「なあ、明久。ここはやめよう!」
「今さら何言ってるのさ、早くいくよ!」
「頼む!ここだけは、Aクラスだけは勘弁してくれ!」
葉月ちゃん達に連れてこられたのはAクラスの教室だった。よく考えてみれば島田さんがAクラスだったんだから最初にそこにいって妨害の事を知った可能性もあるっていうのに雄二の奴はそこに気づかずのこのことやって来たわけだ
「それにしても...」
「メイド喫茶、御主人様とおよび!ですか」
「これ、誰が考えたんだろう...」
「まあ、愛子ちゃんだろうね」
なかなか攻めたタイトルだな...
「はいはい、坂本くんあきらめて。あいつらまだいるかもしれないんだから」
「ハザマにいちゃん、あの人どうして入りたがらないの?」
「ここにですね、あの人の彼女さんがいるんですよ。だから照れ臭いんですねきっと」
「くそ、もう行くしかないか...」
諦めたのか項垂れながらAクラスに向かっていく
「...お帰りなさいませ」
「「「「おお!」」」」
す、すごいキレイだな霧島さんのメイド姿。マイにもしてほしいな...と今はそんな場合じゃなかったな
「はぁ」
雄二のやつまだ諦めきれてないみたいだな
「...お帰りなさいませ、今夜は帰らせませんダーリン」
霧島さんは逃がす気はさらさらないみたいだ
「誰か助けてくれ...」
「断る」
「いい加減翔子ちゃんに向き合ったら?」
「...お席にご案内します」
僕達は霧島さんの案内でテーブルに着いた
「...メニューになります」
すごい立派なメニュー表だな、流石Aクラスだ
「ふむ...霧島さん、すみませんがオススメはありますか?」
「...食べ物はシフォンケーキがオススメ。飲み物はミルクティー」
「じゃあとりあえずシフォンケーキ七個で!」
「飲み物は...皆さんどうされます?」
「僕はミルクティーで」
「私も明久と一緒で」
「俺は何でもいい」
「あたしもミルクティー!あんたたちは?オレンジジュースとかにする?」
「「うん!」」
「ではミルクティーを五つとオレンジジュースを二つで」
「...かしこまりました、ご注文を繰り返します。シフォンケーキを七つ、ミルクティーを五つとオレンジジュースを二つ。それと...」
ん?後何かたのんだっけ?
「メイドとの婚姻届一つで宜しかったでしょうか?」
「宜しくねぇよ!」
「大丈夫だよ、んじゃ霧島さんそれでお願いね!」
「おい!」
「...かしこまりました」
「かしこまるな!」
「...では、食器を用意します」
雄二の目の前には朱肉と印鑑、僕達の所にはフォークが置かれた
「おい、これうちのじゃねえか!?」
どうやらまじで雄二の家の物らしい
「...お義母さんが渡してくれた」
「なにやってんだお袋は!」
ガララ
「おい、二人なんだが真ん中の席はあいてるか?」
「...うげ。はい、大丈夫です」
「今うげ、とか言わなかったか?」
ん?今のは島田さんか。なんだろ、今の反応?
「明久くん」
「なに、ハザマくん?」
「やつらですよ、例の妨害野郎共」
「え!?」
あの坊主頭とモヒカン野郎が例の...
「ほう、おい翔子」
「...どうしたの雄二」
「あいつら、さっきも来なかったか?」
「...来た。雄二達の出し物の悪口ばかりいってた」
そう言うとものすごく不機嫌なオーラを出す霧島さん
「なるほど、さてどうやって叩き潰すか」
ガララ
「ようやく見つけましたよ、常村くんに夏川くん」
ん?あれは...
