Pokémon ガールズバトルパーティー! 作:通りすがりの天才物理ゲーマー
バンドリとポケモンの二次創作が書きたくて投稿しました!
よろしくおねがいします
『グッドモーニングイッシュ!今日も一日頑張りましょー!』
朝の情報番組を見ながらコーヒー片手に朝食を食べているお洒落な男、その名もカラレス。俺のことだ。
えっ自分でおしゃれなんていうのは恥ずかしくないのかって?
今はとてもテンションが上がっているのだ。それぐらいは許して...
こんな自己紹介を見た人はきっとうざいと思っているだろう。もしかするともうこのページを閉じているかもしれない。
おっと今のはメタいな。聞かなかったことにしてくれ。
「カラレス!早くパン食べないと約束の時間過ぎるわよ!」
「え?マジで?早く食べなきゃ」
母親に言われ、時計を見てみると、約束の時間まであと10分も無かった。
俺は急いでパンを食べ終え、予め準備していたバックを背中に背負う。
「いってきます!」
しばらく会えなくなるであろう母に元気100パーセントでいってきますを言う。
「やべっあと2分じゃん!」
時計をみると約束の時間まで残り2分。
その場所は家から近いが歩いて行けば2分はかかる距離だ。
俺は走って約束の場所へ向かった。
「時間ギリギリだね...」
「すみません...」
目的地へたどり着いたのは約束の時間ギリギリだった。
「時間にルーズだとこの先ポケモントレーナーとして生きて行けないよぉ?」
「面目無いです...ベルさん」
紹介しよう。今、俺と話していた女性はベルさん。
昔、ジムを八つ全て制覇した程の実力を持つトレーナーだった彼女は現在、アララギ博士というイッシュ地方を代表する博士の助手を務めている。
「もし遅刻したら君の最初のパートナーポケモンはあげなかっただよ?」
「え、マジすか。危なかった...」
「そうだよお。ほんとしっかりしてよね。」
ベルさんは手に持っていたバックを開ける。
そのバックの中には三つのモンスターボールが入っていた。
「カラレス君。この三つの内、どれかが君のパートナーになるんだ。慎重に選ぶといいよ!」
バックに入っていたモンスターボールの中身は炎タイプのポカブ、水タイプのミジュマル、そして草タイプのツタージャだ。
話に聞いていたとはいえ、いざ目の前にすると緊張してきた。
火力でガンガン攻めるポカブもいいし、器用な技をたくさん持つミジュマルもいいし、テクニカルなツタージャも...
「どう決まった?」
うーん。あれもこれもいいしどれにしよう...
あーもう!考えるのはやめた。君に決めたっ!
「なるほど。君が選んだのはほのおタイプのポカブだね」
「はい。色々悩みましたが最終的にこれに行き着きました」
考えるのはやめてただほのおタイプかっこよさそうで選んだだけなんですけどね初見さん。
「早速出してもいいですか?」
ベルさんのいいよという返事を聞き、俺はモンスターボールからポカブを出す。
「ポカッ!」
「これから一緒に旅をするカラレスだ。よろしくなポカブ」
「ポッカー!」
「対面式も終わったことだし、最後にこれを!」
ベルさんは肩にかけていたバックから四角の端末を取り出した。
「それってもしかして...」
「そう、ポケモン図鑑だよぉ!これから知らないポケモンが出てもそれがあればきっと困らないはず!だいじにしてね!」
「ありがとうございます!」
ポケモン図鑑。
ポケモントレーナーなら誰しもが欲しがる端末だ。
ベルさんがトレーナーだった頃は初めてであったポケモンは名前だけしか表示されなかったらしいけど、今は名前以外にも様々な情報が表示されるようになっている。
技術の発展ってすげー
「あっそうだカラレス君」
「なんですか?」
「行き先って決まってるの?」
「はい。俺の目標はチャンピオンになることなんでまずは一つ目のバッチが手に入るヒオウギシティへ行こうと考えています」
「チャンピオンなることかぁ...君にトウヤを倒せるかな?」
現在のイッシュ地方のチャンピオンはトウヤという人物だ。
4年前にメイという女性トレーナーにチャンピオンの座を奪われていたが、1年前ににチャンピオンの座を取り戻した男性トレーナーだ。
「ヒオウギシティって事はチェレン君かぁ...きっと学べることは沢山あると思うよ」
そういえばベルさんとチェレンさんとトウヤさんは共に助け合って旅をした仲間だってことを母が言っていた気がする。
きっとベルさんはチェレンさんのことを懐かしく思っているのだろう。
「こんなところで立ち話していたらあっという間に時間過ぎちゃうよ!早く早く行きな行きな!」
顔に現れていたのだろうか。急に俺を行かせるように行ってきたベルさん。
ベルさんに言われるがままこの場を離れようとしたとき、突然一人の女の子がこちらに向かって走ってきた。
「はぁはぁ...あなたがベルさんだよね?」
「え、えぇ...そうだけど?」
「私、戸山香澄と言います!ここに来たらポケモンが貰えると聞いてやってきました!」
え、今ポケモンが貰えると言った?
