黒猫の魔法使いと個性社会   作:オタクさん

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誤字報告をしていただき、誠にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。


21話 訓練開始

「さてと...話が終ったのなら、訓練を始めないとね!準備は良いか?緑谷少年!」

 

「はい!いつでもいけます!」

 

トゥルーフォームに戻ったオールマイトは、訓練を始めようと声を掛け、緑谷は元気よく返事をする。

返事に満足したオールマイトは緑谷を連れて訓練に戻ろうとしたが、他にも話があったウィズに止められる。

 

「待つにゃ。訓練するなら私達にも内容を教えてほしいにゃ」

 

「ああ!そうだね、ごめんごめん。この紙に内容を書いてあるから...」

 

オールマイトは懐から紙を取り出す。キキが受け取り、ウィズが割り込むように覗き込む。

白い紙には、どのトレーニングをいつやるのか、筋肉を作る為の食事メニューなど細かく書かれていた。

一見して特になんも問題はなさそうだが、ウィズとキキはとあることで怪訝な顔になる。

 

「オールマイト、ちょっと気になることがあるにゃ」

 

「なんだい?」

 

仲直りしたとはいえ、キキとウィズに怪訝な顔をしたり怒ったりすると、少し内心がヒヤヒヤするオールマイト。多少トラウマになってしまっていた。けど、そのことに気が付いていないウィズは遠慮なしに言う。

 

「十ヶ月分しか書いていないけど...。この後から一気に内容が変わるのかにゃ?」

 

「あー...それはね...。雄英の入試があるからね」

 

「だからなんだっていうにゃ?」

 

「いや、雄英の入試は敵と戦わないといけなくてね」

 

「それでも力の継承はまだ早すぎると思うにゃ。最低でも一年以上は訓練しないとダメにゃ。...と言うか、雄英の入試って、力を継承させないといけない程、危ないものなのにゃ?」

 

「危なくは...ないよ一応は...。だが、"個性"がないと、合格はできない!だから緑谷少年には、雄英の入試前には私の"個性"を引き継いでほしいんだ!」

 

かなり言い淀むオールマイトだったが、迷いを吹き飛ばすかのように大声で語り出す。

その様子を緑谷は目をキラキラと輝かせながら見ており、キキとウィズは呆れていた。

 

「言い淀んでいる時点で説得力はないにゃ!」

 

「"個性"がないと合格出来ないとはどういうこと?雄英の入試は一体何と戦わせるの?」

 

キキはオールマイトに尋ねるが、銅像のように固まって黙っていた。

疑い始めたキキはオールマイトを観察してみたところ、答えを知らないのではなく、答えを言えないだけであった。思い耽る様子はなく、ただ固まっているだけだった。

 

「オールマイト、答え知っているよね?なんで答えられないの?」

 

「......」

 

「...オールマイト?」

 

キキはあからさまに疑うような目線で探り、緑谷は心配の眼差しを送る。

二人の目線にオールマイトは真っ向から迎えるが、彫りの深い笑みに一筋の汗が流れる。終には耐えきれなくなって、溜め息をついて話し出した。

 

「まあ...。雄英の入試で何をやったかということは覚えているさ。...けど!君達の質問には、答えることは出来ない!だって、緑谷少年が私の弟子だからって、教えるのは狡いと思わないかい?」

 

「それはそうだけど...」

 

「一人だけ答えを教えるのは確かに狡いかもね」

 

オールマイトの応えに緑谷はしゅんと項垂れて、キキは納得をする。ただウィズだけは違った。

 

「それはそうだにゃ。だけど、私達の他にも教えてもらおうと尋ねる人はいる筈にゃ。尋ねられた人の中には、答えを教えてくれる人がいるかもしれないにゃ。もしそれで、入試の内容を知っている人は現れたら、どうするにゃ?その人はずるをしたということになるけど、その時はどう対応するにゃ?」

 