「...うわ」
「マイ、どうかした?」
なんかものすごい嫌な物でも見たような顔だな
「あの人、三年生の高城先輩っていうんだけど最近明久が居ないときに限って話しかけてくるんだよね。正直ちょっと...気持ち悪いっていうか」
おおう...マイからそこまで言われるとは。ぱっと見イケメンだからあんまりそんな風にみえないけど
「ほう、あの常夏コンビも三年生てことになるのか」
「常夏コンビ?」
「あんなやつらわざわざ名前で呼んでやる必要ないだろ?」
まあたしかに
「おや、そこにいるのは夏目マイ嬢ではありませんか?」
「あ~、気づかれちゃった」
「あの二人を探しに出てこんな幸運があるとは!よろしければご一緒にお茶でも...」
「嫌です」
わお、ストレートに言ったね
「私は明久と付き合ってるんです、貴方とお茶する気なんて微塵もないのでとっとと消えてください」
普段のマイからは考えられないほどの拒絶っぷりだ。僕と雄二が口喧嘩してるときのような口調になってるよ
「おいおまえ!あの悪いやつの仲間だろ!早くどっかいっちゃえ!」
「そうだよ!マコトお姉ちゃんやハザマお兄ちゃんに迷惑かけた人のお友達でしょ!?」
「ちょ、弟くんたち!?」
「なんですか、随分躾のなってないが...お子さまですね?君たちには関係無いことでしょ?君たちが帰ればいいのではないですか?」
「(イラ)あー、すみません先輩。ほら、一旦下がっとこうね?」
「ほう、三年生の高城先輩でしたか?確か貴方Aクラスの代表、つまり学年主席ですよね?それを子供相手に随分と大人げない発言ですねぇー。みっともないですよ?」
「貴方たちは確か元Aクラスの結城くんと七谷さんでしたか、これはどうも。みっともないのは貴方たちもではないですか?自分たちが仕掛けた賭けに負けてFクラスに入って。ここには居ませんが如月くんや弥生さんもでしたね。結城くんはお兄さんのこともあるのですから...」
「黙れ、私の前であいつの話題を口にするな」
お兄さん...そういえばハザマくんはお兄さんと仲が悪いんだったな。確か三年生にその兄がいたはずだ
「とりあえず高城先輩とやら、出来ればその常夏コンビの妨害行動を止めさせてもらえないか?こっちもこれ以上なにかされるならそれ相応の対応に出させてもらわないといけなくなるんでな、例えば鉄人に報告するとか」
「おや、貴方たちそんなことをしていたのですか?すみません皆さん。私がよくいって聞かせておきますので。夏目マイ嬢、今回のお詫びということで今度お食事でも奢らせていただけませんか?」
「お断りします」
「あの、高城先輩?」
「はい?」
そろそろ僕もイライラしてきたな
「マイは僕の彼女なんです。あまり手を出さないでもらえますか?」
「...ああ、君が吉井明久くんですか?なるほど。果たして君が彼女を幸せに出来るんでしょうかね?」
「なんですって?」
「いえいえ、では失礼します。行きますよ、もうすぐ召喚大会の時間ですから」
そういって高城先輩は常夏コンビを連れていった。
「おい、明久。どうもあいつらとはもう一度会うことになりそうだな」
「やっぱり気のせいじゃないよね、召喚大会がどうのって聞こえたし」
まさかあいつらと戦うことになるとは
「面倒なことになってきたな...」
「...はぁ」
「マイ、大丈夫?」
「あいつ、まじでキモかったよね」
「なんとか、大丈夫かな」
「...ちっ、あの野郎まじでむかつくな」
その後はあの先輩がちゃんとしてくれたのか特に妨害行為もなくコスプレ喫茶も順調に営業でき大会も準決勝を勝ち抜き後は明日の決勝だけだ!
「で、またこのコスプレか?」
「ええ、ちょっと練習しておきたいことがあるので」
「練習?もう今日の開催時間も終わるってときに着替えると言い出したかと思えば何をする気だ?」
「その事ですが坂本くん、霧島さんも呼んでありますので教室についてからで」
今僕達五人はまた仮面ライダーのコスプレをして教室に戻っている。どうもハザマくんがまだなにかやるようだ
「おいハザマ」
「なんですか、ラグナくん?」
「ジンのコスプレ、確か悪役じゃないか?」
「(ギク)あ、あはは!すみません、似合いそうなのがそれくらいなものでして」
「貴様...まあいい、ツバキに知られた後は知らないがな」
ガララ
「ただい...え!?」
「なんだ、どうしって、こりゃどういうことだ!」
僕達の目の前に広がっていたのはぼろぼろにされた教室だった
「これは酷いですね」
「...ちょっと待て、ツバキ達はどうした?何故いないんだ!?」
「...まさか」
「う、うう...」
物陰からうめき声が聞こえてきた、あの声は!
