「...?」
「マユ?どうしたの?」
「...アヤたちがいない」
「??あ、もしかして...明久、マユの事お願い」
「ん?おう」
マユがノエル達の方を見て言ったことに気付くと私は一旦マユを預け皆に小さな声で話した
(なんだと!俺らのガキを呼び出せって!?)
(うん。やっぱりあの子達は未来から召喚獣に意識だけ来たんだと思う。だから皆の事みて他の子達がいないのを不思議におもってるみたい)
(そ、そうなんだ...ラグナさん、私達もよびませんか?気に、なりますし...)
(ラグナとの、子供...)
(ニュー達も会ってみたい!)
(ジン兄さま、私達も)
(...そう、だな)
(自分たちの未来の子供ですか...)
(まあ、気になるよね)
(...しょうゆに会える?)
(お前、その名前まじでやめろよ?)
(どんな子がでるんだろうね?)
(......興味ない)
(では、秀吉くんは私とやってみますか?本来は占いみたいなものですし)
(え?あ、いや...)
(カジュン...)
(ココノエ先生?なんですの?)
(...私が、やろう)
(ふふ、やっぱりそうですのね?)
....え?ココノエ先生が秀吉くんと?それって...まさか!?
サモン!
皆の間にそれぞれ召喚獣が現れた。この子達が、皆の未来の子供...
「あ!ミツキくんたちだー!おーい!」
ユキが皆の事をみて呼び掛ける。名前まで呼ぶってことはやっぱり...
「あ、ユキくん...お父さんたち、みんなそろってどうしたんですか?」
ラグナとノエルの間に現れたミツキと呼ばれた男の子がラグナに訪ねる
「ん?え〜っとな...今日は皆仕事休みでな!たまには揃って遊ぶか!って話になってな!」
「そうなんですか!?凄いですね、姉さんたち!今日は皆であそべるそうです!」
「わーい!戦いごっこしよー!どんなぶきがいいかなー!あーでもおもちゃがないよー!」
「そこらへんにあるものできっとおとうさんたちがつくれるさ」
ねえさんたち...ラグナとノエルの子が末っ子なんだね。...あれ?あのミツキって子、なんとなく見覚えが...って、まさか!?
「ね、ねえノエルん。そのこってさぁ...もしかして」
「ま、まさか、コハク大尉!?」
ツバキとマコトが驚いたように言う。そうか、ヒビキさんだ!あの人、ラグナ達の子供として生まれ変わったんだ...
「あ、ユキ」
「なに?おとうさん?」
「皆の名前、ちゃんと言えるか?」
「うん!あの子からミツキ、ミサ、アヤ、それと...」
「ふんふん...あ、ユキ?マユや皆と遊んでてな?お父さんの友達とちょっとだけお話してくるから」
「うん!みんなー!あそぼー!」
明久はユキ達をおろし子供達の所にむかわせこっちにくる
「ほれ、皆の子供の名前のメモ」
「ん?なんでわざわざそんなもん」
「雄二、馬鹿だろお前」
「よし、表でろ」
なにやってるの...
