実力主義のこの世界では、絢辻詞は拳と策謀で想いをつたえる~アマガミ×エクストリーム(序)絢辻詞編 作:vwview
「え――なんだって?」
絢辻詞の容姿、体型からあまりに
「もう、ちゃんと聞いてなさいよ。仕方がないからもう一度分かりやすく言ってあげる」
少女 絢辻詞は、腰に手をあて、
「強姦の罪でこの世から抹殺されたく無ければ、あたしの物になりなさい」
これは何の冗談だ。金城は頭が痛くなってきた。天使の様に可憐な少女の口から「強姦」などといった単語が飛び出すだけでも卒倒モノなのに、自分の所有物になれだと?一体何が起こってるんだ。今日の夕方まで、実の
「す、すまん。ちょっと頭を整理させてくれないかな」
「なによ。案外飲み込み悪いのね」
絢辻詞は再びベッドによじ登ってちょこんと座りなおした。どうやら、金城が落ち着くまで待ってくれる気らしい。
金城は、一度大きく深呼吸をした。
「あ――要するに俺を強姦魔にしない
「あってるけど違う。契約よ。あたしの物にあなたがなるの」
「あぁ、失礼。俺を強姦魔にしない代わりに、えーっと、君に
「そう。契約よ」
どうやら少女が限りなく有利な条件で、金城を仲間に引き入れたいという事らしい。金城は腕を組んで左手を口元に持っていき、さも
「それは困ったな」
「別に困るところはないでしょ」
実の所、金城はさして困っていなかった。仮にこのまま連行されたとしても、嘘で塗り固めた経歴に付く傷など無いのと一緒だったし、本当の経歴は書いた分だけ犯罪歴の自供になってしまう程に元から真っ黒だ。気が向くなら、このまま逃走してしまってもいい。金城がまた裏社会に復帰したと聞けば、いくつかのマフィアが札束を山ほど抱えてスカウトにくるだろう。もちろんそこまでする気力が今の金城にあればだが。
そもそも――仮に脅迫者が大人で、言う事を聞かなければ殺すと脅されたのだとしても、金城の反応は大差なかっただろう。脅迫と言うものは、される相手が失うと困るものがある事が大前提だ。そう言った意味で今の金城には効果のない戦術だった。日本に