ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超 作:うさぎたるもの
ベルの設定はちょくちょく本編でも出しましたが、
五歳児まではオラリオ世界で十五歳までは地球にいました。
それからドラゴンボールの力で戻っているので・・・オラリオ世界の知識系が圧倒的にベルが不足しています。
デートの時もベルが高度な言葉や特殊な言葉が読めなかったのは仕方がない設定です。
ちょくちよくベルの知識不足は本編でも出していくつもりです。
ベルとリリはリューとシルの二人によって無事に窮地を脱することはできたのだから。
あのままベルが戦い続ければ、路地裏から、そのまま大通り付近で戦うのは誰だってわかっていた。
そしてリリはラウルに色々と教えてもらったこともあり、10人の冒険者から逃げられるようにわざと路地裏に入り、そのまま大通りに行くことで、リリを一人に対して10人で襲う冒険者であると、印象や、また圧倒的な数で逃げ回っている冒険者という感じを必死にオラリオ中に広めることが、リリの目的でもあったのだ。
それをベルが、またしてもリリのピンチにさっそうと助けてくれたのは、ベル・クラネルという人物であり、リリからすれば、立派な英雄だと思える行動をとっていた。
「それにしてもよ、リリちゃんが野蛮な冒険者達に襲われるなんて・・・本当になにをしたのかな? それともしていたかな? うふふ」
その言葉をシルはリリだけにこっそりと耳打ちしたのだ。
「!!! なにを?」
「ふーんその反応は・・・まあっいいや、ベルさんが無事だったし、なによりもベルさんのかっこいいところをリューと一緒にみれたわけですし」
「・・・・・・シル・・・いいえなんでもありませんが、それでもこの少女があのソーマ・ファミリア所属の冒険者達に襲われていたということも少しは問題にあげましょう」
リューとしてはシルに恩義があるのだ、そう・・・リューをあの死ぬはずだった路地裏の運命から救い出してくれた、人なのだ、その後は色々とあって今はウェイトレスをしているが。
「・・・ベル・クラネルとその子の少女、私たちはこのまま女将さんに頼まれた買い物が終わり、店へ戻る予定ですが、どうします?」
リューとしてはなんだか、ベル・クラネルという少年を放っておけない感情がめばえていた。
実際に3か月前にオラリオにやってきては、ほぼ毎日のように女主人停で何かしらのご飯を食べていたのだ、それなりにリューやシル共ベルは顔見知りになる程度は知っている仲であった。
「そうだ、僕は・・・このまま今日はリリをロキ・ファミリアに送り届けます、さすがにさっきの襲撃犯達がいまだにリリを狙っているとも限りませんから」
「そうですね、でもそのあとは・・・もしよろしければまた来てください、ベルさん用にこれだけ色々と買い物をリューと一緒に追加でしていたんですよ」
実際にシルが言っていることはなにも間違いではない、ベルの食費は結構多いのだ、10000ヴィリウスは平気で1日の食費で消えてしまうほど、大食いなのだ。
だがリリにしてみても、ロキ・ファミリアからのいいや神ロキからのお使いがあったのだ。
「・・・・・・・あの・・・・・ベル様・・・・・・・・大変申し上げにくいのですが・・・ロキ様から宴会用のお酒を買いにいけと言われまして、その最中にリリは襲われてしまいました、ある程度の荷物も破棄してしまって・・・・女主人停で宴会用のお酒を大量に買いたいのですが」
リリにしてみれば、ロキ・ファミリアに入って初めてリリに単体で振られて命令なのだ、しかもそれを命令したのはロキ・ファミリアのトップである、ロキ自身であり。
「リリちゃん・・・幹部連中はみんなーーー明日の遠征準備に向けての会議中やね、ほかの遠征組に入っている冒険者達も準備で忙しい、でもな遠征の前の日ぐらいはパーーとファミリアの皆で騒いでな遠征を成功せよちゅう話や、リリちゃんはスキルで重たい荷物ぎょうさん持てるやろう、今からわるけどな、ここに書いてあるお酒を店回って、大量に仕入れてほしいねん、お金のことは問題あらへん、リリちゃんにこのカードを渡すから、そのカードはなうちのロキ・ファミリアの買い出し班や一部の幹部連中にもたせてねん、ファミリア全体で買い物するとなると結構な額の金が動くからな、それだけの大金を素でもつなんてあほうのすることやで」