「え、えっ?それは...」

 

いきなりの展開に着いていけないオールマイト。

あたふたして気が動転しているうちに、ウィズは追撃をして更に追い込む。

 

「事前に情報を収集するのも大事なことだにゃ。ヒーローだって、これから戦う敵(ヴィラン)のことくらい調べるよね?」

 

「まあ...そうだけど...」

 

「だったら、入試の内容くらい知ろうとするのは当たり前のことだよね?逆に、知ってそうな人に聞かなければいけないと、思わないかにゃ?」

 

「君の言っていることは何も間違ってはいないけれど、入試の内容を教えるのって、場合によっては、罪に問われることもあるんだよ」

 

「えっ...?」

 

「嘘!?」

 

「にゃにゃ!?」

 

オールマイトの衝撃的な発言に、三人の口は閉じることさえ出来なかった。

阿保面になっている三人の顔を見てオールマイトは、失礼だと分かっていても笑いそうになってしまい、一旦ゴミ山の隙間から見える海を見て、気持ちを落ち着かせる。気持ちを落ち着かせると顎に手を当てて、過去にあった事件を思い出しながら語る。

 

「これは..."個性"が発現する前の話。中学生の少年がとある名門校に合格を目指す為、塾に通っていたのだが...。その塾の講師が名門校の教師にお金を渡して、入試に出てくるテストを要求したんだ」

 

「それで...?」

 

キキが固唾を飲んで尋ねる。

オールマイトはキキ達の気持ちに汲んで、ゆっくりと頷いてから話し出した。

 

「名門校の教師はお金の誘惑に負けて、塾の講師に入試に出てくるテストの内容を教えてしまったんだよ。そのお陰で、塾の生徒達は名門校に合格をすることが出来たのだけど、後でそのことがバレて、名門校の教師と塾の講師は賄賂罪で捕まり、塾の生徒は皆不合格となった。お金を渡した訳ではないから罪に問われないとはいえ、内容を知っていたことがバレたら、不合格になっても可笑しくはないな」

 

「へぇー、そうだったのですか」

 

「何故塾の講師はお金を渡したの?いくら合格の為に、そこまでする必要はあるのだろうか?」

 

「バレたら不合格になるのか...」

 

緑谷は昔にそんな事件があったことに驚き、キキは疑問を抱く。この話を聞いても、ウィズは未だに何か考え込んでいた。

 

「塾としても名門校に生徒が合格すれば、それだけで箔がついて、塾に入りたい子供が増える。...要は金儲けが出来るから犯罪に手を染めたということさ!...ところで、ウィズ。君は先程から、やけに入試の内容を気になっているようだが、どうしてそこまで気にしているのかい?」

 

必死に入試の内容を聞き出そうしてくるウィズに、疑問を感じたオールマイトは訊ねる。

オールマイトの質問にウィズは答えようとしたが、ウィズが話し出すその前に、緑谷が頭の中に思い浮かんでいたことをブツブツと呟く。

 

その姿を見たキキは鬱陶しく感じて今、注意をするべきかと、迷っていた。

 

「確かに...それは気になるな。なんでウィズは、入試の内容が気になっていたのだろうか?もうヒーローとして働いてるから、雄英に入学をする訳でもないし...。しかも、僕とウィズは仲はあまり良くはない。僕の為に必死になる理由なんて....」

 

「今から私が話をしようとしていたところにゃ。...それに...出久...その話し方!気持ち悪いにゃ!!」

 

ブツブツと呟き始めた緑谷にウィズは気味悪がる。

 

「ご、ごめんなさい!」

 

「その話し方を止めないと、人を困らせてしまうのにゃ!...で、オールマイト、私が入試の内容が気になった理由は簡単なことだにゃ。それは....」

 

「それは....」

 

