祖龍と紅龍の力を持つ青年がダンジョンで一族復興を願うのは間違っているのだろうか   作:三本線

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恩恵とステータス

騒がしかった歓迎会も終り、いよいよロキから恩恵を授かる事になったボレアスとクシャだったが肝心のロキが・・・

 

「うぅ・・・気持ち悪い・・・リヴェリア肩かしてぇや・・」

 

「飲みすぎだ馬鹿者。はぁ・・・ボレアスとクシャへ恩恵を刻むのは明日にするか?」

 

「いや、ええよ・・・今日やろか。ウチも二人のステータスがきになるしな・・ウップ」

 

「吐くんじゃないぞロキ?!」

 

そんなロキとリヴェリアを見ながら2人の後ろについてロキの私室へと歩くボレアスとクシャ。

そして何度かマーライオンになりかけていたロキとそれを介抱するリヴェリアという図を目撃しながらも10分程歩いてロキの私室へと到着する。

 

「うぅ・・・大分楽になったで・・・・それじゃあ、二人共上着脱いでベットにうつ伏せになってくれや。」

 

言われた通り上着を脱ぐボレアスと風呂場での事件からか少しロキを警戒しながらも上着を脱ぐクシャ。

そんな様子を見たロキは、

 

「そんな警戒せんでもええやんかクシャたん・・。ま、ええか・・。それでどっちからやるんや?」

その言葉でどちらも先にやりたかった為、言い争いになりかけたがリヴェリアの一言でジャンケンでどちらが先にやるかを決めることになり、勝ったクシャから先に恩恵を刻まれることになった。ちなみにリヴェリアは副団長の仕事があるらしく出て行ってしまった。

 

「じゃぁクシャたんからやなー。じゃぁベットにうつ伏せになってくれや~。」

 

その言葉に若干緊張しながら頷きベットにうつ伏せになるクシャ。

 

「そんな緊張せんでもええでクシャたん。しっかし綺麗な背中やなぁ・・。んじゃ、やってくでー。」

といいながら自身の指に針を突き刺し、溢れてきた【神血】《イコル》をクシャの背に押し付け、線を引いていくロキ。そうするとクシャの背中が光り、光が収まると同時にクシャの背中には笑う道化の刺青のような物が浮かんだ。

 

「おし、これで【恩恵】《ファルナ》は刻まれたでー。ステータスは今から更新するからちとまってなぁ。・・・ってなんやこれ?!」

 

「私のステータス何かおかしかったですか?」

 

「いや・・おかしくはないんやけどな。魔法が発現するとは思ってたけどまさかいきなり二つもそれにこのスキル。。まぁえっか。うし、これがクシャたんのステータスや。」

と言われ渡された紙を見るクシャ。内容は

 

名前:『ミラ・クシャ』

 

 所属:【ロキ・ファミリア】

 

 種族:『龍人族』

 

 レベル:『1』

 

 

 

 力:I0 → H125

 

 耐久:I0 → I50

 

 魔力:I0 → H150

 

 敏捷:I0 → H190

 

 器用:I0 → H185

 

 

 

 『スキル』

 

【風翔龍の加護】

 

・早熟する。

 

・竜種と相対した場合、全ステータスが大幅に上昇。瀕死になるとさらに上昇。

 

・試練が訪れやすくなる。

 

 

 『魔法』

 

・【ステラ】 詠唱文 「我が身に流れる風翔龍の血よ目覚めよ」

 追加詠唱により威力上昇。レベルアップにより追加詠唱文獲得。

・風の矢を放つ。着弾地点に嵐の如き暴風を巻き起こし、敵を風の刃が切り刻む。威力は魔力依存

 

 

・【フェザー・シールド】 詠唱文 「風よ。わが身を守れ。」

 追加詠唱により効果上昇。レベルアップにより追加詠唱文獲得。

 

・風の鎧を纏う。

 

 

 

「これが私のステータス・・・。」

 

