この世界は悲しみに満ちている   作:スターダイヤモンド

3 / 30
屋上ランチ

 

 

 

 

花陽 :「いっただきま~す!」

 

 

 

モブA :「…」

 

モブB :「…」

 

 

 

花陽 :「ん?」

 

 

 

モブA :「相変わらず大きなおにぎりだなって」

 

モブB :「思わずガン見しちゃったわ」

 

 

 

花陽 :「…ひとつ食べる?」

 

 

 

モブA :「ありがとう…でも、そんなに大きいのはいらないよ」

 

モブB :「だったら、半分づつ貰おうか?」

 

モブA :「あっ、そうだね」

 

 

 

モブB :「いただきます」

 

モブA :「いただきます」

 

 

 

モブB :「もぐもぐ」

 

モブA :「もぐもぐ」

 

 

 

モブB :「美味しい!」

 

モブA :「うん、美味しい!」

 

モブB :「やっぱりコンビ二のおにぎりと全然違うんだね!」

 

モブA :「これは、つい食べ過ぎちゃうのもわかるわ」

 

 

 

花陽 :「…ちょっと褒めすぎだよう…でも、ありがとう!」

 

 

 

モブA :「いつもここで練習してるんだね」

 

花陽 :「うん」

 

モブB :「高いところ、恐くない?」

 

花陽 :「へっ?」

 

モブA :「フェンスがあるっていっても、屋上は屋上じゃない。もし落ちたら…とか考えない?」

 

花陽 :「う~ん…フェンス際に行ったら、やっぱり恐いかな…だから、あんまり行かないようにしてるけど」

 

モブA :「だよね。いくら小泉さんの体型がプヨプヨしてても、ここから落ちちゃったら死んじゃうようね?」

 

 

 

花陽 :「!!」

 

 

 

モブB :「ポヨ~ンとは弾まないしね」

 

モブA :「あはは…そうだね…」

 

モブB :「気を付けてね?」

 

 

 

花陽 :「えっ?」

 

 

 

モブB :「…練習…ほら、不意に事故に遭うことだってあるでしょ?知らないでフェンスに寄りかかったら、壊れてた…とか…」

 

 

 

花陽 :「あっ…う、うん…そ、そうだね…それは恐いかも…」

 

 

 

モブA :「μ'sは私たちの希望の星なんだから、何かあったら困るじゃない」

 

モブB :「そうそう」

 

 

 

花陽 :「あ、うん…ありがとう…それより…」

 

 

 

モブA :「?」

 

モブB :「?」

 

 

 

花陽 :「私ってそんなにプヨプヨしてるかな?」

 

 

 

モブA :「…」

 

モブB :「…」

 

 

 

花陽 :「…」

 

 

 

モブA :「プッ!そんなわけないじゃない!」

 

モブB :「ダイエットもしたんでしょ?まったく問題ないから」

 

モブA :「小泉さんがデブだったら、世の中の女子は、みんな自殺しなきゃいけないレベルだよね?」

 

 

 

花陽 :「いやいや…」

 

 

 

モブA :「でも、ほら…南先輩と較べたら…ね?」

 

モブB :「あ、先輩の名前出しちゃう?あの人はμ'sの中でも別格じゃない?女子がなりたいスタイルNo.1だもん」

 

モブA :「ああ見えて、出るところは出てるんだもんねぇ」

 

 

 

花陽 :「南先輩?…ことりちゃんのことかな?」

 

 

 

モブA :「ことり…」

 

モブB :「ちゃん!?」

 

 

 

花陽 :「ひゃあ!ち、違うのかな…南…ことり…先輩…」

 

 

 

モブA :「へぇ…小泉さん、先輩のこと、ちゃん付けで呼んでるんだぁ?」

 

モブB :「羨ましいなぁ」

 

 

 

花陽 :「えっと…うん…μ'sの中だけの取り決めだけど…絵里ちゃんが先輩後輩を禁止しようって」

 

 

 

モブA :「絵里ちゃん?」

 

 

 

花陽 :「あ、絢瀬先輩…」

 

 

 

モブB :「生徒会長のことでしょ?」

 

 

 

花陽 :「う、うん…希ちゃん、にこちゃん、絵里ちゃん…穂乃果ちゃん、ことりちゃん、海未ちゃん…そっか…私たちはもう当たり前のように呼び合ってるけど…みんなには慣れ慣れしく聴こえるよね…」

 

モブA :「そ…そうだね。いきなりだから、ちょっとびっくりした」

 

モブB :「そうそう、本人のいないところで、裏ではそういう呼び方してるのかな?って」

 

花陽 :「ごめんね、驚かせて。みんなといる時は気を付けるよ」

 

モブA :「別に無理しなくてもいいよ」

 

モブB :「私たちが知らなかっただけだから」

 

花陽 :「うん…」

 

モブA :「それで…南先輩って何食べてるか知ってる?」

 

花陽 :「ん?」

 

モブB :「何食べたら、あんなスタイルになれるのかなって?何か特別な秘密があるんじゃない?」

 

花陽 :「秘密…かぁ…」

 

モブA :「ないの?なにか…」

 

花陽 :「う~ん…知ってたら私もマネするんだけどなぁ…」

 

モブB :「隠さないで教えてよ」

 

花陽 :「そう言われても…お菓子はいつも食べてるかなぁ…」

 

モブA :「お菓子?」

 

花陽 :「うん…スナック菓子とかもそうだし…手作りのクッキーとかマカロンとかもよく貰うし…それで穂乃果ちゃ…高坂先輩のダイエットも進まなかったりしたんだけど…」

 

モブB :「お菓子って普通太るからダメっていうけど…嘘教えてない?」

 

花陽 :「嘘じゃないよう!」

 

モブA :「本当?」

 

花陽 :「本当に!あ、あと…敢えていうなら…チーズケーキ…かなぁ…」

 

モブB :「チーズケーキ?」

 

花陽 :「うん!チーズケーキには目がないかな」

 

モブA :「チーズケーキねぇ」

 

花陽 :「美味しいお店を探して、何回か一緒にスイーツ巡りとかしたことあるよ!」

 

モブB :「えぇ~いいなぁ!」

 

モブA :「羨ましい!!今、一瞬、小泉さんに殺意を覚えたわ」

 

モブB:「そういえば前に、2人が一緒に歩いてるの見たことがある。練習しなくていいのかな?…って思ったけど、サボってスイーツ食べに行ってた?」

 

花陽 :「えぇ~?いつのことだろう…多分、それは衣装の買い出しかなにかに行ったんだと思うけど…」

 

モブA :「いいなぁ…デート」

 

モブB :「本当、ズルいわ」

 

花陽 :「そんなにファンだったのぉ?」

 

モブB :「当たり前じゃない!!」

 

花陽 :「そ、そうなんだ…」

 

 

 

先輩 :「か~よちゃん!」

 

 

 

花陽 :「!!」

 

 

 

モブA :「!?」

 

モブB :「!?」

 

 

 

 

 

~つづく~

 

この作品の内容について

  • 面白い
  • 誰が犯人だ?
  • 可もなく不可もなく
  • 犯人がわかった
  • つまらない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。