疲れ様です」
どうやら2人はバンドをはじめたての頃のことを話していたようだ。
「━━━だからね。こんな風に、友希那やRoseliaについて
相談できる相手がいることってアタシにとってはすごく嬉しい。
それって、お互いに心を開いたからこそなのかなーって。えへへ........」
昔のことは詳しく知らないけど..........確かそうかもな
これが彼女達の変化なのだろう。
「そうですね......ですが今井さん.........」
リサが首を傾げる。
「.....こ、こういう話はすべてが解決したあとにしましょう。
今は目の前の問題に真剣に取り組まないと」
「そうだよね、ゴメンゴメン!
.........紗夜」
リサが紗夜とこちらに向き直る。
なんだ?
「一緒に、がんばろ」
リサが笑顔を向けてくれた。
勿論
「最初からそのつもりよ」
話に区切りがついた時、友希那が入ってきた。
「2人共、お疲れ様。貴方も」
「ゆ、友希那.........!おはよ!」
リサが慌てながら返事をする。
こちらを一瞥して、マイクのセッティングに取り掛かった。
「.......あ、あのさ、友希那」
「湊さん、1つよろしいですか?」
慌てるリサと紗夜が友希那に話しかける。
しばらく黙って見守っていよう。
「何かしら」
友希那の冷たい視線を向けたが、紗夜は気にせず言葉を口にする。
「Roseliaの音を取り戻さなければならない。
それはわかります。ですが......昔のような未熟な状態に
戻る必要はないのではないのでしょか」
友希那は下を向いて話を聞いていた。
「私達は成長しました。それを無下にするようなことは........」
「......からない......」
......え?
「友希那.......?」
「わからないのよ!!」
友希那の発した声に、いつもの冷静さは感じられなかった。
「他にどうしたらいいのか、わからないの!
見つからないから......こうするしか.......っ!!」
“わからない”。
初めて彼女から聞いた言葉。
「こうするしか.......ないじゃない......!」
「.......っ!」
「私だって、わからないですよ!
でも、こんな形でこれまでの経験を全部なかったことに
したくないんです!!」
これは紛れもない、紗夜の本音だ。
「妹と約束したんです。彼女の隣を並んで歩けるように
なると......前に進んでいくと.......」
ある雨の日、紗夜が最愛の妹、日菜と約束した。
それによって彼女は前を向き、成長することができた。
「湊さん......貴女だって同じはず。
お父様の大切な歌を歌ったこと。
それを全部なかったことにするんですか?」
「.......それは......」
憧れだった父の背中。その無念を果たすためにやっていた音楽。
それがいつの間にか、自分のためにするようになった。
その決意を......想いを........。
「......っ」
「あっ、友希那......!!」
友希那はスタジオを飛び出していった。
「.............ごめんなさい」
「紗夜は悪くないよ。.......友希那だってわかってる」
..........ああ。こちらこそ、黙って見ていてごめん
「..........」
紗夜の言葉を聞いて、友希那はどう思っただろうか。
不安が頭を駆け巡る。
ふと、扉の近くに落ちている物を見て、今までの記憶が一気に思い出された。
.......湊さんのこと、任せてくれないか?
「え!?どうしたの急に」
2人が目を見開いて、こちらを見た。
まあ........少し思いついてな......
「本当ですか!?」
ああ、だから、2人は白金さんとあこを頼む
「わかった.....友希那のこと、お願い!」
「ええ、私達もなんとかします」
そうやり取りして、すぐさま落し物を拾い、スタジオをあとにした。
何故かはわかりませんが、同じ話が連投されているという不具合()がありましたので、再編集しました。
当時の方は疑問に思ったと思いますが、指摘がなかったのが不思議です。
ではまた次回お会いしましょう。さようなら
シチュエーションアンケート2弾
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バンドリ3rdseason 編
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