「せや、これがクシャたんのステータスや。あ、言い忘れとったけどステータスは誰にも見せちゃあかんで。ステータスは自身の人生そのものや。例え同じファミリアの家族にも気安く見せちゃあかんで。」

 

「わかりました。」

 

「うし、なら次はボレアスやな。さっきのクシャたんみたいにうつ伏せになってくれや。」

 

そういわれて今度はボレアスがベットにうつ伏せになる。

 

そして先ほどのクシャと同じ流れで【恩恵】《ファルナ》を刻まれステータスを更新されるボレアス。

 

「はぁぁあ?!クシャたんでも驚きだったのにいきなり魔法が3つやて?!」

と驚きながらもボレアスのステータスを紙に書き出していくロキ。

 

「これがボレアスのステータスや。」

そういわれ紙に目を落とすボレアス。

 

 名前:『ミラ・ボレアス』

 

 所属:【ロキ・ファミリア】

 

 種族:『龍人族』

 

 レベル:『1』

 

 

 

 力:I0 → H195

 

 耐久:I0 → H130

 

 魔力:I0 → H170

 

 敏捷:I0 → H193

 

 器用:I0 → H150

 

 

 

 『スキル』

 

【祖龍の加護】

 

・早熟する。

 

・竜種と相対した場合、全ステータスが大幅に上昇。瀕死になるとさらに上昇。

 

・試練が訪れやすくなる。

 

・竜種を調教しやすくなる。

 

 

 『魔法』

 

・【ルーツ・ブリッツ】 詠唱文 「我が身に流れる祖龍の血よ。敵を焦がし尽くせ。」

 追加詠唱により威力上昇。レベルアップにより追加詠唱文獲得。

・超高温の雷を発現させる。また、任意で自身の狙ったところへ雷を落とす。

 

 

・【バルカン・フレイム】 詠唱文 「我が身に流れる紅龍の血よ。敵を燃やし尽くせ。」

 追加詠唱により効果上昇。レベルアップにより追加詠唱文獲得。

 

・自身を中心に超高温の炎を発生させる。発生された炎は自身により操作可能。

 

 

・【ミラ・エンチャント】

 

・自身、及び武器に雷又は炎の属性を付与する。

 

詠唱文 炎属性の場合【燃やせ】

    雷属性の場合【焦がせ】

 

「これが僕の・・・」

 

「二人共なんちゅーチートステータスなんや。。。まぁ、今夜はとりあえず、ゆっくり休めや二人共。明日また詳しいことは説明する。とりあえず、空いてる部屋に二人が持ってた荷物とかは置いてあるからその部屋まで案内するわ。」

 

そういわれロキへと連れられて空き部屋へと連れられた2人。なんでも1部屋しか今は空きがないので、1部屋にベットを2つ置いて二人の私室ということにするらしい。

 

そして2人を案内したロキは「おやすみやでー」と言い、そそくさと出て行ってしまった。その後すぐ2人とも疲れていたのか自然と瞼が下がっていき、3分もしないうちに寝てしまった。

 

 

 

 

 

「これがボレアスとクシャのステータスや。みんな、どう思う?」

 

とロキの声が団長室に響く。いまこの部屋にいるのはフィン。リヴェリア、ガレス、ロキの3人と1柱。

 

「これは・・・・すごいね。」

 

「あぁ・・・。クシャは2つ、ボレアスに至っては3つも魔法を・・・。しかし、それよりもこのスキルは・・」

 

「あぁウチもそこが気になってな。・・・これは確実にレアスキルや。他の神に見つかったら確実に面倒な事になる。それに・・・」

 

「あぁ・・試練が訪れやすくなる、か・・。そうだね、2人に力がつくまではダンジョンに潜る際は僕らのうちの誰か1人が着いていくようにしよう。」

 

それを聞いたリヴェリアとガレスは頷く。

 

「ふぅ・・・しかし、これは末恐ろしいね・・・。」

 

最後にそう呟くフィンにみなが同意し、解散となった。

 

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