根津からの話が終わると沈黙が覆う。それはとても重苦しく、全員の口を閉じらせて放せなくする。やっと話せたのはウィズだった。
「あの時...誰かに見られているとは思ったけど...まさか、白部に見られていたとは思わなかったにゃ」
「ボクも聞かれているとは思わなかった。と言うか...知らない内に傷付ける言葉を言ってしまったね...」
「俺達と比べればマシですよ。俺達なんて地雷踏みまくっていますから...」
ウィズの後に続いてキキが呟き、切島も後悔の言葉を呟く。
「そうですわね...私達は知らないとは言え、ヒーローが嫌いなのにヒーローのお話をしてしまいましたし...」
「私なんか...表向き"個性"のことで苦しんでいるレイラドルさんに向かってデク君と仲直りしてほしいと言ってしまったよ...」
「ぼ...俺も軽率だった。皆がヒーローを好きだと勘違いをしてしまった...」
「私も...人の気持ちを考えて行動をすることが出来なかったわ...ケロ」
八百万、麗日、飯田、蛙吹が後悔の言葉を呟いた。特に関わりがなかった爆豪、轟以外の他の人達も言葉には出さなかったが、悔やんでも悔やみきれない、と後悔の念に押し潰されそうになっていた。
「で...君達...このままAFOの言われた通りのままで良いかい?」
「絶対に嫌だ!」
即答で答えた者、目で訴える者、それぞれの意見が一致する。
その様子をじっと、まるで見極めるかのように、一人ずつ顔を見ていく根津。数分間もかけて全員の顔を見てから根津は話を切り出した。
「そうだね...先ずは...。どうしてこんなことになったのか、これを理解している人はいる?あ、ウィズさんと魔法使いさんは除外ね。僕達の問題は僕達で考えて解決しよう。で...誰か分かる人はいるかい?分かったら挙手してね」
「はい!」
「八百万さん、どうぞ」
綺麗な姿勢で手を挙げていた。
根津に許可を得てから意見を言う。
「それは差別ですわ」
「うん、そうだね。大まかに言って正解だね。じゃあ何で差別は起こるのかな?」
「はい」
「今度は障子君だね、どうぞ」
複製した腕を上げて挙手する障子。はいと返事したのは複製された腕についていた口だった。
「怖いからだ」
「それは見た目が怖いから?それとも何を考えているのが分からないから?」
根津の問い掛けにみんな理解出来なくて不思議そうな顔をする。
そこで言い出しっぺの障子が質問に答える。
「それは当然、見た目が怖いからだろう」
「では何で人は、見た目が怖いと差別されるのかな?」
「それは......危害を加えられると思われやすいからだ...」
「獣よりも大きな牙は人を容易く噛み千切り、剣よりも鋭い爪は鋼鉄さえも切り裂く。邪悪なる存在は常に恐ろしいものだ」
「あー!なんか分かるー!ホラー映画とか、絵本とかに出てくる怪物って怖いよね!特に小さい頃読んだ絵本の怪物は怖かったよ!」
常闇は静かに浄弁気味に語り、芦戸は無理に明るく振る舞って会話を続けられやすくようにする。
けれども雰囲気が明るくなったのは生徒達の間だけで、キキ、ウィズ、根津の表情は険しくなる。
「確かに分かりやすくする為に、敢えて恐ろしげに描いたり、この存在は怖いものだと文章で強調したりするけどさ......」
「君達を襲い掛かってきた敵(ヴィラン)は全員、見た目が恐ろしい怪物だけだったの?」
根津の怒り気味の声に、生徒達は失言してしまったのだと後悔することとなった。
根津は敢えて大袈裟に溜め息をつくことにより、怒っていることをアピールをし、生徒達に反省を促す。
「違うよね。誰かを傷付けた故に本能的に近寄りがたかったり、犯罪者特有の怖い雰囲気があったりすることがあるのは認める。けれども、全員が全員、人間離れた容姿ではないよね。死柄木とかは従来の人間の姿をしている」
「誰かが言ったから、物語りなどでそう描写されたから、テレビで報道されたから。そうやって考えずに、オールマイトにだけ平和を押し付けたからその付けが回って...」