緑谷に注意を終えた後ウィズは、勿体ぶってから話し出す。

ウィズの想いが強く滲み出て、周囲の空気に溶け込ませ、聞き手三人の背筋を伸ばさせる。彼らが自然と聞く体勢になった時、やっと、ウィズの話が進む。

 

「"無個性"の状態で、入試を合格してほしいからにゃ」

 

「そういうことなんだね」

 

「そ、そ、そんなの無理だよ!!」

 

「緑谷少年の言う通り、"無個性"で雄英の入試を受かるのはとても難しい。はっきり言って夢物語の等しい程だ。いくら入試の内容を知ったところで、対策はできない。ヒーローには敵を倒す力が要る。だから到底"無個性"には...」

 

キキはウィズの考えに気が付いて納得をし、緑谷は喚き声を出しながら否定をする。

オールマイトは冷静に批判をする。

 

「じゃあなんで、オールマイトは"無個性"の時からヒーローを目指していたのにゃ?」

 

オールマイトの批判にもウィズは、過去のことを持ち出して反論をする。

その問いにオールマイトは黙ることしか出来なかった。それを機にウィズの勢いは増す。

 

「さっきまであれ程約束してくれたのに、全然君達は分かってくれてないにゃ。その考え、どこかに捨てないと常識は変えられないにゃ!確かに、なんにも力を持っていない"無個性"は不利になりやすいのは分かるけど、始まってもないのに否定は早すぎるにゃ!そもそも、なんで私が、出久に対して、"無個性"の状態で合格してほしいのには、二つ理由があるからにゃ」

 

「二つの理由...」

 

「先ず、一つ目の理由は、僅か十ヶ月程度の訓練で"個性"に耐えられる体は出来ないと思うにゃ。私達は、出久の体が耐えられる体になるまでの間は、ずっと反対するにゃ」

 

緑谷は拳を握りしめて黙りとする。

ウィズの言っていることは正しく、反対する理由は尤もだ。今更ながら体を鍛えていなかったことに後悔をする。

 

「二つ目の理由は、君達はほんと"無個性"を馬鹿にしているから、その考えを捨てなければいけないにゃ。ずっと馬鹿にされ続けた影響かもしれない、そうだとしたら君達は被害者なのかもしれないにゃ。けど、私達の考えに賛同するのなら、心の底から"無個性"は馬鹿にされる存在ではなく、"個性"がなくても、強い存在になれる。と、認識をしなければならないのにゃ。心の籠った言葉でさえも、人の心を動かすのは中々難しいのに、心の籠っていない言葉は誰の心にも響かないにゃ。このことは、行動を起こす前の話にゃ。いくら行動を起こしたって、認識を改めなければ、世の中は変えられないにゃ」

 

ウィズの力説が緑谷とオールマイトの耳を貫く。

彼らの心にどのように感じさせられたの分からないが、ウィズは流れに乗って話を進めていく。

 

「と言う訳で、出久には"無個性"で雄英の入試を受けてもらうにゃ。彼が雄英に合格できれば、"無個性"が強い存在だと認めてもらうチャンスになるにゃ」

 

「で、でも!合格ができなかったら!」

 

「その時はその時にゃ。...というか、出久。君はオールマイトに会う前から雄英の入試を受ける予定だったよね?だったらどうやって挑もうとしていたのにゃ?」

 

「それは...」

 

ウィズの指摘に緑谷は何も言えなくなる。

その様子にキキが一番驚いた。

 

「戦うって分かっていたのに、何も考えていなかったの?」

 

緑谷の沈黙が肯定を示していた。キキは呆れのあまりに空を見上げる。

一体、彼はどうやって挑もうとしたんだ?という思いが、キキの頭の中を全速力で駆け巡る。だが、ぼーっとしていても始まらないから、思いを無理やり抑えて本題に戻る。

 

「そういえば、雄英の入試ってなんで戦わせるの?」

 

「ああ、それなら答えられる。簡単な話、戦えるかどうかを見るのだよ」

 