ロキの言っていることはなにも間違いではない、実際にファミリアの必要な物資を買うときに、大量の金貨を持ち運びなんて普通はできないからだ、そのためかギルド側が用意した【ファミリア専用の貯金カード】というものが存在する
これは後から、そのファミリアが使った金額に合わせて、ファミリアの口座からその分お金が引かれていることになる。
リリはこのカードだけはなんとか死守できのだ、だからこそ、ベルに買い物とその護衛をリリは頼んでいた。
「問題ありませんよ、リリを守るのは当たり前です」
「まったく・・・・ベル様は・・・女の子ならばだれでもいいのではないでしょうか?」
「うん・・・リリ・・・何か言ったかな?」
ベルには聞こえない小さな声でリリはつぶやいたが、どのみちお酒を買う必要があるために、ベルはリリを護衛して女主人停に入り、リリがお酒を女将のミサさんに色々と頼んでいる時にはベルはリューさんに頼んだご飯をもってきてもらって、ご飯を食べていたが、それほどまでにベルはここで食べるときは気を抜いているのだ。
『どう考えても・・・この店の定員はシルさんや一部の人達以外は元冒険者だよね、特に女将さんが一番強い気を放っているし・・・でも悟空さん達も言っていたし、人は何から何かしらの過去を背負っているんだと、リューさん・・・本当は強いけど・・・でも今のウェイトレス姿のリューさんもかわいいと思う、私服もよかった』
実際にリューとは何度かベルは店以外の日にも会っているのだ、リューをはじめとするレベル4以上の冒険者の気はみな個性的な気配や気を発しているのだ。
そんな時にシルは一つの本をベルの目の前におもむろにだしてしまった。
「ベルさん~~これベルさんに必要かなと思って、お店のお客が忘れているままになっている本です、なんの本かはしりませんが、これでベルの言葉の勉強に少しでも役に立ちたいと思って、だめでしょうか?」
実際にベルはオラリオにある難しい文字を読むのが難しいのだ、地球に十年もいたのだ、オラリオ側の世界の文字を忘れていても仕方がない環境であり、そのためにベルは子供向けの童話や言葉の本を見つけるために、子供向けの本が売っているお店にオラリオに来てから二日後でギルド職員のエイナさんに教えてもらった、本屋さんで本を物色している時に、シルとリューに出会っているのだ。
シルにしてみればオラリオにある、孤児院の子供たちに言葉を教える本や童話などの本を調べるためにやってきた本屋でベルという少年に出会ったのだ。
それから三か月もすれば、ベルもある程度の言葉は覚えているが、実際に難しい言葉やエルフ語や獣人族専用の言葉や様々な部族が使っている言葉なども知らないとベルはだめだろうなと思って、定期的に時間が空いている時でいいからシルさんとリューに言語の本・童話・英雄の物語・神々の物語などの本を集めてもらっていたのだ。
そのお金の金額も当然ベルの懐から出ているのだ、こうした方が色々と隠せるとシルとリューが言って、ベルはそれを守っているのだ。
これは地球にいた時に、悟飯やブルマとか知識側の人たちからも色々と教わった結果である、知識は絶対に裏切らないから、ベルがオラリオという世界に戻ってから必要なことはどんどん人に教わるといいよ
という悟飯などのありがたい言葉が今のベルを形成していると言っていいほどであった。
そのためにシルが持ってきた本は確かに胡散臭い雰囲気を出しているが、それでも何かしらの本であるのは違いなかったのだ。
「それにお母さんかもさっさと薄気味悪い本は捨てておいでっていわれているから、ベルさんにこれ上げる」
シルから渡された本は・・・なにも表紙に題名もなにも書かれていない本で真っ赤な本でしかないのだ、確かに題名がない本は胡散臭い本なのだから、捨ててしまった方があとくされもないと言えるのは、当たり前のことであった。
こうしてベルはシルさんから貰った真っ赤な本と共にリリと共に大量の酒樽を背負ってロキ・ファミリアの門番に
リリと一緒にお酒の買い物をしたことだけを伝えたのだ。
リリが襲われている冒険者の名前も所属先もいまだにわからないままであるのだ、ベルもリリもこのことはロキ・ファミリアに伝えることはやめるという事を女主人停からロキ・ファミリアに着くまでの間に二人で考えて出し結果でもあるからだ。
ベルとリリは明日も一緒にダンジョンに潜るのだ、その時に護衛としてロキ・ファミリアがいるとなれば、色々と大変なことになるとリリもベルも考えてしまった。
これがのちに色々と大変な事を引き起こすきっかけの一つとなる。