「お話しの最中に申し訳ございませんが、少々割り込んでしまっても宜しいのでしょうか?」
「うん、どうぞ」
八百万は己の失敗に恥じりながらも、異議があるところにはすかさず唱える。
話の途中であったが、根津は中断をして八百万に話の主導権を渡す。八百万はゆっくりと頷くと優雅にお辞儀をし、根津の目を真っ向に見詰めながら語り出す。
「ありがとうございます」
「お言葉ですが、根津先生。我々だって差別については考えたことはあります。何もかもオールマイトに任せてしまった件については深く反省しております」
「勉強不足であることも認めます。しかし、小学校、中学校、そして...この雄英高校で、短い時間ながらも真剣に勉学に励みました。もっと精進するべきだと言う意見でしたら特に言うことはありません。根津先生が考えに考え抜いた結果、そのような考えに至ったと思います。ですが、考えていないと言う一点においては、納得出来ませんので反論させて頂きます」
「うん...そうだね...。勉強はしていたね。八百万さんのように真面目にやっている人もいれば、残念ながら、下らないと感じて真面目にやらない人もいる。そもそも今回の件で思い知ったのは時間が足りなすぎた。義務教育でも、高校でも、大学でも、専門学校でも、毎日道徳の授業をするべきだと実感したよ。で...真面目に勉強をしてきた君達に一つ質問をする......」
「道徳ではどんなことを習ったのかな?」
「そうですわね...道徳の教科書に沿って、この時の登場人物はどのようなことを考えているのかを、どのようにすれば問題が解決出来るのかと、自分で考えたり、クラスメイトと共に話し合って色々な意見を出し合いましたわ」
「俺のところもそんな感じ」
「ウチのところも八百万と同じだな。内容は教科書沿いだから学校によっては違うと思う」
「後は...トロッコ問題のような...答えがないものを考えたりしたな」
砂藤、耳郎、尾白が八百万と同じ意見だと言い、基本的に話せない口田も首を激しく振って同意する。他の人達も意見を言わないだけで口田と同様に首を振って同意した。
一通り意見を聞き終えたところで根津が話を切り出す。
「そう...みんなきちんと勉強をしていて良かった。ところで...道徳ではこんなことは習わなかったかい?」
「こんなこと...?こんなこととはどのようなことでしょうか?」
先程から話をしている八百万が代表をして尋ねる。
根津はすぐには言わずに深呼吸をしてから答えた。
「どうして差別が起きてしまったのか?とか」
「勿論、そこは勉強をしてきましたわ。差別をしてしまう理由は、自分と違う存在、自分と違う意見を認められずに...」
「意見ありがとう。でももういいよ。今の八百万さんの話で実感したよ。学校の道徳の授業なんて──」
「全て無意味だったと言うことを」
「そ、そんなことはありませんわ!授業は悪くありません!私達が勉強不足であって...」
「だったら何で!魔法使いさんやウィズさんの話を聞かなかったんだ!?」
「え、えっと...!それは...」
根津の鋭くなった目から逸らさず、周囲にプレッシャーを与える程の怒りにも怯まなかった八百万だが、痛いところを突かれて言葉が段々と萎んでいく。
あらん限りの大声で生徒達に問う。
「彼女達は何か間違ったことを言ったのか!?」
「敵(ヴィラン)になった経緯を考えることは、そんなにめんどくさくて嫌なことだったのかい!?」
「困っている人がいるのに、見物のように見ていると指摘されても認めなかったのは何故なんだい!?」
「"個性"の相性を言い訳にして逃げることは...あ、これは他人のことは言えないね......」
心当たりのある出来事を思い出した根津は軽く咳払いをして気持ちを切り替える。
自分のことを棚を上げることになっても、説得力がないと思われて批難されることになっても、今は最後まで話を進めないといけないからだ。
