とりあえず友希那とイチャイチャしよう   作:リメイル

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どうも、お久しぶりです。リメイルと申します。
ガルパのRoselia箱イベ「この胸満たすあたたかさは」楽しんでいますでしょうか。
もちろん私は一日でストーリー全解放、報酬星3まではしましたよ。
ガチャですか?課金して出しますよ。
さらにバンドストーリー3章が出るということで、さらに盛り上がっています。
映画も迫っていますし、これはお金が吹っ飛びますね。
さて、それでは本編に移ります。どうぞ。


エピソード2 「願い」

 

 

 

 

「ねえ」

 

 

ある朝、いつものように友希那と肩を並べて歩いている時だった。

 

 

誰かから連絡が来たのか、しばらくチャットアプリを開いていた友希那がこちらを向いた。

 

 

どうした?

 

 

その声に応じて、目を向ける。

 

 

友希那は自分の携帯を胸に抱きしめ、少し言いずらそうにしていた。

 

 

普段出さない雰囲気で居る彼女に首を傾げる。

 

 

深呼吸を繰り返す友希那は、決心したのか口を開く。

 

 

「今.......連絡が来たの」

 

 

そう言って携帯の画面を見せる。

 

 

その画面は誰かとのトーク履歴。

 

 

その相手は━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「.......お父さんから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会って話がしたい。

 

 

それが友希那のお父さんから来た内容だった。

 

 

付き合い始めて数ヶ月になる彼女の父親なのだから、当然了承した。

 

 

いつか訪問すべきだろうと思っていたため、時期こそ早まったものの都合が良い。

 

 

かと言っても、なにか準備をしていたわけでもなく、少々悩んだ。

 

 

服装は決して堅苦しくならないような、それでいて着崩しのない平装。

 

 

手土産として日持ちのする菓子を持ち、湊家に向かう。

 

 

インターホンの前で、何度も深呼吸を繰り返す。

 

 

偶然にも、今日のことを打ち明ける時の友希那と同じ様だった。

 

 

緊張感はこちらが圧倒的ではあるが。

 

 

意を決してインターホンを鳴らす。

 

 

するとすぐに扉が開き、友希那が出迎えてくれた。

 

 

「入って、お父さんとお母さんが待ってるわ」

 

 

お母さんもか......

 

 

当然ではあるが、ふと思ってしまった。

 

 

..........お邪魔します

 

 

靴を脱いで、友希那の後に続く。

 

 

玄関を抜けた先━━━━━━リビングの奥の椅子には、威厳のある、男前な男性、友希那のお父さんが。

 

 

その傍らには、友希那によく似た女性、友希那のお母さんが居た。

 

 

2人は、高校生の娘がいるような年齢には見えないくらい、若い姿。

 

 

「君が、“噂の”友希那の彼氏君かい?」

 

 

は、はい。そうです

 

 

噂の、と言われて少し動揺した。

 

 

一体彼女はどんな風に両親に話をしているのだろう?

 

 

「ちょっ........ちょっとお父さん!」

 

 

「友希那がよく、君のことを話しているよ。君のような男が、娘と付き合っているなんて......僕は嬉しいよ」

 

 

聞かれたくなかったのか、友希那が顔を赤くして止めようとする。

 

 

しかしお父さんは気にせず笑顔を向けている。

 

 

「まさか友希那が、こんなにイケメンの彼を連れてくるなんて.......お母さんも嬉しいわ」

 

 

やはり夫婦、似た者同士なのか、お母さんがそれに続く。

 

 

そんな両親の言葉に羞恥で顔を赤くする友希那。

 

 

こちらもこちらで、恥ずかしい。

 

 

そのやり取りがしばらく続き、いつの間にか緊張もほぐれていった。

 

 

「ところで」

 

 

と、今までの雰囲気を一気に変え、友希那のお父さんが口を開く。

 

 

「友希那とは、結婚を前提として付き合っている......という認識でいいかい?」

 

 

結婚。

 

 

言わずとも、独り身としてのゴール。そして夫婦としてのスタート。

 

 

人生が大きく変わる、最大の出来事の一つ。

 

 

このまま順調に付き合いを重ねていけば........いずれは

 

 

そう口にする間に、お母さんは友希那を連れてリビングを出た。

 

 

友希那は去り際に、不安そうにこちらを見ていた。

 

 

そんな彼女を見て、大丈夫、と目で伝える。

 

 

伝わったのだろうか、少しだけ表情に変化があったように見えた。

 

 

「........少し昔話をしよう。君は、僕の過去について友希那から聞いているかい?」

 

 

.........音楽活動をしていて、ある理由で辞めてしまった、ぐらいは

 

 

「そうか........なら、詳しく話そう」

 

 

友希那のお父さんは、かつて誰もが知る有名なバンドマンとして活動していた。インディーズ時代は特に名盤視されていた。

 

 

数々の音楽雑誌で表紙を飾ったり、特集記事が掲載されたり等、必ずと言っていいほどに目にしていた。

 

 

しかし、当時入っていた事務所から自分たちの音楽を無視され、仕事として無理やり活動させられた。

 

 

それに伴い、ファンは熱が冷め、離れていってしまった。

 

 

その心に深い傷を付けられ、そのまま解散してしまった。

 

 

ずっと彼らが夢見ていたステージ。

 

 

それを掴める、あと一歩だったのだ。

 

 

そんな最悪の出来事が起きてから、友希那は変わってしまった。

 

 

父親の........否、自分の音楽を認めさせるため、一切の妥協の許さない、ストイックな性格と考え方になってしまった。

 

 

「友希那がああなってしまったのは.......きっと僕の所為でもあるんだ」

 

 

だから、と窓際で背を向けていたお父さんが振り向いた。

 

 

「友希那には......心から笑っていて欲しいんだ。信じ合える仲間や友達と」

 

 

..............

