とりあえず友希那とイチャイチャしよう   作:リメイル

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どうもリメイルです。
今回は友希那誕生日記念の回で、完全友希那視点です。
本当は投稿する予定ではなかったのですが、投稿している方が多く、やっぱり出さなきゃいけない気持ちになり、急遽完成しました。
そのため、描写が上手く表現できていない部分があると思いますが、どうかご了承ください。
文字数も少ないです。
それでは本編どうぞ。


友希那誕生日記念話

 

 

 

 

 

 

『私には音楽しかないの!』

 

 

かつて私が言った一言。

 

 

それを聞いた貴方の顔は、今でも忘れないわ。

 

 

何回、貴方に対して冷たい態度をとったかしら。

 

 

何回、貴方の優しさを無下にしたかしら。

 

 

何度失敗しても、無視されても、貴方は私に変わらず接してくれた。

 

 

なぜそこまでして、私と話そうとするのか、まるでわからなかった。

 

 

そんなにしつこいと、普通の子なら嫌われるわよ。

 

 

でも、きっとあの時があったから、今がある。

 

 

本当にありがとう。私を救ってくれて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「CiRCLE2周年ライブ?」

 

 

いつものように、彼の膝枕を堪能していると、ライブのチラシを見ながら声をかけてきた。

 

 

「ええ、来月、CiRCLEができて2年になるそうだから、いつもお世話になってるお礼に出演することになったの」

 

 

と言っても、いつもと変わらないけれど。

 

 

「来月の........10月26日........ってお前の誕生日じゃないか」

 

 

そう、ライブが行われる日は私の誕生日。

 

 

もちろん、ライブをするのはお父さん達も知っている。

 

 

「被ってしまったのだから仕方がないわ。それに、誕生日にRoseliaや他のバンドと演奏できるなんて、幸せだわ」

 

 

上体を起こし、彼の膝の上に座る。

 

 

「さあ、みんなと話し合う前に、候補としてセトリを考えておきましょう」

 

 

そう言って振り返った時の彼の顔は、不服そうだった。

 

 

「誕生日会なら、前日かその次の週でもいいわ。そんな顔しないで」

 

 

彼の顔を両手で挟み、目を合わせて言う。

 

 

「.......わかったよ」

 

 

「ええ」

 

 

キスをして、無理やり話を終わらせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうございました」

 

 

各バンドごとのリハーサルを終え、本番前の大きな休憩。

 

 

御手洗から控え室に帰ってくると、開けたドアからクラッカーの音がした。

 

 

「「「「「友希那(さん)(湊さん)!お誕生日おめでとう(ございます)!」」」」」

 

 

「............みんな」

 

 

中ではリサを筆頭に準備したのか、たくさんのお菓子とプレゼントが置いてあった。

 

 

「はい、友希那!これはあたしと紗夜からね!」

 

 

「一生懸命作ったので、お口に会うと良いのですが」

 

 

そう言って渡してきたのは猫や犬の形をしたクッキー。

 

 

いつもとはデザインが異なり、今日のために考えたのが伝わる。

 

 

「こっちはあことりんりんからです!」

 

 

「あこちゃんと行ったお店に、友希那さんに似合いそうなものがあったので.......これを選びました」

 

 

青い薔薇をもしたネックレス。

 

 

所々にラメが散りばめられており、輝いている。

 

 

そして、

 

 

「今回はこれにした」

 

 

彼からのプレゼントは5色に分かれた、しかし派手ではない、シンプルな髪飾り。

 

 

「これなら、友希那の私服にも合うんじゃないか、と思ってな」

 

 

私を思って考えてくれたプレゼントに、自然と涙腺が緩む。

 

 

「みんな.......ありがとう」

 

 

「ちょっと!友希那!?」

 

 

嬉しくて涙が流れる。

 

 

それを見たリサが慌てる。

 

 

近くにいた彼が、涙を拭ってくれた。

 

 

私は幸せものだ。

 

 

こんなにもみんなに想われているだなんて。

 

 

「本当に......ありがとう」

 

 

涙を拭い、顔を上げ、笑顔を見せる。

 

 

そうすると、みんなも笑顔になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Roseliaのみんな〜。そろそろ本番だよ!」

 

 

まりなさんからの声がけで、気を引き締め、舞台袖に移動する。

 

 

後ろから伝わってくる、メンバーの様々な感情。

 

 

緊張、興奮、昂り..........

 

 

私はずっと1人だった。

 

 

誰にも頼らず、自分だけで全てを成し遂げようとしていた。

 

 

それがずっと続いていたら、きっと、いつか折れてしまっただろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも今は━━━━━

 

 

 

 

 

「友希那さん!」

 

 

あこがいて

 

 

「友希那さん....」

 

 

燐子がいて

 

 

「湊さん」

 

 

紗夜がいて

 

 

「友希那!」

 

 

リサがいて

 

 

「友希那」

 

 

そして、彼がいる。

 

 

私は5人に振り返り、頷く。

 

 

「さあ.......行くわよ」

 

 

ステージに立つと、静かだった客席が熱気の溢れるものに変わる。

 

 

「Roseliaです。早速だけど、メンバー紹介行くわよ」

 

 

左腕を上げ、紗夜を指す。

 

 

「ギター、氷川紗夜!」

 

 

紗夜の細い指、その見た目と裏腹に力強い音を奏でる。

 

 

「ベース、今井リサ!」

 

 

リサのベースは、優しくも、しっかりと芯の通った低音を響き渡らせる。

 

 

「ドラム、宇田川あこ!」

 

 

体全体を使ったパフォーマンスは、あこの見た目からは想像できないほどの迫力。

 

 

「キーボード、白金燐子!」

 

 

その洗練された指先は、燐子自身を表すようにしなやかで、それでいて秘めたるものを感じる。

 

 

リサがマイクを力強く持ち、続ける。

 

 

「そして我らがボーカル、湊友希那!」

 

 

楽器隊のパフォーマンスをバックに、客席に向けて礼をする。

 

 

ふと、横目に舞台袖で見守る彼が映る。

 

 

いつも見ている笑顔。

 

 

自然に口元が緩む。

 

 

「それじゃあさっそく、聴いてください」

 

 

今日はなんて、良い誕生日なのだろう。

 

 

マイクを握りしめ、腕を振り上げる。

 

 

 

 

 

「━━━━━━━潰えぬ夢へ、燃え上がれッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友希那誕生日記念話[完]




友希那、誕生日おめでとう。

シチュエーションアンケート2弾

  • バンドリ3rdseason 編
  • ノーブルローズ 編
  • その他(twitterにて)
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