「僕の教育も他人のことが言えないね。そこは言い訳しないし認めるよ。だが...僕のことを責めるのは話が終わってからだ。今はこんなにも大きな事件が起きてしまった理由の解説を続けよう。一つ目の原因は...」
根津は指で数字を表し丁寧に、少し遅めの速度でみんなが聞き取りやすく伝わりやすくようにする。
「問題から目を逸らし、他人に任せっきりだったこと。これは言われるまでもなく実感し反省しているね」
「二つ目は...理解出来なかったものを尊重出来なかったこと。"無個性"、障害者、異形系の"個性"持ち。この辺りの人でさえも理解せずに否定する人が多いのに、この辺りを理解しようとした人でさえも、魔法使いさんやウィズさんの意見を理解しようとする人はいなかった。しかも、指摘されてからやっと、自分達が理解しようとしなかったことを自覚する」
「三つ目は...自分で考えなかったこと。これは大事な話で、長くなるから一先ず置いておくよ」
「差別はあくまでも、これらの結果にすぎない。この三つが出来なかったから、僕達の住む世界が滅びかけたと言っても過言ではない。で...本題に戻る前に...君達に一つ問を掛けよう......」
根津から発せられる空気に生徒達は固唾を呑み、魔法使い、ウィズ、担任の相澤は背筋を伸ばす。
引き締まったみんなを見ても根津は何も言わず、敢えて焦らすことにより緊張感を限界まで高めようとした。頃合いを見計らった時静かな声で再度問う。
「君達は何で───」
「ヒーローになりたかったのかい?」
「......はい?」
想定していなかった問に一同は呆気に取られる。
逆に相手の反応を予測出来ていた根津は、気にも止めずに話を続ける。
「じゃあ言い方を変えようか。何でそこまでヒーローに執着しているのかい?」
「な、何を言って...!根津校長!ここは将来ヒーローになるための学校ではありませんか!執着するのは当たり前です!大体!夢を必死に追い掛けることを執着などと言い方は...!」
「飯田君、君は何でヒーローになりたかったんだい?」
飯田の怒りをお構いなしに生徒達に問い掛け続ける。
飯田は話を逸らすな!と怒りたくなったが、何か考えがあるのでは?と怒りをグッと堪えて根津の質問に答えることにする。
「それは...兄、インゲニウムのような立派なヒーローになるために!」
「何を言っているんだ飯田君?君は君だよ、どう頑張ってもお兄さんにはなれない」
「そんなことは分かっております!兄のようになりたいと言うのは例えであって...!」
「それも分かってはいるさ。それでも文句を言うよ。さて...君達には、この問に全員答えてもらう。しかも、ただ答えるだけではなく、何が何でも、どんな答えでも否定するからね。異論は言わせないし認めないよ。これからを決める大事なことだから。さて次は...出席番号順で...青山君、君がヒーローになりたい理由は何?」
即座に否定をする根津。
あまりの言いぐさに反論しようとする人がいたのだが、反論される前に他の人への質問が始まって言える状態ではなかった。
「え...え...?僕?ぼ、僕がヒーローになりたい理由は、誰よりも輝きたいからさ☆」
「ヒーローになるよりも、ミラーボールの光を浴びた方が手っ取り早く輝けるよ。次は芦戸さん」
「うわ!?マジで酷いな」
青山は落ち込んでその場で塞ぎ込み、思っていた以上の言葉に一同はドン引きをするが、根津の勢いは止まらずに次にいく。
「え、えっと...みんなを明るく元気にしたい、笑って過ごせるようにしたいから!」
「みんなを元気にさせる方法って、別にヒーローだけではないよね。次は蛙吹さん」
「どうしてこんな酷い言い方で尋ねるのかしら?ケロ。飯田ちゃんも、青山ちゃんも、芦戸ちゃんも、ここにいるみんなは勉強を頑張ってここに入学をしたのよ。そこまで酷くしている理由を答えてくれないとこちらも答える気にはなれないわ。ケロ」
「そこはちゃんと後で説明をする。だから、先ずは僕の質問に答えてほしい」