「あのなぁ、親に名前聞かれるってどう思うかそれぞれだろ?ちゃんと自分の名前言えるのか聞かれたと思うか、自分の事忘れられたと思うかも知れねーだろ?」
そっか...それで聞いたんだね
「...せっかくなんだ、ちゃんと遊んでやれよ」
子供達の声が漏れる事を配慮してココノエ先生が防音ネットを張ってくれたので皆おもいおもいの時間を過ごしていた
「お父さん、抱っこしてください!」
「うっ...はぁ、少しだけだぞ?」
「うわー!お父さん凄いです!」
「お、そうか?なら今度はこうだ!」
「わーい!」
坂本くんは以外と子煩悩だったようですっかりオリエちゃんにメロメロでした
にやにや
「はっ!」
ただ本人は忘れたいようです
「「「お父さん!」」」
「おい、1人ずつこい...」
ノエル達の子供はひとしきり母親達と遊ぶと一斉にラグナにとびかかっていきました
「あーくそやけだ!まとめてかかってこい!」
「「「わーい!」」」
ラグナはいつものなんだかんだ面倒見がいいところが出て相手をしてあげてました
「パパ、ママ!」
「さぁ、何して遊びましょうか?ね、パパ?」
「あ、ああツバ...ママ...」
ツバキも幸せそうにしてジンくんや子供と触れあっている
「ねーパパ!お祝いのやつやって!」
「祝え!これこそ仮面ライダーウォズである!」
「パパかっこいー!」
「あんたいつの間に変身してんの!?」
「ママ、パパのかっこいーやつ嫌い?」
「え、いや...好きだよ」
「我が生涯に一片の悔いなし...」
マコト達もすごく楽しそうにしてる。何故かハザマくんは片手を突き上げて真っ白になってるけど
「ねえママ!わたしもママみたいに可愛くなれる?」
「なれるなれる!わたしよりもずーっとね!ね、ムッツリーニくん?」
「......知らん」
「パパ...ママや私の事、嫌い?」
「......き、嫌いじゃない」
「じゃあ好きなんだね!?わーい!」
「えへ、僕もムッツリーニくんの事好きだよ?」
「......!?」
ブシャァァァ!!
「ママ!パパがまた鼻血だしちゃった!」
未来でも土屋くんは相変わらずなんだね
「ははさま...ととさま...」
「...ふっ、ははさまか...私が親になるのか...」
「お主に似て仏頂面じゃのう。しかし、そこがまた可愛らしいのう」
「やかましい」
「なんじゃ?未来の夫に冷たいのう」
なんと秀吉君が付き合っていた相手とはココノエ先生だった。まさかここでわかるとは...
皆遊び疲れたのかうとうとしはじめていた
「ふわぁぁ...なんか眠くなっちゃったね」
「すこし、お昼寝しますか」
さんせー!
マユの提案で皆眠り始めた
「...時間もそろそろ頃合いだな...」
時計を見るともう三時を過ぎていた。...もう、終わりなのか...
「...」
ぎゅう
「マイ...」
「ごめん、あとちょっと...ちょっとだけ、こうさせて」
この前の事件の時にも言われたけど、私のなかには母性が目覚めているのかもしれない。確かにこの子達はあくまで召喚獣。わかってる、そんなのはわかってる。それでも...
「離れたくない...この子達と離れたくない...」
「...俺もだよ。でもさ...また会えるさ。いつかの明日で、またこの子達に」
「...うん。すみません、ココノエ先生...」
「構わん...私も、短い時間だというのに情が移ってしまった。お前達にも酷な事をしてしまったようだ...」
「みんな...」
振り返ると皆も惜しむように子供達の側にいる
「ははさま...うにゅ」
「!?...解除...」
その言葉とともにフィールドが消え、子供達も消えてしまった
「...ぅっ!うぁぁぁぁん!」
「マイ...」
わかっていた。でも、耐えきれず泣き出してしまった私を明久は慰めてくれた
「...ん?これは...」
「ぐすっ、どうか、した?」
「いや、なんかポケットに.これって?」
それは3つのライドウォッチだった。それぞれ何かのマークと2008、2014、2015という数字が書かれていた
「ユキ、マユ、皆...お前達がくれたんだな。ありがとう...」
その日の帰り、男子達とは一旦別れてから帰ることにした
「...マイ、落ち着いた?」
「ごめんね、泣き出しちゃって...」
「気にしないで、マイ」
「ええ。私も未来の子供と会えて嬉しかったし、別れは悲しかったわ」
「...それにしても...」
「カジュン?」
「いえ、なんでもありませんわ...ふふ...」
どうしたのかな?
「お、みんな来たな 」
校門の前に明久達が、待っててくれたんだ
「なら、帰るか。みんな、また明日な」
その日の夜
「マイ、これ...」
「あ...」
明久が見せてきたスマホにはあのこ達が写っていた写真や動画があった
「気休めくらいにしか、ならないかもだけどさ...」
「...ううん、十分すぎるよ。また、会えるよね?」
「ああ...」
さて、次回はいよいよ未来編、だけどくるのは召喚獣じゃなくて!?