祖龍と紅龍の力を持つ青年がダンジョンで一族復興を願うのは間違っているのだろうか 作:三本線
昔。この世には龍人族と呼ばれる種族がいた。
この種族は人数こそ少ないもの魔法を扱うものが多く、他の種族からは恐れられていた。
それゆえ彼らは一つの場所にとどまることなく様々な場所を移り住んだり、秘境のような場所で戦いを避けて生活をしていた。そう、神々がこの世界に下りてきたことなど知らずに。
神々は退屈を嫌ってこの世界に神界から下りてきた。周知の事実である。
実際に彼らはこの世界に下りてきてからは眷属を得て【ファミリア】をつくり子供達との生活に満足していた。
-そうある時までは。
必然だったのだろう。
神々は満足こそしていたが新たな娯楽を探していた。そしてある時思いついた。
(珍しい眷属得て他の神に自慢したら楽しいんじゃね?つかその子供がダンジョンでめっちゃ強かったら楽しくね?!」
等と。
そしてそんな神の元にある種族の噂が届いてしまった。その種族の名は龍人族。
見た目こそ人とさしてかわらないが尾が生えておりその尾は鱗で覆われており、その種族の多くは魔法を使い、そして力も多種族より強い。またその種族の多くはプライドは高いものの争い事が嫌いで多種族を刺激しないために住む場所を定期的に変えたり、秘境のような場所でひっそりと暮らしていると。そして、仲間意識がとても強いと・・。
その神は思った。
(なにそれ欲しい)
そして、子供達に命じた。なんとかして眷属になるよう説得しろと。最悪、荒事になっても構わないと。
そして、事件は起きた。
先の神のファミリアの眷属達と龍人族との戦争。
最初は穏やかな説得だったが、次第に脅迫に近いものになり、それに反発した龍人族による眷属達への攻撃。
それがきっかけにより先のファミリアの子供達が暴走し、龍人族の子供を誘拐し、オラリオへ連れ帰り主神へと捧げてしまう。
それを知った各地の龍人族が一同に集い、オラリオに滞在しているあるファミリアへと戦争を吹っかけた。
しかし、いくら龍人族の力が強かろうと、魔法が使えようと彼らは恩恵を持たぬ、者。
対してかのファミリアは規模こそ中小ファミリアであるが冒険探索をメインとするファミリアでありレベル2、レベル3の冒険者もそこそこいるファミリアである。
数がそこまで多い、いや種族単位でみるとかなり少ない龍人族では勝てないのは目に見えていた。
だが、それでも彼らは死にもの狂いで戦い続けた。武器が無くなれば、素手で、手が斬られれば足で、足が無くなれば歯で。マインドが尽きても、倒れることも気絶することもなく苛烈なまでの意思で戦い続けた。
そんな戦争が3日日間続き、ついに戦争は終った。
終わりはあっけもないものだっだ。オラリオの最強派閥である【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】が事態の鎮圧に乗り出し、両者を制圧したのである。
その後、手を出した神は強制送還され、ファミリアの解散。また龍人族はギルドによる謝罪と誘拐された子供の返還、そしてオラリオに存在する全てのファミリアへ、「龍人族へ手を出した場合はギルドの持ちうる力全てを持って罰則を行う。」という通告をもって事態の解決を打診。龍人族はそれを快諾した。しかし、先の戦争の犠牲はあまりにも大きかった。
そもそも龍人族は種族としての数が他の種族と比べてとても少なかった。
個としては恩恵なしでもとても強力な力を持つが弱点として、繁殖能力がとても貧弱である。結果として今回の戦争で流した血は種族の存続としてとても痛かった。さらに、
今回の件でギルドという後ろ盾を経た。が、それに従うファミリアだけではないのもまた事実である。今回の1件で恩恵なしで、恩恵持ちの冒険者を殺した龍神族というのは希少性も相まって、奴隷としての価値がとてつもなく高くなり、まだ力を使えない龍人族の子供を狙って恩恵持ちの冒険者や冒険者崩れが子供を誘拐して闇派閥へ売るという事態も頻発し、結果、龍人族は種族の存続すら危ぶまれる事態へとなった。
そして、そんな事態から長い時間が経ちある一人の男が生まれた。
気が向いたら続きは書く予定です。
お気に入りとか評価が増えたら書く可能性があがるかもしれないなー。原作かって書くかもしれないなー。。。。