蛙吹と根津の見詰め合いが暫くの間行われる。生徒達も頷いて蛙吹の意見に同意をしたが、先に折れたのは蛙吹の方だった。
「私がヒーローになりたい理由は純粋に憧れたからと、家族を養えるからよ。ケロッ」
「別に家族を養うのなら他の仕事で良いよね。飯田君は言ったから、次は麗日さん」
「私は家族を助けたくて...」
「君の家族建設系の会社で働いているらしいね?家族を助けたければ、"個性"使用の許可を取って一緒に働く方が助かるよ。次は尾白君」
「俺は単純に憧れたり、格好いいと思ったから...」
「ヒーロー以外の職業も格好いいものがたくさんあるよ。次は上鳴君」
「俺も...尾白と同様ッス...」
「じゃあ君にも同じこと言うね。ヒーロー以外の職業も格好いいよ。次は切島君」
「俺は...!紅頼雄斗(クリムゾンライオット)のような格好いいヒーローになりたくて...!」
「飯田君と同じだね。頑張ったところで切島君は切島君だ。紅頼雄斗(クリムゾンライオット)にはなれない。次は口田君」
話せない口田は筆談で理由を伝える。
「僕の"個性"生き物ボイスで、動物と触れ合えるヒーローになりたかったから」
「それはヒーローじゃなくても、動物関係の仕事で"個性"の使用許可を取れば良いだけだよね。次は砂藤君」
「俺は憧れていたからだ」
「憧れだけでは食べてはいけないよ。他の仕事は安定しているよ。安定した仕事は嫌なのかい?次は障子君」
「ヒーローになって少しでも...異形への差別がなくなればと...」
「君がヒーローになったところで差別はなくならないよ。次は耳郎さん」
「ウチは...えっと...ヒーローが好きで好きを仕事に出来たらいいなあって...」
「耳郎さんは確か...噂で聞いたのだけど音楽が好きだったよね?音楽への道には行かないのかい?そっちは仕事にしたい程好きではないのかい?次は瀬呂君」
「俺は......格好いいと思ったり憧れたから...ああもう!何だこの話は!語りづらいじゃねえか!」
「みんなは...ヒーロー以外の仕事に憧れを抱いたり、格好いいと思ったりしないんだね。次は常闇君」
「フッ...下らない。ヒーロー程格好いいと思い、やりたいと感じたからだ。それだけだ」
「ソウダ!ソウダ!」
これまでの流れで嫌々になる中、常闇君は堂々と端々に自分が希望した理由を言う。流れが変わったかと思いきや、根津の否定的な言葉には敵わなかった。
「潔いね。君達は格好いいと思ったと仕事しかしたくないの?格好いいだけでは生きてはいけないよ。次は轟君」
「俺はオールマイトのようにヒーローになりたいと思ったからだ。俺は何と言われようと、自分がなりたいと思った道を行く、それだけだ」
「君も飯田君や切島君と同じタイプだね。でも無理だよ。どんなになりたいと思ったところでオールマイトはオールマイト、轟君は轟君。行動や功績を真似たところでその人その者にはなれない。次は葉隠さん」
「私は根津先生に何言われても気にしないもんね!誰かを楽しめさせたり元気になれるのがヒーローだけもん!」
「他の仕事でも誰かを楽しめさせたり、元気にさせることは出来るよ。他の仕事は全否定かい?次は爆豪君」
「チッ!!さっきから一々うるせいなあ!俺は高額納税者になるためにヒーローを目指しているんだよ!」
「ヒーロー以外の仕事も高額納税者になれるよ。それとも君はあれかな、ヒーロー以外の道で高額納税者になれる才能はないと」
「ああ゛!?んだとコラ!!」
「次は緑谷君。...彼は最後にしよう。次は峰田君」
何故か緑谷を飛ばして峰田の番になる。
吹っ切れた峰田は大声で理由を叫んだ。
「女にモテる為だ!」
「ヒーローにならなくても、モテる人はモテるよ。...そう言えば君、風の便りで聞いたのだけど、女子生徒へセクハラが酷いらしいね。それが本当なら酷いことをしているし、一生モテないよ。次は八百万さん」
冷や汗を流す峰田を見て根津は後で指導しようと決意をする。
でも今は顔に出さずに話を進めていく。
「私は...!立派な人になる為にヒーローを目指していましたわ」