「ムッツリーニ!」
「土屋!おい、しっかりしろ土屋!」
そこには怪我をしたムッツリーニが倒れていた
「おいムッツリーニ、何があった!」
「......す、すまない。女子と秀吉、それと七谷の兄弟を連れていかれた。霧島翔子も...」
「なんですって!?」
「ねえ、それって誰?常夏コンビ!?」
「......いや、わからない。恐らくどこかの高校の不良かなにかが10人ほどきた。だが、発信器を付けれた。場所はわかる」
「そうか、発信器については今回は見逃そう。兄さん、みんな。当然行くだろ?」
「たりめーだ。土屋、お前はココノエに事情を説明して置いてくれ。俺たちはノエル達を助けにいってくる」
「さて、んじゃ行くかお前ら。お姫様達を助けに」
「しっかし情報通りガキを人質にしたらあっさり捕まってくれたなぁ!」
ここは文月学園近くの廃ビルの一室、そこには20人を越える不良とノエル達女性陣が捕らえられていた
「まさかこんな簡単に出来て一人百万も貰えるとはな!いやー、太っ腹なことしてくれるよな!」
本来この不良達程度の実力ならばマイ一人で簡単に叩きのめせたのだがマコトの弟達を人質に取られてしまい女性陣も捕まらざるを得なかったのであった
「ごめん、みんな。私のせいで...」
「マイのせいじゃないよ!」
「あいつらが、卑怯なことをしたから」
「後で全員ぶっ殺す...」
不良の何人かがにやつきながら近づいていった
「でも、こいつらどいつもこいつも美人じゃねえか。なあ、ちょっとくらい...やっちまってもいいよな?」
「「「「「「!!??」」」」」」
「それいいな!じゃあ俺はガキ達がいいなぁ」
「達ってお前、男のほうもかよ。そんな趣味だったか?」
「ひひひ!だってよう、結構可愛い顔してんじゃん?それにどんな風に泣き叫ぶのか聞いてみたいしな!」
「ふざけんな!この子達には一切手出しさせないからね。大丈夫だよ、姉ちゃんが守るからね?」
そういってマコトは弟達を抱き寄せる
「とんでもない外道ね貴方たち」
「ね、姉ちゃん...」
「お、お姉ちゃん。怖いよぅ」
「ぎゃはは!安心しなぁ、みんな平等にやってやるからよう!」
ドガン!
突如ドアが吹き飛び人影が不良に飛びかかってきた!
「ぶはぁ!」
「ぐへ!」
不意を付かれた不良たちはそのまま何人か気絶し人影は不良と女性陣の間に並んだ。それをみたマコトの弟は目を輝かせて叫んだ
「か、仮面ライダーだぁ!」
「よう、なかなかとんでもない事をしてくれたなぁ?」
ラグナは周りを見渡しながら不良達に言った
「もう大丈夫だよ、みんな」
「ストレス貯まってたんだ、いい発散相手が出来てちょうどいいぜ!」
「我が魔王、私もここは暴れさせて頂こう」
明久は女性陣に呼び掛け雄二は指を鳴らしながら楽しそうに言っている。ハザマは怒りを抑えるためかあえて役になりきっている
「貴様ら、どうやら地獄を見たいようだな?」
一方ジンは怒りを抑えきれず知らず知らずのうちに微妙に役が言いそうなセリフを言ってしまっている
「な、なんなんだこのコスプレ集団!?」
「てめえら一体なにもんだ!」
「...そうだな、まああえていうなら」
「通りすがりの仮面ライダーだ!いくぞお前ら!」
「「「「おう!」」」」
それから二時間後、日がくれ始めたなかFクラスには誘拐騒ぎに巻き込まれたメンバー(ハザマとマコト兄弟は先に帰ったため除く)とココノエが集まっていた
「全く貴様は...無茶しすぎだ!」
ココノエはラグナの右腕の義手を調整しながらぼやく
「たく、悪かったって」
「ごめんね明久、大丈夫?」
「大丈夫大丈夫!あのスーツ結構丈夫に出来てたからあんま怪我してないし。でも、僕の結構ぼろぼろになっちゃったな」
明久の目線の先には傷が目立つジオウのスーツがあった
「そういえばあの人達百万貰えるとか言ってましたよね?」
「誰か、黒幕がいる?」
「それならそいつを見つけないと!...どうやって探そうか?」
姉妹たちは黒幕がいることを勘づき探す方法を考えている
「.......」
「...雄二、どうしたの?」
「ん、ああ。ババアがくるのをまってんだよ」
