ついに始まったラストバトル、最初からクライマックスと言わんばかりに全員が必殺技を繰り出し怪人軍団を蹴散らしていく
『ファイナリー!ビヨンドザタイム!スイキンチカモクドッテンカイ!エクスプロージョン!』
「お願いしまね、マコトさん」
「オッケー!プラネットクラッシャー!」
ウォズギンガワクセイが作り出した小型の月にマコトがアストラルヒート、プラネットクラッシャーをかまし次々と叩きつけていく
「...雄二、一緒に」
「無茶すんなよ?」
『一撃!タイムバースト!』
『タイムブレーク!』
ジカンジャックローと光の剣で攻撃していくゲイツリバイブ剛烈とツクヨミ
「今度はこいつだ!」
『スピードタイム!リバイリバイリバイブ!リバイリバイリバイブ!リバ・イ・ブ、疾風!』
『疾風!』
『百烈!タイムバースト!』
ゲイツリバイブ疾風にチェンジするとのこモードからつめモードにしたジカンジャックローを使い連続攻撃を仕掛けていく
「虚空陣奥義、雪風!」
「ジャッジオブ、デスティニー!」
斬魔鳴神を使いハクメンの技を放つエターナルエクストリームとアストラルヒートを発動したツバキことイザヨイ。二人の必殺技に怪人は一撃で消滅していく
「ヴァルキリーペイル!」
「「次元干渉虚数法陣展開、全てを無に帰する刃を我が前に示せ 」」
「恐ろしいコラボレーションだな...」
ノエル、ニュー、ラムダの姉妹同時攻撃にちょっとびびったラグナ。この姉妹は怒らせないようにしようと密かに決意した
「はぁ、はぁ。くそ野郎が!」
「テルミ、てめえとの因縁もここでしまいだ」
『ファイナルアタックライド!ディ、ディ、ディディケイド!』
カードの効力が切れダークディケイドに戻ったテルミにラグナは荒正を鎌に変形させ切りかかる
「恐怖を教えてやる...」
「ぐはぁ!」
「てめえには地獄すら生ぬるい」
「うがぁ!」
「あるのは...無だけだ」
「ら、ラグナ=ザ=ブラッドエッジぃぃ!」
「今の俺は、ラグナ=マーキュリーだ!」
とどめにキックを叩き込むとテルミは地面に叩きつけられ変身が解除された
「これが俺の、俺達の力だ!」
「これに全てを掛ける!緋蓮蒼、朔耶 !」
「うぉ!」
上空からガリアスフィラを撃ち込むマイの必殺技、緋蓮蒼朔耶が高城に向かって放たれるが避けられてしまう
「ま、マイ嬢!?な、何故そこまで殺気全開で攻撃してくるのですか!?」
「...自分の胸に手を当てて見てください。後、よそ見してる余裕でもあるんですか?」
「はい?」
ニヤリとするマイの視線の先にはガリアスフィラを構えた明久の姿が
「はぁ!!」
「あぶな!貴方、卑怯ではありませんか!?マイ嬢とタッグで来るとは!」
「あんなふざけた数の怪人呼び出しといてよくいうよ」
更に明久が投げたガリアスフィラを回避し文句を言う高城だが呆れたように明久は返す
「なら、これはどうですか?」
今度は仮面ライダーゴーストの敵、アイザージャイアントやブレイドの敵、14が呼び出された
「な、何あれ!?」
「最早違う作品のサイズだよね...」
驚くマイと突っ込む明久。しかし、焦っている様子はない
『ジオウサイキョウ!』
ジオウの最強武器、サイキョージカンギレードを呼び出し構えると空中に舞い上がる
「喰らえ!」
『キングギリギリスラッシュ!』
ジオウサイキョウと書かれた光の刃が巨大怪人を切り裂く
「...ばかな」
「うわー...」
「チートってレベルじゃねえなありゃ」
次元の違う強さに高城とマイは遠い目をしラグナは突っ込まずにはいられなかった
「これで、最後だ!」
「なに!?」
いつの間にか真後ろにワープしていた明久の攻撃をくらいベルトを破壊された高城は変身を解除した
「さて、こいつはどうするか...スピナーの記憶を取り戻したなら相当な危険人物だしな...」
「さあな、未来のお前にでも相談するか?」
「はぁ!」
「ふん!」
ゼロワンに変身したユキとマユ姉弟は見事なコンビネーションで敵を倒していく
「行きますよ、ユキ」
「うん!」
『ライジングインパクト!』
「...対象を殲滅します。アルトリウス!」
「くらぇぇ!」
二人の必殺技が炸裂し、怪人達は消滅していく
「やりましたね」
「うん!そういえば姉さんその服は?」
マユが着ていたのは『蒼』の門を守っていたときのEsとしての服だった
「いつの間にか着ていましたね、どうです?」
「う、うん似合ってる...」
「ありがとうございます」
ユキは仮面の下で顔を赤くしながら答える。そして、オーマジオウ側の方では...
