バカとテストとブレイブルー   作:ぶるらー

6 / 28
さて、時間がかかってしまいましたがAクラス戦並びに第一章完結!そして最後にあいつが!?


四話

「マイ...」

ハザマくんにフィードバックのダメージがあるからという名目で保健室に連れてこれられた僕はマイが寝ているベッドの横に座っていた。ラムダとニューは僕達が来ると先生に帰されてAクラスに戻っていった。

 

「明久くん、夏目さんは何があったんでしょうか。」

 

「わからない...ただ」

 

「ただ...なんですか?」

 

「ここ数日妙に夢見がわるいのかうなされてるみたいなんだ。さっきみたいに怯えてるようすで...」

 

「なるほど...」

 

「一応その場は収まってたんだけどね、事情を聞いても教えてくれなくて」

 

「...ああ、ようは」

 

彼は僕の耳元に顔を近づけて

 

「普段は君が夏目さんを甘やかしてあげてたわけですね?」

「ん?...な!?」

 

彼の言葉の意味がわかった僕は驚いてしまった

 

「ちょ、ハザマくんここじゃちょっと...」

 

「おや、これは失礼。」

 

「ハザマくん、あなたは付き添いでしょ?早く戻りなさい」

 

「これはすいませんライチ先生。では、明久くん。私は戻りますね」

 

そう言ってハザマくんも保健室を出ていった。

 

「あの、ライチ先生。僕はいていいんでしょうか?」

 

「当然よ。とりあえず落ち着いたとはいえ目が覚めた時にあなたがいてくれたら夏目さんも嬉しいはずだからね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし夏目さんのあの怯えかた、まさかとは思いますが夢の中で姫路さんと島田さんに明久くんを...逆の立場だったら私の場合憎しみで相手を殺してしまいそうですね。

 

「と、危ない。教室をスルーしそうになるとは」

 

さて、今はどうなってるんでしょうか?

 

ガララ

 

「あ、お帰り!」

 

「はいただいま。さて、ラグナくんとジンくんですか。状況は...」

 

ラグナ=マーキュリー 274

 

如月ジン 194

 

「ほほう、やはりラグナくんがおしてますね」

 

「うん、ジンくんの攻撃全部当たってないんだよね」

 

それにしては点数が低い気が...あ、なるほど

 

「彼らの腕輪はたしか私のような攻撃型ではなく強化型でしたね」

 

「ええ、だからジン様にも十分勝機はあるはずなんですが...」

 

「...ふむ」

 

ガキン!

 

「しまった!」

 

おや、ジンくんの剣が弾き飛ばされましたね。これは...

 

「おぉぉらあ!」

 

ズバ!

 

「そこまで!勝者ラグナ=マーキュリー!」

 

「はぁ、やはり兄さんは強いね。僕じゃ敵わなかったよ」

 

「そんな事はねえよ。お前だってもし弥生とかが先に戦ってやられてでもしたら結果は逆だったりしたかもな」

 

「そうだね...彼らは大丈夫かな」

 

「とりあえず夏目さんは今は大丈夫そうでしたよ?」

 

「そうか...ってハザマ!?」

 

「貴様、いつのまに!」

 

おやおや、人を虫みたいに。

 

「ハザマ、あいつらどうだった?」

 

「明久くんの方は夏目さんと居させてるから問題ないようですが実際問題は夏目さんですね」

 

「やはりか、彼女の様子は異常だったからな」

 

「私的には姫路さんと島田さんは遠ざけたほうがいいかと。どうもあの二人が原因というか」

 

「ならあの二人をFクラスにいってもらうか?ちょうどFクラスのバカ達は不満を言ってたからね。」

 

「おい、そりゃノエルが負けるって言いてぇのか?」

 

「おい、お前達!フィールドの真ん中で何をしている?」

 

っと、流石に話し込みすぎましたかね

 

「まあ、そこら辺は後にでも」

 

「はぁ、そうだな」

 

私達は注意されたこともありそれぞれの陣営にもどることにしましたがさて、弥生さん達の戦いはどうなることやら

 

