僕たちはいつも通り学園に向かっている。町の様子もいつも通りだ。昨日のことが嘘のようだ。
「結局なんだったろう昨日の」
「さぁな、ムッツリーニは何かわかったか?」
「・・・昨日の3人の名前、身長、体重、スリーサイズなどはわかった」
「ムッツリーニよ、それはいささか犯罪臭がするのじゃが・・」
正直今すぐムッツリーニに問いただしたいところだがもうすぐ学園だから我慢しよう。なんたっていつも校門のところには鉄人がいるのだから。そんな話をしながら学園に続く道を歩いていたらなんだか人が集まってる場所があるような。
「あ、フェイトちゃん。あの人」
「うん、そうだね」
その人だかりの中心にいたのは昨日の3人と知らない2人だ。
「昨日助けた女子じゃな」
「あの2人は見たことあんぜ」
「・・・アリサ・バニングス、月村すずか。能力科の注目の2人」
「そうなんだ、一体なんだろ?」
5人は人を押しのけ僕たちの方へ来た。
「あ、あのぅ・・・昨日の人たちですよね?」
金髪のロングヘアーの子が僕たちに聞てきた。
「うん、そうだけど」
「よかった~」
彼女はホッと息をついた。
「ホントによかったわぁ。あたしらのこと知ってるかぁ?」
関西弁?の子が聞いてきた。
「確か・・」
答えようとした時複数の声に遮られた。
「「「「「「これより異端審問会を開演する!!!」」」」」」
「きゃぁ!」
「な、なにごとや!?」
「なんなのよこいつら!」
前身真っ黒のマントを着て、真っ黒のマスクをかぶった何とも怪しい集団が現れた。どうやら彼女たちは彼らの存在を知らないようだ。彼らはFFF団、メンバー数は全男子生徒の過半数を占めるらしい。
「これより男子生徒3人に罪状を上げる」
男子生徒って僕と雄二とムッツリーニのことかな?
「彼らは美少女5人と和気藹々と会話をしており・・」
「長い!簡潔に報告せよ!」
「大変羨ましいであります!」
「よろしい。では火炙りの刑に処す!」
「「「「「「異議なし!!」」」」」」
どうやら僕たちの処刑が決まったようだ。でもそう簡単に殺されてたまるか!ムッツリーニは空を飛んで逃亡。雄二は能力を発動して全力ダッシュ、僕は術を発動した。
[オン・アニチヤ・マリシエイ・ソワカ]
印を結び呪文を唱える。
「あ、あれ消えた!?」
僕が発動したのは隠形の術。この術は簡単にいえば自分の姿を消すというものだ。もちろん本当に消えたわけではなくただ僕の姿が視認できなくなっただけだけど。
「逃がすな、追え!」
「「「「「「おう!!!!」」」」」」
その場にはFFF団が駆けていく姿をただ茫然と見ていた5人とため息をつく秀吉だけが残っていた。
「なぜわしだけ男として見られていなんじゃろうか」
この文月学園の説明を少ししよう。文月学園は普通の学園とは違うとこがたくさんある。まずはここは魔法や魔術、能力などこの世の神秘を学ぶところであるということ。もちろん数学や化学など普通の科目もあるけどね。そして魔法や魔術、能力を使った戦闘訓練があるということだ。文月学園は異能力の研究や育成を目的としているけど結局は管理局の訓練校として建てられたからね。
そして教室も科によって教室も階も違う。だから他の科の生徒と授業を受けることはほとんどない。あるとしたら一般科目の移動授業くらいかな。
FFF団をなんとか撒いて教室へ入ることが出来た。僕は自分の席について授業の準備をした。すると僕の前に1人の女生徒が来た。
「まったく、毎回騒がしいですわね」
話しかけてきたのは同じ魔術科のスイート・フォンタ―ナさん。名前からわかる通り彼女は外国人で魔術の勉強をするためにここに入学したらしい。きれいなストレートの銀髪を持ち、端正な顔立ちの美少女だ。その容姿からもわかるように彼女のファンも多い。噂ではファンクラブがあるらしい。その1つがFFF団だけど。
「あははっ、なんかごめんね」
「あなたが謝ることではないでしょうに」
「まぁ、いつものことだし」
彼らの思いもわからなくはない。かわいい女の子と話ができるのはうれしいし楽しいからね。まぁ、彼らの場合やり過ぎな節があるけど。そのせいでFFF団は風紀委員会のブラックリストに登録されてるし。
「わかりました。それでは授業も始まりますしわたくしはこれで失礼します」
そう言い残しスイートさんは僕から離れた。さて僕は。
「「「うぐぐっ、よしいぃぃぃぃぃ・・・」」」
狂気に染まった彼らからどうやって逃げるか考えるか。
正直に申しますと、内容がダメでした。まだ初めのほうなので仕方ないかもしれませんが、上手く内容が纏まりませんでした。
次はできればりりなのときゅーきゅーのメンバーを出したいと思っています。