それは俺がポケモントレーナーとして特別に貰えるだけであって普通は貰えない貴重なポケモンなんだけど、それを貰いに来たって図々しすぎない?
ベルさんも困っているだろう
「戸山香澄?あ~話は聞いてるよぉ。君も貰う予定だった子だよね?」
「はい!そうです!」
「でも、約束の時間を守らない人にはあげたくないなぁ」
「ええ!?そんなぁ...」
俺以外にも貰う予定だった人がいるなんて知らなかったぞ!
しかしこの香澄って人、遅刻して貰いにきたというのは良くないなぁそういうのは...
自業自得だ。そう思っていた時、不思議な事が起こった!
ある一つのモンスターボールからミジュマルが勝手に出てきたのである。
「ミジュマー!」
「わぁかわいい!」
ミジュマルはそのまま香澄の足元へ歩いてくる。
「あらまぁ。ポケモン自身がトレーナーを選ぶなんてねぇ。よし!ミジュマルを君にあげるよ!」
「本当ですか!?やったぁ!」
「ちょっとベルさん!遅刻者にポケモンあげたくないって言ったじゃないですか!」
「そうだけどぉ...ミジュマルが自分でトレーナーを選んだのってなんだか運命感じない?私はミジュマルの意見を尊重するよ!」
そんなものなのか?
まっいいか。俺は目標に向かって迎えばいい。香澄さんはラッキーだったて事だ。
そう思って、今度こそ俺はこの場から離れようとした。が...
「ねぇ君!待って!」
どうやらまだ旅に出ることはできなさそうだ。
「君もポケモン貰ったんだよね?」
「ああ。それがどうかしましたか?」
「だったら対戦しようよ!お互いパートナーのポケモンをゲットしたんだし!」
ほう。ポケモンバトルか。面白い。
だが香澄さんのポケモンはみずタイプのミジュマル。それに対して俺はほのおタイプのポカブだ。
タイプ相性が悪いが...見た感じ彼女はポケモンバトルについて最低限のことしか知らなそうだった。
俺はチャンピオンになるために小さい頃からポケモンのことを学んでいた。もちろんポケモンバトルのことも。
ポケモンに選ばれたからといって知識は俺の方がある。
「いいよ。やろうぜポケモンバトル!」
「そうこなくっちゃ!」
「もらってすぐにポケモンバトル。なんだかあの時を思い出すなぁ」
「じゃあベルさん。バトルの開始の合図お願いします」
「はぁーい!ではカラレス君と香澄ちゃんのバトルを開始します!」
「いくぜ!ポカブ!」
「ミジュくん!お願い!」
俺のポカブと香澄さんのミジュマルが対面する。
このポケモン図鑑によるとポカブが覚えている技は『たいあたり』と『なきごえ』らしい。
ということはミジュマルも同じ技しか覚えてない可能性が高い。
「ミジュくん!みずてっぽう!」
「ミシュマァ!」
そう思っていた時期が俺にもありました。
なんでお前のミジュマルは『みずてっぽう』覚えているんだよぉ...
俺のポカブは『ひのこ』覚えてないのによぉ...
とにかくこの技は避けないと大ダメージは免れない。
「避けろ!ポカブ!」
よし、ちゃんと避けられた。だったら次はこっちの番だ!