「すまないツバキ、後は任せた」

 

「お任せください、相手がノエルでも手加減はしません!」

 

「でもノエルんもツバキも苦手教科とかないから点数もほぼ互角だよね」

 

「まあ、気負わずに行ってくださいよ。私達が行くか、彼らが来るかの違いですし」

 

「あなたにアドバイスされるのは癪だけど...素直に受け取っておくわ。ありがとうハザマくん。」

 

弥生さんがフィールド中央に向かうと同時に向こうからはノエルさんがやって来ましたね。

 

「ツバキ、本気で行くからね!」

 

「こっちも本気で行くわ。覚悟しなさい、ノエル!」

 

おおう、なかなか修羅場な感じですね

 

「先生、科目は数学でお願いします!」

 

「うむ、フィールド展開!」

 

「「サモン!」」

 

ノエル=マーキュリー 511

 

弥生ツバキ 508

 

おお、これは中々規格外ですね

 

「負ける訳にはいかない!マイと明久くん、そして二人の為に勝ったラグナさんのためにも!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...んっ...ここは...」

 

「マイ!良かった、大丈夫?」

 

「明久?ここは?」

 

「保健室だよ、あの試合の後倒れて...」

 

良かった、本当に良かった...

 

「私、また...」

 

「ねえ、マイ。姫路さん達と何かあったの?」

 

「それは私も聞きたいわね、夏目さん」

 

「ライチ先生!?」

 

「あ、でも無理ならいいよ!?もう少し落ち着いてからでも」

 

「...明久」

 

「ん?」

 

(今日の夜、二人の時でもいい?)

 

(...わかった)

 

「あの、先生。倒れた理由についてなんですが...」

 

「分かってるわよ。流石に私には話しにくいわよね」

 

「すいません、先生。あ、試合はどうなったの?」

 

「いや、実はあのあと僕も負けちゃって。その時ハザマくんが連れてきてくれたんだけど今どうなってるかは...」

 

「そっか...わかった。戻るよ私」

 

「え!大丈夫なの?」

 

「私だけいつまでも寝てられないよ。この戦争事態元々ノエル達や私の為に起こしてくれたんでしょ?」

 

「う、それは...」

 

マイが気にすると思って内緒にしてたのに、鋭いな。

 

「吉井くん、連れてってあげなさい」

 

「...わかりました。いくよマイ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?ツバキ達や私たちのクラス移動がかかってるの?」

 

「そこまで聞いてないくらいやばかったのか...」

 

「ごめん、後でちゃんと話すから...」

 

さて、早く教室に戻らないといけないわけだけど今どういう状況なんだろうか

 

ガララ

 

「すみません!戻りました!」

 

「明久!」

 

「マイ!大丈夫なの?」

 

「いやーよかった!お二人ともいいところで帰ってきましたよ!」

 

あれ、ハザマくん達がFクラス側にいる?

 

「よう、なんとか」

 

「勝ちましたよ!」

 

そう言ってVサインをするラグナとノエルさん。ってことは...

 

「もしかして、最終戦の途中!?」

 

「はい!ギリギリでしたがなんとか勝てました!」

 

「全く、ダメージを受けながら懐に飛び込んで来るとはね。あなたがあんな捨て身な戦法で来るなんてね」

 

「そっか、じゃあ」

 

「私達、今日からFクラスでーす!よろしくね、マイ!」

 

「負けたのは悔しいがここからは坂本を応援させてもらうよ。一応彼がリーダーなわけだし」

 

「今ちょうど小学生レベルの社会テストが終わって採点中ですのでもうそろそろかと」

 

「まあ、兄さん達が戦争に賛成してる時点で設備交換はしないだろうと踏んでるから僕達もあんな賭けをしたんだけどね」

 

「恐らく、設備自体のレベルアップといったところでしょうね」

 

「詳しくは聞いてねえが多分そうだろう。」

 

なるほどね。でも、これでマイ達をまともな設備で勉強させてあげられる!雄二が元々仕掛ける予定だったてことはそれだけ自信があるってことだし

 

「待たせたな、これより結果発表だ」

 

鉄人が教室に入ってきた!いよいよか!