「ヒーロー以外の仕事は立派ではないのかね?他の仕事もなくてはならない存在だよ。最後に...緑谷君、君は何でヒーローを目指しているんだい?」
「......」
緑谷は俯いて何も言えなくなってしまった。それもその筈、ずっと幼き頃から夢を否定されて苦しめられてきたからだ。いくら相手が本心で言ってはいないと分かっていても、否定される恐怖が口の動きを奪う。
純粋に心配をする者、痺れを切らした者、嫌々言ってきた者の中に緑谷だけ逃げようとしていると勘違いした者が何か言おうとした瞬間根津の話が再開する。
「この世界はいつだってそうだ」
「ヒーローになることだけが幸せで、それ以外の道は蔑ろにされて、ヒーローになれない"無個性"や弱い"個性"持ちは勝手に不幸な人、不良品扱いされる」
「しかも、ヒーロー業はイメージが大切だから、見た目が怖い異形系の"個性"持ち、人に危害を加えられやすい"個性"持ちは怖がられる。それだけではない、親戚や関係者に敵(ヴィラン)が出ると否定され、最悪の場合迫害を受ける可能性もある」
「強い"個性"持ったところで、人々から嫉妬され、見栄を張った親から道具として生き方を強要される」
「ただ平穏に生きることは幸せではないのか?みんなが夢見る職業になれない者は一生幸せにはなれないのか?多くの人達が歩んできた道と違う道を選ぶことは不幸なことなのか?」
「僕らはヒーロー重視するあまり、人として大切なものを失ってしまったらしい。だからこそ───」
「これからは自分の幸せも、生き方も、自分で決めよう。他人に決めてもらって、大多数が通る道で生きる生き方はもう終わりだ」
「これが三つ目の自分で考えなかったこと。君達はみんな、他の幸せを考えずに、ヒーローになることが一番の幸せだと思っている」
「今日はその第一歩として、みんなの夢を否定させてもらったよ。改めてもう一度ヒーローになりたい理由を考えてもらいたくてね。こういうことは一度決めると、他人が否定しない限り考えなくなることが多いからさ」
「ここまで否定しておいてなんだけど、別にヒーローとして生きることは悪いことではない。全うにこなせば人を救える仕事だからね。もう一度考えた上でヒーローになりたいのなら、ヒーロー高校の校長として歓迎するよ」
先程まで怪訝そうな顔をしていたり、怒っていた生徒達が根津の話に理解出来なくても、生徒達が真剣に話を聞いて理解しようとする。
その様子に根津は嬉しくなって話を続けようとするが、緑谷の余裕ない様子を見て日を改めることにする。
「アカデミアを経営している自分が告げる。自分で物事を考え、生き方や自分のなりたい姿、幸せを見付けることが君達...全人類への宿題だよ」
「これからのことでまだ話があるけど、君達も手一杯だろうし、こちらも準備が出来ていない。だからまた後でね」
最後は軽い調子で告げると根津は部屋から出ていく。
根津から出された課題は、何千年生きても尚、人類が出来ていないものであった。今───
全人類が成し遂げられなかった課題に挑む。
「人は所詮、身の丈にあったことしか、理解できないかもね。でも、互いの考えを尊重しあえば、理解できなくとも共存はできるのよ。だから、理解できないものと出会ったとき、それを切り捨てるか、尊重するかで、その人の世界の広さが決まるのよ」
この言葉に共感をして広めたくなって、この作品でも人の話が聞けなくて人類が滅びそうになる話を書いてみました。因みにこの元ネタは終末シリーズと言う歌の解説動画であり、終末シリーズ考察 第3週の2【ぼくらの16bit戦争 前半】と第3週の3【ぼくらの16bit戦争 後半】で言われた言葉です。正確に書くと後半に言われたのですが...前編も観ないと分かりづらいもので...紹介させて頂きました。ただ最悪なことに、この元ネタになった動画の話の方が難しく、現実の人でも話を聞いてくれないと思ってしまいます。
やっぱり他人の話を聞くのは大事ですよね。