「ポカブ!たいあたりだ!」
「ポカ!」
ポカブのたいあたりはうまくミジュマルに命中した。
さらに運がいいことに急所に当たったようで、ミジュマルはフラフラしている。
あと一回ダメージを与えたら俺の勝ちだろう。
「どうしようこのままではやられちゃう。うーん...そうだ!私の歌で元気にしよう!」
香澄はそう言うと、歌を唄い出した。
なんの曲かはわからないが、綺麗な声で歌うので思わず聞き入ってしまった。
そして香澄さんの歌を聞いたからか、ミジュマルはフラフラ状態は無くなり、先ほどとは何か違う様子になっていた。
「いっけーミジュくん!もう一度みずてっぽうお願い!」
「ミジュ!!」
今、ミジュマルから放たれるみずてっぽうは通常とは違い、水の形が星型になっていた。
さらにスピードも上がっており、勝てると油断していた俺はポカブに指示が出さなかった。
「ポカッ!?」
「ポカブ!!」
ミジュマルの特殊なみずてっぽうによりポカブは倒れてしまった。
「この試合、香澄ちゃん&ミジュマルの勝ち!」
「やったね!ミジュくん!」
「ミジュミジ!」
「すまないポカブ。俺が油断していたから...」
「ポカァ...」
ベルさんから「きずくすり」を貰い、すぐにポカブに使う。
本来、ポケモンはひんしになってしまったら『げんきのかけら』を使うか、ポケモンセンターに行かなければならないが、今回はポカブがひんし状態一歩手前状態で何とか耐えていたため、使わずに済んだ。
効果抜群の技を受けてもなおひんしにならなかったポカブに俺は申し訳ない気持ちになっていた。
俺が油断していなければ勝てた試合なのに...
俺の様子を見てベルさんは、あるアドバイスをくれた。
「カラレスくん、君は小さい頃からポケモンについて勉強していたんだよね?」
「そうですけど...」
「そんな君にワンポイントアドバイス。ポケモンとトレーナーは絆が深いほど強くなるの」
「それは知っていますけど...」
昔、本で読んだことがある。
お互いの信頼が高いほど、連携が取れて強くなる、と。
「そうだよ。でも君はそれができていなかった。君は自分が強いからポカブに指示を与えているようにしか見えなかった。」
「でも香澄ちゃんはパートナーであるミジュマルとともに戦っていた。あの応援もそう。共に戦うことがポケモンバトルで勝つための秘訣だよ」
ベルさんの言う通り、俺はポカブに指示を出していただけだった。
心のどこかで俺の言うことを聞けば勝てるという考えがあったかもしれない。
俺はチャンピオンになる男だ。
今回の経験を生かして、ポケモンと共に戦うように意識を改めよう。
「ベルさんありがとうございます。俺が負けた理由がわかりました」
「それは良かったぁ」
「あのぉすみませ〜ん」
香澄さんがベルさんに話しかける。
「この方は、なぜポケモンをゲットしたんですか?」
そんなことなぜ聞くんだ?別に理由なんて香澄さんには関係ないだろ。
そう言おうとしたが、先にベルさんが俺の目標について話した。
「カラレスくんはね、チャンピオンになることが目標なの」
「チャンピオン!?」
「そう、チャンピオン。香澄ちゃんのおかげてカラレスくんは成長できたみたい」
「チャンピオンかぁ...そうだ!」
何?キラキラした目でこちら見てるけど。
えっもしかして俺についてくるなんて言うことは言わないよね...?
「わたし、この人についていきます!」
あーいっちゃったよこの人。まさかだとは思ってたけど本当にそうだったとは思っていなかったわ
正直断りたいところではあるが...
「いいねそれ!カラレスくん!一緒に旅をしたら?1人より仲間がいたほうが楽しいよ!」
ベルさんにこう言われてしまった。
うーむ。どうしたものか。2人とも目をキラキラ輝かせてるし断りづらい...
「わかりました。いいですよ」
2人の期待の目に耐えきれず折れてしまった。2人とも美人だし、しょうがないね。
油断していたとはいえ、知識が多い俺を倒した実力は持ってるし、何よりポケモンバトルで大事なことを知るきっかけになった人だ。
「ありがとう!えっと...カラレス君?よろしくね!」
「こちらこそ、よろしくね香澄さん」
チャンピオンを目指すために一人で旅に出る予定だった俺に、仲間ができました。
「頑張ってね、 期待のトレーナーさん」
いってぇ...
ここどこだ?
新世界創造に成功したのか?
ん?なんだこれ。赤と白のボールなんていつのまに持っていたっけ?
まぁいいか。今はこの世界が本当に新世界なのか確認しないと。
ここから見える範囲で確認できることは
さて、情報収集と行きますか。
カラレスと香澄の旅がついに始まりました!どんな旅になるのでしょうか?
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