 

「Aクラス代表、霧島翔子。97点」

 

ざわざわざわざわ

 

ほ、本当に霧島さんが間違えた!?てことは!

 

「Fクラスが!」

 

「ああ、Aクラスに!」

 

「Fクラス代表、坂本雄二。76点」

 

見事に負けて設備がミカン箱になった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいこら雄二!」

 

「てめえバカか!なんだあの点数は!」

 

「すまん、俺の実力だ」

 

「「「「ふざけんな!」」」」

 

「はぁ、全く。保健を打っておいてよかった」

 

「ん、保険?なんのこと?」

 

「いえ、実はですね。Fクラスの教室がどうもホコリっぽすぎるなと一度来たときに思いましてね。実は先生に頼んで調べてもらったら畳が腐ってたらしいんですよ。なのでFクラスの勝敗に関係なくこちらの交換はして欲しいと頼みましてね」

 

そういえば鉄人が何か言ってたな。そのことか

 

「まあ、これで何とか体調を崩すような事はないはずよ」

 

「てかあたし達来週からミカン箱で勉強か。いやだなー」

 

ガララ

 

「おい、入るぞ」

 

そういってFクラスの教室に入ってきたのは

 

「ココノエ!?」

 

げし!

 

「いって!てめえなにしやがる!」

 

「先生をつけろ。それと敬語もだ馬鹿者」

 

あれはココノエ先生!たしかラグナ達とはいとこに当たる人だったはず

 

「あの、ココノエ先生はどうしてこちらに?」

 

「ああ、今度から私がこのクラスの担任になるからだ。覚悟しておけ、馬鹿者ども」

 

ま、まじか。鉄人とかになるよりかはましだけど

 

「あ、それと霧島も来てるぞ」

 

「な!」

 

「...雄二、私と付き合って」

 

え!?もしかして言うことを聞いてもらうてその事!?

 

「お前、やはり諦めてなかったのか」

 

「...うん、私はずっと雄二が好き」

 

「そうか、翔子ちゃんの好きな人って坂本君だったんだ...」

 

「え、てか二人とも知り合い!?」

 

「あれ、言ってなかった?」

 

そうか、霧島さんて霧島グループの令嬢だったような。だからマイともそれで...

 

「...これからデート」

 

「お、おいちょっとまて!」

 

ぎゃあああ!!

 

そのままアイアンクローしながら霧島さんは雄二を連れて行った

 

「ま、まあ何はともあれこれから私達はクラスメイトですね!よろしくね、ツバキ、マコト!」

 

「ったく、締まらねえ結果だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へっへっへ。こいつが召喚獣のデータか!」

 

学園のサーバールーム。本来そこは教師しかはいれないはずのそこに忍びこんでいるものがいた。

 

「いきなり記憶が目覚めて驚いちまったな。あいつらが仲良くやってるとはなぁ!」

 

「まあ、それもあと少し。最後に...」

 

「祭りまでは楽しませてやるか!ヒャッハーーー!!」




「皆さんこんにちは、ノエルです!」

「ラムダ」

「ニューだよ!」

「マイです!」

「ツバキ達がFクラスに来て二週間。もうすぐ清涼祭ということで私達はコスプレ喫茶をすることに!」

「まてこらー!!」

「いやですよー!」

「「「「!!??」」」」

「な、なんでしょうか今の?」

「ラグナとハザマ?」

「でも変なスーツきてたよ!?」

「私達もだけどみんな召喚獣のコスプレしてたはずだよね?」

「ご、ごめん、今、ラグナ達来なかった?」

「あ、明久、て、ええ!?」

「明久くんも!?」

「あ、これ?いやココノエ先生にハザマくんが作ってもらったって。と、あの二人追いかけなきゃ!あとよろしく!」

「え?あ、と、とにかく次章!清涼祭開幕、ラグナと明久、ヒーローになる!?」

「「「「よろしくお願いいたします!」」」」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。