「ほう、坂本雄二。やはりお前も学園長が怪しいと睨んでいたか」
「え?どういうこと?」
「妙だと思わないか?設備購入の為に大会で優勝しないといけないなんて。お前を指名してきたんだぞあのババアは」
「そこに今回の件、明らかにお前達をピンポイントで狙ったとしか考えようがない。」
ガララ
「全く勘のいいやつらだね」
そこに学園長である藤堂カオルが入ってきた
「ようやくきたかババア、今回の件てめえが関係してるんだろ?」
「はぁ、あんたらに大会で優勝しろって言ったのは商品の腕輪を回収してもらうためだったのさ」
「そういや、そんなもんが商品にあるって言ってたな」
「実は不具合があってね、ある程度の点数の教科で使うと暴走しちまうんだよ」
「なるほど...僕はまだ古典とかなら100点くらいだしそれで使えば暴走しないのか。ってそれ僕のことバカっていってるよね!?」
「まあそこは置いとくとして例の常夏コンビの妨害や誘拐騒ぎもそれに関係してるんだろ?」
「置いとかないでよ!」
騒ぐ明久を無視して雄二たちは話を進める
「恐らくそいつらは教頭の竹原に雇われたんだろうね。近隣の高校に出入りしてるらしいしまず間違いないね」
そこまでいうと学園長は頭を下げた
「すまなかった、腕輪の調整さえ出来てればあんた達をこんなことに巻き込む必要もなかった」
「ババア長...」
「とりあえずあんたは一発はたいとくかね」
「なんで!?」
「流石にこの状況で失礼なこといったらそうなるよ」
「とりあえず、俺たちは明日負けられねえな。決勝の相手、常夏コンビと例の高城先輩らしいからな」
「ちょっとまって、まさか高城先輩も教頭の手先?」
「いや、どうだろうな。あの時は妨害行為については知らなかったような口振りだったがな」
「とにかく強敵には間違いねえな」
「ラグナさん...」
「安心しろ、俺達にまかせとけ」
「そういえばハザマくんが言ってた練習って何だったんだろう?」
「そういやそんなこと言ってたなあいつ、まあ明日聞けばいいだろ。ガキどもの事があったから先に帰らせたし」
そして翌日、清涼祭二日目。一般公開もあり初日よりも人が多く賑わっている。そして、召喚大会の入場口では仮面ライダーのコスプレをしたラグナと雄二が明久を待っていた
「全く、なにやってんだ明久の野郎」
「あいつのコスプレ結構ぼろぼろになってたからまさか着替え直してるのか?」
プルルル
「ん?俺の携帯か。なんだ、ハザマか」
ピ
「もしもし?」
『ああ、ラグナくん。明久くんの準備はもう少しで終わるそうなのでもう入場しておいて下さい。ちょっとしたパフォーマンスかあるので』
「パフォーマンス?まあいい、わかった」
ピ
「なんだって?」
「明久のやつは後から来るから入場してろとよ。何かやらかすつもりらしい」
「ほう?まあここまで来ちまったしもう何でも勝手にすりゃあいい」
「んじゃ行くか」
二人は入場するとすでに試合フィールドには高城と常夏コンビが待ち構えていた
「ようやくきたか、Fクラスの雑魚が!」
「雑魚とは随分な言いようだな、姑息な手や誘拐までしやがって」
「...誘拐?なんだそれ?」
常村は演技ではない明らかに素で驚いている
「まさか、知らないのか?」
「坂本、どうやらこいつらは妨害しか指示されてないみたいだな」
「あのう、誘拐とか物騒な話題が出ていますがなんの話でしょうか?」
「あんたには関係ないことだ」
「ふむ、そうですか。しかし吉井明久くんはきていないのですか?それとも貴方たちのどちらかが吉井くんですかね?」
「ちっ」
カチ
「俺はラグナ、こっちは坂本だ。明久のやつはもう少ししたら来る」
「なるほど、ボイスチェンジャーですか。しかし夏目マイ嬢にカッコ悪い姿を見られたくないから逃げたのかと思いましたよ」
「なに?」
「だってそうではありませんか。彼では、勿論あなたたちでも私たちには勝てませんしね」
「てめえのそんな所はかわってねえな、高城。喋り方は随分紳士的になったが」
「なんだ、お前ら知り合いか?」
「...まあな」
「しかし、早く試合を始めさせて貰えませんかね」
バン!
突然スポットライトが司会席を照らした。そこにいたのは...