「そうなんだ。...うん?待てよ...。ねえ、オールマイト」

 

「なんだい?レイチェル少女」

 

ある不自然な点を思い出したキキは質問をする。

 

「この世界の人達は"個性"を使ってはいけないよね?」

 

「ああ、ヒーローや仕事以外では使ってはいけない。でも、なんで急に、そんな当たり前のことを聞くんだ?」

 

「そうだよね。だったら...」

 

 

「雄英の入試に"個性"なんていらないね」

 

「......はい!?!?」

 

「...えっ、え、えーーーー!?!?」

 

キキの思わぬ発言に驚愕をする緑谷とオールマイト。

彼らの反応を無視してキキは話を続ける。

 

「碌に使ったこともないのに、いざ本番で使いこなせるのは無理だと思う。それに...時折住んでいる施設で聞いた話だけど..."個性"の制御が出来なくて、周囲に被害を出してしまった子供達の話を聞いたことがある。...そんな事件が起きてしまっているのに、ぶっつけ本番は酷すぎる。もし事故が起きてしまったらどうするんだ?」

 

「えっ?そ、それは...」

 

「やはり...戦うと言っても、"個性"は使わないで戦うのよね?」

 

「いや...その...え、ええっと......」

 

オールマイトは段々質問に応えられなくなっていた。

神妙な面餅で黙っていたけれど、深呼吸をして話すことを決する。

 

「雄英の入試には......"個性"が必要なんだよ...」

 

「えっ...碌に扱ったことがないのに?」

 

「まあ...雄英を目指している子は自力で、"個性"を鍛えているからね...」

 

「"個性"を使ってはいけないのにどうやって?」

 

「専用の施設とか...広い土地を持っている家庭の子は、その土地の中で鍛えたりするんだ...」

 

「私有地なら良いの?」

 

「危ないことや悪さをしなければね」

 

「皆意外と"個性"を使っているんだね」

 

「まあね...。"個性"を鍛えなければ、ヒーローには成れないからね...。これくらいのことは当然のことさ!」

 

「今度は私からも質問をしても良いかにゃ?」

 

ずっと話を聞いていたウィズが尋ねる。

 

「別に構わない」

 

「じゃあ...私有地を持っていない、その手の施設に通えない子供はどうしているのにゃ?」

 

「それは...やはり...入試に落ちるかな...」

 

「そうなのにゃ...」

 

ウィズは残念そうな表情を浮かべる。

それの様子を見ていた緑谷は疑問を覚える。

 

「どうかしたのですか?」

 

「いや...なんて言うのかにゃ...ちょっと不公平だと思ってにゃ...」

 

「不公平?」

 

「不公平にゃ。練習を出来ない人は可哀想にゃ」

 

「そうなの?」

 

ピンと来ない緑谷は首を傾げる。

 

「そうだにゃ。私達の知り合いに"個性"を制御出来ていない人がいてにゃ...。その人のことを思い出すと、他にも練習を出来ない人がいるのではないかと、思ってにゃ...」

 

「そうだよね。もしその人みたいなパターンがあったら、必ず落ちるということになるよね...」

 

キキも白部のことを思い出して、ウィズの意見に同意する。

 

「何か救済措置みたいなものはないのにゃ?」

 

ウィズが縋るような目付きでオールマイトを見詰める。

オールマイトは険しい顔をして呟く。

 

「.........う~~~ん......。無いとは言いきれない......と思う...」

 

「だったら!その方法にかけてみるにゃ!」

 

「えっ!?オールマイトの"個性"の力を借りずに!?雄英の入試に合格する!?そんなの無茶だよ!」

 

「無茶だとしてもやるしかないにゃ。今の出久の体では"個性"を耐えきれないにゃ!それに...」

 

 

「出久は"無個性"を馬鹿にしているにゃ!オールマイトもそうにゃ!無意識に馬鹿にしていて、とても失礼だにゃ!!」

 

