バカとテストとブレイブルー   作:ぶるらー

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今回は未来から再びあの魔王が!?


十八話

「......こんなもんか?」

 

「うん、合ってる。どうしたの?今日は特に真面目に勉強やってるけど」

 

「......あいつらやお前に、誇れる自分でありたいだけだよ。...それにこんなもんまでもらっちまったしな」

 

昨日の召喚獣の実験の際に現れた子供達との出会い、それは俺に父親になるという自覚をくれた。何年後かは分からないが俺はあのこ達のよき父親として...マイにとってはよき夫になりたいからな。まあ、だいぶ気が早いけどな。ライドウォッチを見つめながらそう思う

 

「ただなぁ...」

 

「どうしたの?」

 

「これ、俺が前から持ってた2つと違って紋章と年号は書いてあるのに変形しないんだよ。色もついてないし」

 

この3つがユキ達との出会いがきっかけで現れたのは間違いない。この年の仮面ライダーと何か関係があるのか?

 

「昨日聞きそびれたしハザマに...」

 

キーンコーン...

 

「ん、休み時間かー。ふぅ...」

 

「明久、調子いいみたいだな。これなら期末テストはいい点数取れそうだな」

 

「ああ、これで今度Aクラスにリベンジだ」

 

「ま、今の戦力でも通常の戦争じゃかなり厳しいがな」

 

確かに4月の戦争の結果四人もAクラスのメンバーがこっちにきたけどマイ達や保険特化のムッツリーニ、演技で敵を撹乱できる秀吉などを除くとAクラスに太刀打ち出来るやつは全くといっていいほどいないのが現状だ

 

「もう少しで宣戦布告の停止があける。そうなったら訓練ついでに...」

 

ブォン

 

「「「!?」」」

 

なんだあの裂け目!いや、なんか見覚えが...

 

「よっと!ふぅ...」

 

「っとと!」

 

そこから現れたのは...

 

「オーマジオウ!?」

 

「と、あの人もしかして未来の私!?」

 

それは未来の俺、オーマジオウと恐らく未来のマイであろう女性だった

 

「また会ったな、若き日の私よ...なーんてな」

 

「始めまして、でいいのかな?」

 

「よ、よろしく...」

 

マイは若干緊張している

 

「な、なんだ!またなにかあったのか!」

 

「久しぶり、でもないか。いや、今日はそういう訳じゃない」

 

「だったらなんだ、ったく。今日はほかの連中がいないからいいような物を」

 

「どうせ停学中だろ?」

 

「...まさかそっちでも覗き騒ぎあったの?」

 

マイがげんなりした様子で聞く

 

「あはは...しかもねぇ」

 

「?」

 

ばつが悪そうに未来のマイがオーマジオウを見る

 

「...どこぞのばかの作戦のせいで男子全員停学だったな」

 

オーマジオウが雄二を見て言った

 

「はぁ!?」

 

「まあその話は置いておこう」

 

「気になるだろが!」

 

確かにな

 

「今日は...何か起こってないか気になって見にきただけだ」

 

ズコ!

 

「何故ためる!?」

 

「悪い悪い、いや実はな...」

 

 

 

 

「まじか...また怪人が...」

 

未来では再び怪人が現れ始め戦っているという未来の俺や皆。しかも...

 

「ユキ達皆も!?」

 

ゼロワンになったユキだけじゃなくラグナの子供のミツキも仮面ライダーになり皆の子供もドライブが目覚め戦っているのだという

 

「だからこっちでも何か起こってないかと思ってな」

 

なるほどな...

 

「...」

 

「どうした、翔子」

 

「未来のマイキレイ...」

 

霧島さんが未来のマイをみながら言う。

 

「...気になってたんだけど...」

 

「ん、どうしたの翔子?」

 

未来のマイは霧島さんの呼び方が変わってるみたいだ

 

「...三人目?」

 

「「な!?」」

 

「「...あ!」」

 

確かに見てみると...少しお腹が膨らんでるように見える

 

「あはは...ま、まあね...」

 

赤くなりながら答える未来のマイ

 

「ね、ねえ...未来の私」

 

「なに?」

 

「あの、触ってみても、いい?」

 

「うん、どうぞ」

 

「あ、ありがと」

 

未来の自分のお腹を触るってどんななんだ?

 

「この中に赤ちゃんが...」

 

昨日の件があるからかそういう事に興味が出てきたのだろう

 

「うん、そうなんだ。不思議だよね。あ、みんなも触る?」

 

「...」

 

「あ、女子だけで」

 

一瞬感じた殺意は間違いないなかったようだ。男が触ったら殺す!といった感覚が感じられたからだ。お隣のオーマジオウから

 

「あ、そうだ。お前ならこれの事分かるか?」

 

「ん?」

 

俺はオーマジオウに例の3つのウォッチを見せた。

 

「これは、レジェンドのウォッチか?だけど中途半端にブランクだな。ライダーズクレストと年号だけか」

 

「おや、明久くんなんですかそれ!レア物の玩具ですか!?」

 

ハザマがだいぶ食いついた

 

「あーと...まず昨日の件から説明させてくれ」

 

「昨日の...ああ、子供の召喚獣ですか?」

 

「...なに?」

 

オーマジオウの声色が少し低くなった

 

「ちょっとまて、今6月だよな? 」

 

「ん?ああ、そうだけど」

 

「...マイ」

 

「ん?」

 

「確か本音を喋る召喚獣の件が8月くらいだよな? 」

 

ん?

