とある海軍少尉の場合・1
<霊和19年春/8:45>
康田 武弘 海軍少尉
横須賀鎮守府
康田 武弘 は高校3年生の初めに提督適性検査を受けた結果、艦娘を指揮する能力を見出された人間、いわゆる提督と呼ばれる種類の人間である。1年間の短期士官教育(深海棲艦との戦時下とはいえ促成栽培もいいところだ!)を受け、この日めでたく海軍少尉に任官することとなった。
艦これをプレイしている提督諸氏はなんで新米少佐じゃなくて少尉なんだ! と思われるかもしれないが、1隻の駆逐艦を指揮する人間でもそれなりの下積みが必要なのである。ゲームではその辺をすっ飛ばさないと先に進まないだけの話だ。
それはさておき、横須賀鎮守府の正面門の前に立つ彼の隣には一人の少女が立っている。
それは一体誰か?(1d8)
1・5:特型駆逐艦 吹雪
2・6:特型駆逐艦 漣
3・7:特型駆逐艦 電
4・8:白露型駆逐艦 五月雨
結果:1d8=7 特型駆逐艦 電
彼女は士官学校で自分の初期艦として引き合わされた艦娘、特型駆逐艦 電 である。
幼げで大人しい雰囲気の彼女だが、艦隊運営については一通りの学習を終えているので
初期艦として自分をしっかりと支えてくれるだろう。
「司令官さん、そろそろ出頭しないといけない時間なのです」
電の一言にふと時計を見る。8:45、確かにそろそろ着任先へ出頭しなければならないだろう。
着任先(1d6)
1:横須賀鎮守府第一艦隊(主力水上艦隊)
2:横須賀鎮守府第二艦隊(主力機動部隊)
3:横須賀鎮守府第三艦隊(水雷戦隊)
4:横須賀鎮守府第四艦隊(遠征艦隊)
5:横須賀鎮守府近海警備隊(対潜部隊)
6:横須賀鎮守府以外に着任
結果:1d6=3 横須賀鎮守府第三艦隊(水雷戦隊)
10分程鎮守府内を移動し、着任先である横須賀鎮守府第三艦隊の司令部に入った。
司令部内を見渡し、自分の上司となる人物の机を見つける。
第三艦隊司令官の中将閣下… ではなく、その下で水雷戦隊を指揮する海軍大佐だ。
「第三艦隊所属第21水雷戦隊は君達の着任を歓迎する。数年ほど君達はこの部隊で指揮能力・艦隊運営能力などを磨き、実戦経験を積んで、より上を目指すことになる。君達の努力に期待する」
当たり障りのない着任の挨拶。それもそうだ、毎年何人もの新米少尉が着任するのだから、いちいち時間を取る事もない。
一通りの着任の挨拶を済ませ、自分の机を確保して一息つく。この後は鎮守府内の設備などを把握して一日が終わるだろう。自分の艦隊生活はここから一歩を踏み出すのだ…
着任先で 6:横須賀鎮守府以外に着任 が出ていたらきっとカオスなことになっていたに違いない