それでは本編どうぞ!
摩利と零司の模擬戦が始まって数分未だに攻撃は零司に当たってない
「(何故だ、何故当たらない!くそ、なら全方位の攻撃で!)フッ!」
「(全方位の攻撃…数は多いが規則性は無し、避けられるな)」
「くっそーなんで当たんないのよ〜!」
「ふーむ、一校の三巨頭もこんなもんか」
摩利の攻撃を尽く避ける零司
「ならこれで!」
「(数よりスピードに切りかえたか、確かにそっちの方が勝てる確率は高いがそんなスピードで当たるほど俺は甘く……なっ!)」
摩利の攻撃を回避しようと考えた瞬間身体が麻痺したように動かなくなった
「私の勝ちだ、零司君!」
「(匂いによる神経麻痺!)ふっ…お見事です、先輩…」
摩利の斬撃系の魔法は零司の腹部から肩にかけてのインナーを切り裂き大きく後ろに吹き飛ばされ大の字で横たわる
「勝者、渡辺摩利!」
七草会長の合図により試合が終わり渡辺委員長の勝利が決まった
「す、すまない!少し強めに当てすぎた」
「問題ないですよ」
「でも血が出てるじゃないか!」
零司の右肩から直線に血が流れてる
「気にしないでください」
そう言い、裂けたインナーの上から制服を着る
「さて、行きましょうか渡辺委員長」
「そ、そうだなでは達也君、零司君、風紀委員室に行こうか。」
生徒会室に戻ってから内部直通の階段を下って、達也と摩利は風紀委員本部にやって来た。そして達也は、その部屋の汚さに頭を抱えた。
「まぁ、少しちらかってるが楽にしてくれ」
「……委員長、この部屋片付けてもいいですか?」
「別に構わないが」
「さすがに見てられませんね」
よほど意外だったのか、達也達の申し出に摩利は素で驚いていた。達也と零司は魔工技師志望としてCADが乱雑に扱われてるのが我慢出来ないと理由を言って、摩利の答えを待つ事無く片付けを始めた。
「魔工技師って、あれだけの対人戦闘スキルがあるのに……」
「如何足掻いても上位のランクは取れませんからね」
「よし、終わり」
風紀委員室の片付けが終わると2人の男子生徒が入ってきた
「はよーっす。あ、姐さん帰ってたんですね」
「おはようございます、委員長。本日の巡回終了しました。逮捕者いません」
風紀委員の先輩が巡回報告をしにやってきた時、スパコンといい音が聞こえてきた
「姐さんは止せと言ってるだろうが、鋼太郎! お前の頭は飾りなのか!」
「何回もポンポンと叩かねぇでくださいよ姐……委員長」
そんなやり取りを終えるとさっきまで頭を叩かれてた男が視線を向ける
「ところでそいつらは新入りですかい?紋無しのようだが」
「辰巳先輩! その表現は禁止用語に抵触する恐れがあります! この場合は二科生と言うべきかと」
「お前ら、そんなんじゃ足元をすくわれるぞ?ここだけの話、さっき足元をすくわれたばかりだ。かく言う私も零司君との模擬戦で奥の手を出さなきゃ手も足も出なかったからな」
「あの服部と渡辺委員長が…それは逸材ですね」
その言葉に達也と零司は少し驚いた顔をする
「風紀委員は一科生である事の優越感に浸ってるばかりのヤツじゃないんだ。アタシがこう言った性格だからね。真由美も十文字もそう言った意識の少ないヤツを推薦してくれる。まぁ、教職員枠のヤツはそうは行かなかったがね。だから君にとっても此処は居心地が良いはずだよ」
「3年の辰巳鋼太郎だ」
「2年の沢木碧だ、よろしく」
「1年司波達也です。」
「同じく1年司波零司です。こちらこそよろしくお願いします。先輩」
その日の帰り道……
「全く…優しいな、お前」
「兄さん、どうしたの?急に」
唐突な兄さんの言葉に戸惑った
「何、お前と渡辺委員長の模擬戦を見てそう思っただけさ」
「あれのどこに優しい要素があったのさ、ボロ負けだよ?ボロ負け」
「お前、ペンダントの調子が悪いだろ?」
ギクウゥゥ!!
「いつから気がついてたの?」
「午後の授業。イライラしてるってだけで据え置き型のCADが壊れるわけないだろ?」
兄さんに見抜かれてた、さすが兄さん勝てる気がしないよ
「ペンダントの調子が悪いから渡辺委員長の模擬戦をあんな感じにしたんだろ?無駄に力加減を間違えて渡辺委員長を傷つけないように」
「そこまで考えてないよ、それにあれは俺が戦う気がなかっただけさ」
「やっぱりお前は優しいよ。ま、そういうことにしとくさ。帰ったら調整しといておこう」
「ありがとう兄さん」
あれ?今日はやけに深雪が大人しいぞ?なんでだ?
〜to be continued〜
魔法科高校の劣等生2期が決定しましたね。私、喜びに打ちひしがれておりました。何とかこの作品も2期が始まるまでにはそこまでたどり着きたいですね
それではまた次回!