 

「おい、どういうことだ?」

 

「こっちでも召喚獣の実験て何回かあったんだよね?」

 

未来マイがきく

 

「ああ」

 

「私達のほうでは夏休みにあったの」

 

夏休み!?

 

「だいぶ先じゃねえか!」

 

「歴史が相当おかしくなっているな。まあそれはともかく子供の召喚獣がなんだ?」

 

 

 

 

「......相当どころじゃないな」

 

頭をかかえたオーマジオウ。なるほど、未来じゃココノエ先生が言ってた占いみたいにどんな子が生まれるかの予想なだけだったようだ

 

「なるほど...そうなるとこのウォッチの組み合わせも合点がいきますね」

 

組み合わせ?

 

「...そうか、このウォッチのライダーは...」

 

ん?なにかわかったのか?

 

「...そのウォッチ、大切にしろよ」

 

「ああ、勿論。でも何なんだこれ?」

 

「その内分かるはずだ。何故その三人なのかもな」

 

「ねえねえ、やっぱり産むときって大変だった?」

 

「まあ、ね?」

 

突然そんな話が聞こえてきた。生々しい...

 

「...そういえばマイ達はどれくらい先の未来からきたの?」

 

「あれ、いってなかったっけ?」

 

「...あ、そうだ。俺にしか言ってないのか」

 

オーマジオウがふと思いだしたように言う。そうか、蒼の境界線で会ったときの

 

「確か、20年後だったか?」

 

「...未来の私達は何をしてるの?」

 

霧島さんは雄二との将来がかなり気になっているようだ

 

「...まあ、違う世界になったから少しならおしえてもいいか」

 

「いいの?」

 

「その前にこっちの世界の事情も話しておくか。...教えてもあまり意味がないということもあるしな」

 

 

 

 

 

 

 

 

「...そんな、事に」

 

皆少し暗くなってしまった。未来世界が一時期怪人が大量発生した頃があった話も俺しか聞かされてなかったからな

 

「でも、意外ですね。ラグナさんが刑事だなんて」

 

「ま、そうだな」

 

あまり驚いた様子がないラグナ。将来は警察を目指していたことは実は俺も知っている。本人から聞いたことあるしな

 

「ノエルは料理研究家、ニューは幼稚園の先生、ラムダはセリカの後を継いだのか」

 

「ジンくんも刑事で、ツバキは婦警さん」

 

「マコトさんと私は声優...」

 

「 職業一緒はなかなかだね...」

 

「それ言うなら私とムッツリーニくんもお医者さんだしね?」

 

「......ありえん」

 

「わしは演劇の役者ではなく俳優か...」

 

「俺が副社長ねえ...」

 

「雄二じゃ私には勝てない」

 

「上等だ!首洗って待ってろ!」

 

「...なぁ、俺とマイはどうなんだ」

 

「一応、二人で喫茶店をやっている」

 

「そ、そうなのか」

 

前に喫茶店をやってみたいとは言ったが叶えてるとは..

 

「まあ、参考にならないかもだけどな」

 

「...そろそろ、帰る?」

 

「ああ、そうだな」

 

「また、会えるのか?」

 

「多分、もうないだろうな。俺達の世界からこの世界に脅威でも来ない限り」

 

「そっか」

 

「...」

 

カチャ

 

オーマジオウはマスクを外して素顔をだした

 

(おお、未来の吉井くんもやっぱりイケメンだね...てかあんまり変わんないね)

 

「ここから先の未来は本当にどうなるか分からない。それでもお前達なら何とかできるはずだ。お前達が作る未来、楽しみにしてるぜ」

 

「おう」

 

ガチャ

 

再びマスクをつけたオーマジオウ

 

「去らばだ、若き日の私よ」

 

「じゃあね、皆!」

 

そう言って再び現れた裂け目に飛び込むと二人は消えていった

 

「俺達の未来...そこにあいつらもいるんだよな」

 

「うん...」

 

俺達の未来がどうなってるかはわからない。だけど、大切な家族が未来で待っている。それだけは確かだ

 

 

 

 

 

 

noside

 

「さて、行くとしますか」

 

「気を付けろよ」

 

オーロラのような物を目の前に赤い線が入った白いパーカーを着た青年と警察官の男性がいた

 

「大丈夫、俺の強さ知ってるだろ?」

 

『彼が言っていたあの男には用心したまえ』

 

青年に対し男性の身につけたベルトが声をかける

 

「すまねえな、戻ってきて早々俺のほうがいなくなっちまって」

 

『気にすることはない。君ももう先輩戦士だ。頑張ってきたまえ』

 

「ああ、行ってきます!」

 

 

 

 

 

「進兄さん、クリム!」

 




「皆さんこんにちは、マイです」

「カジュンですの!」

「...翔子」

「未来、どうなってるんだろうね」

「...雄二がいてくれればいい」

「さて、明久くんたちがプール掃除を頼まれたようですの」

「え!?お母様がくれたのって如月グランドパークのプレミアムチケット三組!?」

「...雄二と結婚式体験!」

「レディース&ジェントルマン!イッツターイムフォースーパーアクション!」

「おい剛!まだ早い!」

「とと、わりい明久!じゃあな読者諸君!」

「次章!プールと結婚と来訪者!〜マッハなあいつは何のためにきたか?〜」

「お楽しみに!」
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