「どうした、その程度か?」
「ふっ、ゲムデウスとやらの力を加えてもまるで次元が違うな...素晴らしい力だ」
ゲムデウスクロノスに進化したレリウスだったがオーマジオウの強さに圧倒されていた
「レリウス、何故貴様はそこまで狂気の道に落ちた?あの子や家族と穏やかに暮らす選択もあったはずだ」
「ほう、あの事象を見たのか?面白い世界ではあったがあれでは実験が思うように出来んのでな」
「...やはり貴様は救いようのない外道だな。ここでけりをつける」
「かつて腕と足を造ってやった貸しで見逃して欲しい所だな、お前の強さは身に染みている」
「そんな借り、とうの昔に消えている」
「そうか、ならば...」
レリウスはゲムデウスクロノスから超ゲムデウスへと姿を変えた
「これならばどうだ?」
「...愚かな」
「...よう、未来の俺。手伝おうか?」
明久がその場にやって来た
「そうだな...お前もやつとはけりをつけたいはずだな。ならば、行くぞ!」
『終焉の刻!』
『キングフィニッシュタイム!』
「レリウス=クローバー!」
「これで終わりだ...これはせめてもの敬意だと知れ」
『逢魔時王必殺撃!』
『キングタイムブレーク!』
オーマジオウとジオウオーマフォームのダブルキックが超ゲムデウスを貫いた
「...去らばだ、レリウス=クローバー」
「じゃあな、レリウス」
「...ふふ、これが私の結末か。...イグニス...エイダ...カルル...」
最期にレリウスの脳裏をよぎったのは家族の顔だった
「まさか、家族を思い浮かべるとはな...ふっ」
超ゲムデウスは爆散し跡形も無く消えた
「......何故、もっと早く気づけなかった。お前には愛する家族がいたことを」
「魔王の力ってすごいな...」
戦いが終わり、オーマジオウによって破壊された周辺の物が修復された様子をみて明久はつぶやく
「なあ、あいつらはどうするんだ?」
雄二は高城達を見ながらいう
「安心しろ、今回の件と前世についての記憶を消しておいた。まあ何かあったとしても大丈夫だろう?」
オーマジオウは明久に視線を向けた
「...ああ、任せろ」
「ならば、帰るとするか」
「はい」
「うん!」
「そういえばユキ、お前今回の事母さんに黙って来たな?」
「う!」
「あまり母さんに心配をかけるなよ?」
オーマジオウは再び明久の声になり諭すように言う
「はい、ごめんなさい父さん...」
「わかってくれればいいよ」
「本当に明久なんだな」
「それでは若き日のお父様、お母様。またいつかの未来で...案外早く会えたりするかもですが頑張り過ぎないように...」
「「うおぉぉぉーーい!!??」」
大慌てでマユの口をふさぐ過去と未来の父親コンビ。一瞬考えたマイはその言葉の意味に気付き顔を真っ赤にし両手で顔を覆う
「苦労、してるんだな」
「ああ...けど楽しいぞ?子供達と過ごす毎日は」
「バカなお前も未来じゃ親バカってか?」
「...その言葉そっくりそのまま返すよ」
オーマジオウは軽口をたたく雄二に返す
「は?」
「そのうち分かる」
「姉さん、さっきのってなに?」
「帰ったら教えてあげますよ」
手を繋ぐユキ達姉弟。しかしマイはその繋ぎ方に違和感を感じる
「ごめん、えっと...明久、でいいのかな」
