…
凛 :「おっはよう!」
真姫 :「おはよう…」
花陽 :「おはようございますぅ」
モブA :「あっ!おはよう」
モブB :「おはよう」
モブA :「…って…小泉さん、足、どうしたの?」
モブB :「あっ!ホントだ!スリッパ?」
花陽 :「あ…うん…上履きが片方見当たらなくなっちゃって…」
モブA :「えっ?」
モブB :「そんなことあるの?」
花陽 :「…私、ドジだから…」
モブA :「うそ?それって関係ある?」
花陽 :「ないかな?」
モブB :「ないでしょ」
花陽 :「あはは…」
モブA :「でも、どこ行っちゃったのかな?片方だけ?」
モブB :「悪戯でもされた?」
花陽 :「う~ん」
モブA :「でも、この学校で小泉さんたちを嫌ってる人なんていないでしょ?」
モブB :「そりゃあね!なんて言ってもμ'sは学校を廃校の危機から救ったスターだからね」
モブA :「だとしたら…他校のスクールアイドルの嫌がらせとか」
モブB :「あぁ!ありえるかも」
真姫 :「ないわよ…そう簡単に部外者が入って来れるわけないじゃない」
モブA :「そっか…」
モブB :「だとすると…内部の犯行になるけど…」
真姫 :「…」
凛 :「…」
花陽 :「あっ…えっと…まだ見当たらないっていうだけで、悪戯されたとか…って決まったわけじゃないし…もしかしたら、ちゃんと仕舞えてなくて、どこかに落っこちて、転がっちゃったのかもしれないし…その…ほら…おむすびころりん…的な?」
モブA :「ぷっ!そこで、おむすびの話が出てくるなんて、さすが小泉さんね!」
モブB :「どれだけお米好きなのよ!」
花陽 :「へっ?うひゃあ…ち、違うよ!そういう意味じゃ…」
モブA :「まぁ、知ってるけど」
モブB :「小泉さん、おにぎり、いつも本当においしそうに食べてるもんね…」
モブA :「今日もお昼前に食べるの?」
モブB :「良くあれだけ食べて太らないよね?」
花陽 :「ギクっ」
モブA :「?」
モブB :「何かあった?」
真姫 :「この間、強制ダイエットさせられたばかりなのよ」
モブA :「えっ?」
モブB :「強制ダイエット?」
モブA :「えぇ?私たちからみれば、全然太ってるように見えないけど」
モブB :「ねぇ!」
凛 :「スクールアイドルの世界って、結構厳しいんだよ」
モブA :「なるほど。最初、あなたたちがスクールアイドルをやり始めた頃は『小泉さんができるなら私もできるかな?』…なんて思ってたけど」
モブB :「そうは甘くないってことね」
真姫 :「ちょっと、花陽でも…ってどういう意味よ?」
花陽 :「ま、真姫ちゃん!」
モブA :「あ、ほら…まだ全然、みんなの性格とか知らなかった頃の話だよ。クラスの中じゃ小泉さんが一番大人しそうで、アイドルとかやりそうになかったから…」
モブB :「それを言ったら、西木野さんも星空さんもそうだけど…特に小泉さんは…ねぇ?」
モブA :「文学少女っぽい…っていうか…」
真姫 :「そういうこと?…まぁ、確かに私も高校に入ってスクールアイドルをやるなんて、思ってなかったけど…」
凛 :「凛もにゃ」
モブA :「今は全然違うよ。3人の姿を見て、凄いなぁ!やっぱり私たちには無理だわ!って思ってるけど…」
モブB :「それでも普段の小泉さんを見てると、そのギャップに驚くというかなんていうか…」
モブA :「ねぇ!」
モブB :「うん」
モブA :「あっ、そうだ!ねぇねぇ…小泉さん、今日、お昼、一緒に食べない?」
花陽 :「えっ?」
モブB :「実は前々から思ってたんだ。おいしいおにぎりの作り方とか、μ'sの話とか…色々訊きたいこともあるし…」
モブA :「いつも3人一緒じゃ飽きるでしょ?たまには私たちと食べたって、バチは当たらないんじゃないない?」
花陽 :「う、うん…」
真姫 :「…」
凛 :「凛のことは気にしなくていいにゃ。にこちゃんか希ちゃんと食べるから…ダメなら最悪、真姫ちゃんと食べるし」
真姫 :「どうして私が最後の選択肢なのよ」
凛 :「凛だって、たまには違う人と食べたいにゃ!」
真姫 :「まぁ、いいけど…ということで、私たちのことは気にしなくていいわ」
花陽 :「うん、ありがとう」
モブA :「じゃあ、決まりね!」
モブB :「だったら今日は屋上行かない?天気もいいし」
モブA :「そうね、どう?」
花陽 :「うん、いいよ。じゃあ、今日のお昼は屋上で…」
真姫 :「…」
~つづく~
この作品の内容について
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面白い
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誰が犯人だ?
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可もなく不可もなく
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犯人がわかった
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つまらない