 

 

Roselia。

 

 

今の友希那に変えてくれたのは、間違いなくあの4人だ。

 

 

自分だけの音を見つけたい、憧れの人とカッコイイを目指したい。

 

 

大切な人を支えたい、自分を変えたい。

 

 

全く違う想いで、全く違う境遇で..........それでも同じ道を歩みたい。

 

 

そうして出会った5人。

 

 

今も、突き進んでいる。

 

 

「もちろん.......君もだよ」

 

 

えっ........

 

 

考えていることがわかったのか、お父さんが座り直して言った。

 

 

「Roseliaはもちろん.......君がいたから、友希那は恋をして、愛を知った。あんなに音楽だけに執着していたあの娘が、普通の女の子の表情をしてくれた。

 

 

..........そうしてくれたのは、君のおかげだよ」

 

 

そう語る表情は、バンドの元ボーカルではなく、普通の父親の━━━━

 

 

━━━━━穏やかな笑顔だった。

 

 

その表情を見ていると、頬を暖かな物が通った。

 

 

「これから友希那達は、色んな壁にぶつかると思う。何度も折れそうになると思う........それでも、何度でも、君が支えてやってくれないかい?」

 

 

.......はい........ずっと........支え続けます!一生........そばに居続けます!

 

 

視界はぼやけて、お父さんの表情が見えない。

 

 

「ありがとう.......君で良かった」

 

 

お父さんは目元に涙を浮かべ、それでも笑顔を向けてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、お互いに日頃友希那のことだったり、昔の友希那のことを話したりと、かなり盛り上がった。

 

 

つい声が大きくなってしまったためか、顔を真っ赤に染めた友希那が入ってきて、怒られた。

 

 

お母さんが声をかけてくれなかったら、色々大変だっただろう。

 

 

長い間居たため忘れていたが、時間を確認すると、時計の針が7を指していた。

 

 

帰ろうかと思ったが、まだ話し足りない、とお父さんが引き止めてきた。

 

 

お母さんもせっかくだから、と泊まることを勧めてきた。

 

 

そうなるとは思わず、なにも準備していなかったので断ろうとしたが、まだほんのり顔を赤くした友希那が、服の裾を掴んで離さなかった。

 

 

その目が言うに、根掘り葉掘り聞かれそうだからひとりじゃ無理、と訴えているように感じた。

 

 

結果だけで言えば、泊まらせてもらうことになった。

 

 

夕食も頂き、その後一悶着あったが、無事に終わった。

 

 

一悶着の内容は割愛しておく。

 

 

寝る場所に関しては、当然の如く友希那の部屋。

 

 

隣の家がリサ宅だと思うと、ビクビクしてしまう。

 

 

だってベランダ越しで会話できるんでしょ?

 

 

きっとまた弄られるに違いない。

 

 

ベットの横の床に布団を敷く。

 

 

「........お父さんと、何を話していたの?」

 

 

部屋着に身を包んだ友希那が、口を開く。

 

 

娘をよろしく、ってさ

 

 

「よろしくって.........ッ!」

 

 

その言葉の真意に気づいたのか、はたまたでもなにか想像したのか。

 

 

湯船で火照った顔を、より一層赤くする。

 

 

「そ.......そんな、私たち、まだ高校生よ......なのに......そんなこと.......」

 

 

愛用の猫の枕に顔を埋めて、悶えている。

 

 

相変わらずのそのかわいい反応に、愛おしさを感じ、後ろから抱きしめた。

 

 

「ッ!ちょっと!今は.........」

 

 

安心しろ.......一生大事にするから

 

 

耳元でそう言うと、顔を真っ赤に染めつつも、振り返って抱きしめ返してきた。

 

 

今度は枕ではなく、胸に顔を埋めて。

 

 

「私.......貴方と出会って......本当に幸せよ」

 

 

そう言って腕の中で顔を上げ、笑顔を向ける。

 

 

.......今日は眠れそうにないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず友希那とイチャイチャしよう エピソード2 [完]




ノーブルローズの映像化ということは、友希那パパが登場するんですよね?
ふと思ったんですが、声は誰が当てるのでしょうか?
個人的には上松さんにして欲しいですね。Roseliaのお父さんですから。
別の人でも、バッチリあっていれば納得しますね。それをファンはどう見るか、ですね。私がやってもいいんですよ?()
さて、そんな世迷言は置いといて、本日の話はどうだったでしょうか?
友希那パパとママの口調は難しかったです。内容を振り返るために漫画の「Roselia Stage」を読み直しました。友希那可愛いなあ、おい。
あの笑顔、たまらん。そのためならロリコンになってm(殴
はい(´ー`)
次回は一応3rdseasonの内容を考えてはいますが、アニメの内容を思い出しながらなので、かなり時間を要します。
あ、あとシリーズとして更新しましたので、よろしくお願いします。
さて、かなり長く喋ってしまいましたが、いかがだったでしょうか?
是非とも感想、評価、リツイートよろしくお願いいたします。
では次回お会いしましょう。さようなら!

シチュエーションアンケート2弾

  • バンドリ3rdseason 編
  • ノーブルローズ 編
  • その他(twitterにて)
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