「...ん、私か。どうした」
オーマジオウは再び魔王ボイスになり答える
「帰る前にちょっとだけ二人と話していい?」
「ああ、構わないが...」
「ありがとうね」
ふたりをつれ少し離れた所で会話をするマイをみてオーマジオウはつぶやく
「やはり、母親のほうが鋭いのか...」
「ん?」
「...ちょっと耳を貸せ」
オーマジオウの耳打ちに明久は驚く
「まじ?」
「まじだ」
「...そっか、まあいいんじゃないか?お互いがいいなら」
「まあな」
「さて、俺は帰らせて貰うか。魔王、またお前のとこの飯奢れよ?」
「オススメは天玉うどんだぞ?」
「もっと別のやつで頼む、じゃあな」
そういって士はオーロラの中へ姿を消した
「ごめん、終わったよ」
「そうか、なら今度こそ帰るか」
「じゃあね、過去の父さんに母さん!」
「お元気で...」
「ん?そういえばどうやって帰るんですか?もしかしてタイムマジーン...」
「ああ、これだ。ふん!」
ハザマが聞くとオーマジオウが手をかざすと空間に裂け目ができそこには違う景色が広がっていた
「おお!」
「じゃあね、未来の明久くん達。そっちのマイやあたし達と仲良くね」
「お気をつけて」
「無理をするなよ」
「...吉井、じゃあね」
「あばよ、未来のバカ魔王」
「バイバイ!明久!」
「家族と仲良く」
「明久くん、マイとケンカしたりしたら駄目ですよ!」
「...明久!」
「...?」
「...気張っていけよ」
「ふっ...」
ラグナの呼び掛けにサムズアップを返すオーマジオウ。未来の魔王とその子供達は裂け目に消えていった
「さて、私も行くとするわ」
「うむ」
レイチェルとハクメンはその場を立ち去ろうとする
「おいレイチェル、ハクメン。どこ行くんだ?」
「まあ、この世界を色々見て回ろうと思ってね」
「ヴァルケンハインからこいつの事を頼まれているからな、私も共に行くだけだ」
「そうか、また顔見せにこい。セリカにもいつか会っていけ」
「...そうだな。では、さらばだ」
レイチェルの転移魔法で二人は何処かへと消えていった
「...さて、俺達も帰るか?」
「そうだね」
その後、時間の静止が解けた事を確認したメンバーは帰路へとついた。まるで夢の中のような体験をした事を胸に秘めて
「さて、こんなものですわね」
「マイ、また貴方と会える日、楽しみにしていますわよ」
「呼ばれて飛び出て、皆大好きココノエ先生だ」
「さて、今回で第三章が完結したわけだがこんな駄文小説を読んで下さって感謝の言葉を作者に代わって言わせて頂く。ありがとうございます」
「次回だが、本作ではなくもうひとつの作品、恐らく待ち望んでいた方もいらっしゃった18禁ストーリーの更新に専念するらしい」
「現代のメンバーや未来の魔王とその嫁、もしかしてその子供達の話も語られるかも?といった予定だ」
「では、次章予告だ。今回の事件、かなりブレイブルー本編や別のルート未来に深く関わっていることが多かったのだがそこら辺の説明をしきれていなかった」
「という訳で今回の章で登場したキャラや出てきた設定等を纏めてこの私が解説しよう」
「あ、ラグナ達の設定はキャラ紹介に追加予定だから気を付けろよ?」
「では次章、『教えて、ココノエ先生!バカとブレイブルーと別の未来!』楽しみにしててくれ」