「ハザマ!?それにジンも!?」
コスプレをしたハザマとジンのふたりであった。
「よう、会場の諸君。俺は、仮面ライダーエターナル。そして横にいるのが仮面ライダーウォズ。今日は俺達が司会をさせてもらう」
やけになっているのか役になりきり司会進行をするジン。それにテンションが上がったのか会場に来ていた大勢の子供が騒ぎ始めた
「会場のちびっこ諸君、今日は召喚獣を見に来てまさか仮面ライダーまで見れるとは思わなかっただろうね。だけど...足りないと思わないかい?」
それに反応し声をあげる子供たち。
「ジオウがいないよね、姉ちゃん!」
「はいはい、そうだね」
「明久、どうしたんだろう」
観客席では明久がいないことに不思議がるFクラスメンバーがいた。その時突然会場に音が鳴り響いた
【ライダーターイム!】
【仮面ライダー!ライダー!】
【ジオウ、ジオウ、ジオウⅡ!】
スポットライトが今度はラグナ達が入ってきた入場口を照らした。そこにはジオウに似たコスプレをした明久が立っていた
「祝え!あれこそまさに平成ライダーの力を継承し、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者!」
その紹介の中ゆっくりと彼はステージに向かって歩いてくる
「その名も仮面ライダージオウⅡ!まさにここ文月学園に降臨した瞬間である!」
「ノリノリだなあいつ...」
「確かにそうだね」
ステージについた明久がラグナの呟きに返事をした
「お前、なんだそれ?」
「これ?ハザマくん、もう一着作って貰ってたらしいんだよ僕用のコスプレ。昨日着てたのはぼろぼろにされちゃったし」
「なるほど、それ着てて遅れたのか」
「それと今のパフォーマンスでね。今のでインパクトは取れたからあとは勝てばお客さんが沢山来るはずって言ってたね。ババアも宣伝の材料に出来るとかいって司会も許可したらしいし」
「ハザマの野郎...」
「ほう、面白い格好ですね。しかし格好つけても実力差はうまりませんよ?悪いことは言いません、マイ嬢に無様な姿をさらす前にとっとと消えてください。彼女のことは私に任せて」
「それはどうですかね、先輩。あんたがマイをどうしたいのかは知りませんが少なくとも僕はマイの為なら努力出来る」
そこまで言ったところで召喚獣の説明をしていたハザマが試合開始の宣言をしようとしていた
「今回、教科は日本史です。それでは我が魔王、貴方の実力皆さまにお見せください!」
「僕は最近本当にそう感じてますよ、いくよ二人とも!」
「ああ! 」
「見せてやるとしようぜ!」
「「「サモン!」」」
「ふ、どうせ大したことはありません」
「「「サモン!」」」
高城雅春 462
常村勇作 215
夏川俊平 201
vs
坂本雄二 419
ラグナ=マーキュリー 452
吉井明久 411
「な、何ですって!?」
明久の点数に驚愕する高城。それは観客席のメンバーたちもであった。
「な、なんですかあの点数!」
「完全Aクラスのトップレベルじゃん!」
「明久くん、いつの間に...」
「最近、勉強頑張ってた?」
「マイ、知ってたの?」
「日本史にまた力いれてたのは知ってたけどあそこまでなのは...明久、頑張ってたんだね」
「おい、てめえ!カンニングしただろ!?」
「出来るはずないじゃないですか?まあ、これと世界史以外はまだ全然ですけどね」
「では、試合開始!」
「「腕輪発動!」」
明久とラグナは試合開始と同時に腕輪を発動、ラグナはコートと大剣を装備、明久は...
「明久、お前それ、ラグナに似てないか?」
雄二が言ったように明久の召喚獣は服装こそ変わってないもののその髪の色はラグナと同じ銀髪になっていた。そして木刀も血の色をした液体を纏いリーチが伸びている
「あ、本当だ。なんでかなぁ」
「まあ、後でいいだろそんなこと。」
「そうだね、今はとにかく...」
「あいつらを倒す!覚悟しろよ!」
一気に決勝戦まで来てしまいました!さて、キャラクター紹介では明久が原作とは容姿、声共に違うことを書いていましたが腕輪使用時の描写で明久が'誰'の姿をしているか、ブレイブルーを知っているかたは予想がつくと思います。それが何を意味するのか...それはまた少し先で。では、次回!清涼祭編完結!並びにあいつらが本編に!?