SPEC魔 -スペックマジカル- 〜警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係・時空管理局合同捜査記録〜   作:Dolenon

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進んでないが少し進ませた起のFile06、はりきってどうぞ!


File06 事情盗聴取

 深夜、某国某所地下で漆黒のボディーアーマーに身を包んだ男たちがフラッシュライトを取り付けた特殊部隊用短機関銃(サブマシンガン)を構えながら索敵しつつ歩いていた。そこはコンクリートで作られた人工の洞窟。

이상 없음(異状なし)

 男の一人が流暢な朝鮮語で報告。そう、男たちの正体は半島の某独裁国家軍に所属する工作員達だった。

진행(行け)

 リーダー格と思わしき男が号令を発する。一斉に部屋になだれ込むや素早くクリアリング。

아무것도 없습니다(何もありません)

 部下の報告を聞いたリーダー格の男は舌打ちする。

정보부의 무리(情報部の連中)흑색 선전도 잡아되었는지?(ガセネタでも掴まされたか?)

 その時、ガタンと音を立てて何かが倒れた。男たちは素早く音のした方へ銃を構える。

 リーダー格の男はハンドサインで偵察の合図を出す。部下の一人がそれを見てうなずき、音のした場所に向かって歩み出す。

 一歩、また一歩、ジワジワと近づく。そして工作員の一人がそれ(・・)を見た瞬間、事態は工作員達の予想外へと転がっていった。

우와 아아아 아아아(うわああああ)!!」

 工作員の一人が悲鳴を上げる。それが引き金となり、一斉に銃を乱射。悲鳴を上げた工作員の一人はヘルメットごと頭部を溶かされ、死んでいた。

 

 数分後には誰もいなくなった。闇の中で蠢く何かを除いては……。

 

 ◇

 

 翌日、海鳴署の空き部屋にて、当麻はデスクの上に並べた大量の餃子をパクつきながら壁に貼り付けた地図を見やる。地図にはジュエルシードが発見された場所に×の印がつけられていた。

「さて……と」

 ある程度、餃子を平らげた所でノートパソコンのデスクトップから『TOUCHOU.exe』と書かれた実行ファイルをマウスでダブルクリック。プログラムを起動すると丸いゆるキャラが画面に表示されるや「トーチョー」と鳴く。ゆるキャラ名はト〜チョ〜くん、決して名古屋の某テレビ局のマスコットキャラクターではない。なお、お台場は東海テレビ、赤坂はCBC、汐留は中京テレビ、六本木はメ〜テレ、テレ東はテレビ愛知、と名古屋地区での各局の系列局がこれらであることはついでの知識だ。(作注:テレビ放映当時、リリカルなのはシリーズは名古屋では放送されず)

 閑話休題(それはさておき)、ノートパソコンに繋がれた漆黒のヘッドホンから声が流れる。

『でもフェイト……当麻(アイツ)を信用して良いのかい?』

 アルフの声だ。

『う〜ん……でも当麻さんは魔法とかの存在をあると信じている……ううん、魔法みたい(・・・)能力(ちから)があるって分かっているみたい』

 今度はフェイトの声だ。

「ま、何も知らない人からすれば、スペックはある種の魔法みたいに見えるか」

 アルフとフェイトの会話を盗聴していた当麻は呟く。

『それにあの人……何か分からないけど……強い意志みたいな物を感じた。ううん、信念……と言っていいかも』

『信念?』

 信念と聞いた瞬間、当麻はふと、ある事件の事を思い出していた。

 未詳に配属して最初の事件、その時の野々村の言葉。

 

 ―― ちなみに最終的な責任はすべて私がとる。刑事として、正義(ベスト)を尽くせ。

 

「……さて、盗み聞きもここまでにすっか」

 これ以上の情報は得られないと思い、当麻は盗聴ソフトを閉じようとした。その時だった。

『母さんの為に』

「母親?」

 フェイトの言葉に当麻は手を止める。

 

 ――つまり、フェイトちゃんは母親のためにジュエルシード(ぶっそうなブツ)を集めていた……そのお母さん(・・・・)が黒幕ね。

 

 当麻は手にしていたマーカーペンをクルクルと回しながら天井に見やる。

「あーもー、めんどーだー」

 ハチミツドカ入れコーヒーをグビリと飲む。




進まねぇ……ちっとも話が進まねぇ……
結末は見えてる。
だが至る過程が見えない……暗闇の中を一人で歩いているみたいな感じだ……。
こうなったら無添加ダイエット化させるしか……俺に出来るのかorz
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