ウィズが嫌悪感を追い払うように叫ぶ。

 

「ボクもウィズと同じ意見だ。この世界の"無個性"は弱い者とかもしれないけど、何も力を持っていなくても強い者を知っているボク達にとっては、馬鹿にしているとしか思えない。それに、出久は諦めていて、挑戦をしていなかったではないか。始まってもいないのに決め付けるのは良くはない。そういうことは、挑んでから言うものだ」

 

「そ、それは...仕方ないじゃないか!!"無個性"に戦う力がないのは事実じゃないか!!皆が"個性"を持っているから!圧倒的に不利なんだよ!!」

 

過去の自分を否定されていると感じた緑谷は反論をする。

 

「まだ納得をしていないようだね。考えを変えたいのなら...今の考えを否定しなければ始まらない」

 

「今すぐ捨てろって言われても無理ですよ!僕がこの世界の考えで何年生きてきたと思っているのですか!?もう十五年ですよ!!十五年培ってきた価値観は、そんな簡単に捨てられない!!」

 

考え方を捨てることに納得をしていない緑谷は、最後の抵抗として必死に反論をする。

 

「そうだね、価値観を変えるのは難しい。だったら......」

 

 

「魔法を使わないボクと戦って、"無個性"の強さを知ればいい」

 

「...えっ...?」

 

キキが言い放った言葉は緑谷を呆然とさせる。

 

「価値観を変えるのはいつだって、常識を越えた奇想天外な出来事。...逆に言ってしまうと、そういうことがなければ変わらない。だから...出久には...これから毎日、ボクと戦ってみたらいい。ボクはその手の達人ではないけど、それなりに戦える自信がある。そしたら、もしかして...価値観が変わるかもしれない」

 

「そうだにゃ。やってみる価値はあるにゃ。...というこで、オールマイト。オールマイトが作ったトレーニングの内容に、私からも指示を入れさせてもらうにゃ!」

 

ウィズもキキの考えに賛成をして話を勝手に進める。

 

「な!?結構厳しいぞ!私が出したトレーニングでさえも、今の緑谷少年にはついてくだけでも精一杯だ!トレーニングの内容を増やしたところで体を壊すだけだ!!」

 

オールマイトが怒って怒鳴るが...

 

「それなら問題はないにゃ」

 

ウィズは軽く言い返す。

 

「問題はないって...。体を壊すのは緑谷少年なんだぞ!!」

 

「いつもオールマイトにやっていることをすれば良いのにゃ。そうすれば体を壊さない筈にゃ」

 

「いつもやっていること...?そうか!魔法か!」

 

「そうなのにゃ。体力がなければ、魔法で補えば良いのにゃ」

 

「けど、力も強くしたら訓練にはならないぞ」

 

「体力だけ増やせば良いのにゃ。そういった魔法もあるにゃ」

 

「そうか...。ならば...もう...問題はないな...」

 

「オールマイト!?ウィズさん!?」

 

勝手に話を進めていくウィズ達に緑谷は驚きを隠せなかった。

 

「さて、今度こそ!訓練を始めよう!」

 

ウィズに説得されたオールマイトは、訓練を始める前に気を高ぶらせる為に大きな声で言う。

 

「はい!」

 

呆然としていた緑谷だったが、気を取り直して大きな声で返事をする。

訓練はやっと始まったのであった。




またきつめになってしまい、申し訳ございません。

この質問を答えられる方は答えてほしいです。
原作の緑谷出久は、もしオールマイトから個性を受け継ぐことがなかったら、どうやって雄英の受験を受けるつもりだったのでしょうか?
その事が分からなかったため、黙らせてしまいました。

オールマイトの教えたら罪なるって言わせたのは、ここで教師とバラしたくなかったから言わせただけです。ただ、実際に中国で起きた事件を元にしました。

こんな小説ですが、これからも宜しくお願い申し上げます。
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