ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超   作:うさぎたるもの

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さらわれた神様・・・そしておきる悲劇

ベル・クラネルが十分位頭を冷やして、自ら出した家に戻ると、ぐるぐる巻きにされているヘルメスがそこにはいた。

 

やはりというか、さすがに女性陣が水浴びをしている事を知りながら、無理やりベル・クラネルを連れて行き、そして湖に落としたのは、女子も男子も誰一人擁護できないレベルの悪事に近いことをヘルメスはやっていたが。

 

ティオネ、ティオナの二人だけは別に裸を見られる程度はなにも問題視はされてはいなかった。

 

彼女達二人はアマゾネスという種族であり、その装備も衣装もほぼ裸に近い衣装で戦っているのだ。

 

つまりあんまりは気にはしていないが、ほかのメンバーがどうしても気に病むという事で。

 

フィンの提案で女性とベル・クラネル、ヴェルフをつけて、十八階層にある冒険者が作った街に案内して、そこで気分転換をしてもらおうと考えていたのだ。

 

「アイズ、ティオネ、ティオナ、レフィーヤ、リヴェリア、リリ、千草さん、命さんに神ヘスティア様も気分を変えるつもりで、ここにある冒険者達が作った街に行くのはどうだろうか? そこのフードをかぶっているエルフさんも一緒にかまわないが?」

 

「えーーーあそこにいくの、ぼったくりのあそこに」

 

「面倒だけど・・・この神の姿をみると暴走しそうな子もいるからね」

 

「あはははは、いいじゃないか? だってそこに見目麗しい姿があるんだぜ、男ならば、確実に覗きにいかないとな」

 

ぐるぐる巻きにされているヘルメスもなんとか口をきける状態でこんなことを言っているのだ。

 

当然好きになった男性にしか、女性エルフは基本的には体等を触らせたり、見せたりはしないのだ。

 

それをこのヘルメスがベルという子供を巻き込んで、やろうとしていたのだ、リヴェリアもレフィーヤもそしてマントのエルフもさすがにこれだけは許されない感情を抱いていた。

 

「もう全く・・・もう少し、皆さんと離れていなければこのヒューマンに私の裸が見られていたんですよ」

 

「・・・全くだ、我々エルフの情報を知っている神として少し戯言が過ぎているようだな!!」

 

 

「そうですね、でも私は・・・なんだか少しだけホットしています、あの時皆さんと一緒に・・・いいえなんでもないです」

 

 

リューだけはこのメンバーの中では違った意見を言いかけたが、それは流石に黙るしかないのだ。

 

誰だって裸を見せていいわけではないのだから、一部の部族以外は。

 

ヘスティアもリリも別の意味で怒っていたのだ。

 

「なんだい・・・僕の肌が見たいのならば、ホームでいくらでも見せてあげるのに」

 

「そうですよ、こんな神様と一緒にこんな悪事をしなくても頼めば、私がいくらでも見せますよ、当然ヘスティア様には関係のないところでみせますが」

 

「なんだと、サポーター君、それはどういうことかな」

 

「どうもこうもないです、リリは素直に感情を言葉にしただけです」

 

ヘスティアとリリがいつも通りにベルの左右に分けてケンカを始めたのだ。

こうなるとどうすることもできないために、結局はベル達はケンカをしながらその街に行ったのだ。

 

 

「いいかい僕のベル君だよ、サポーター君」

 

「いいえ私のベル様です、がるるる」

 

と本当に冒険者の街に行く途中もヘスティアとリリはケンカをしながら、ベルは他のロキ・ファミリアの幹部から色々と聞いていたのだ。

 

「あそこはね、本当に何もかも高いんだよ、だから私たちは遠征中でもできうる限りは近寄らないよ」

 

「そうよね、あそこで買い物するとなると、基本的にはモンスターの魔石かドロップ品と物々交換だしね」

 

実際にこんな所では地上のお金はほぼ使えない、それよりも後でお金に換金できる魔石やドロップ品との交換で済ませた方が楽だからだ。

 

そしてベル達はようやくその冒険者達が作った街に入り、色々と探索をしながら気分転換をしていた時。

 

残ったロキ・ファミリアの男子メンバーとタケミカヅチ・ファミリアの連中と色々と情報交換をしていたのだ。

 

「なるほどね、それで、君たちが団長と一緒に神ヘスティアと神ヘルメスと共にダンジョンの中に入ってきたというわけかい?」

 

 

ベートにしてみれば最低の行為と思える、モンスター集団の押し付けは。だがガレスとフィンにとってそれはいくらでも通ってきた中の一つでしかない。

 

「チッ・・・結局はこいつらが弱いから、ベル達にモンスターを押し付けて地上に逃げ帰っただけだろうが!!」

 

ベートの言い分も当然であり、こんな事がギルド側にばれてしまえば、普通にペナルティが発生する事案でもある。

 

そもそも擦り付け行為はギルド側が禁止されている行為の一つだ。

これをされると将来優秀になるかもしれない冒険者の目をつぶす恐れが出てくるからだ。

 

だからこそこれはほとんどのファミリアがしない行為ではあるが、それでもやるファミリアのパーティーはいるのだ。

 

特にソーマ・ファミリアがよくやる手段として知られている行為なのだ。

 

 

 

だからこそ、そんな行為をとるしかない状況を作ってしまった、タケミカヅチ・ファミリアの団長は黙るしかない。

 

「わかっているさ、だがあの時は・・・」

 

「いいさ、君の言いたいこともわかるからね、僕達のファミリアがまた小さい時はよくその手の事はダンジョン内で起きたからね」

 

「そうじゃのう、あの時は、リヴェリアの価値をわかっている連中が多くてのう、我ら二人を倒してしまえば、後方に位置する魔導士程度は無力化できると考えていたやつらが多いからのう」

 

 

実際にダンジョン内でフィンとガレスがやられていたら、確実にリヴェリアも唯では済まない可能性があったのだ。

 

当時のハイエルフ族は本当に王族であり、リヴェリアもその血筋を引いていたのだ、仮にハーフでも産ませることができれば、リヴェリアというハイエルフ族の直接の血筋は悪事や様々な勢力にしてみれば本当に、ほしい血筋だったのだ。

 

だからこそ、それの過程で強くなったガレスとフィンとリヴェリアは懐かしい思い出の一つぐらいな物として語ることができるが。

 

「だがやはり、ベル殿達の命があったのはうれしいが・・・だが、下手すれば」

 

「それはないよ、絶対にね・・・ベル・クラネルはねここにいる神ヘルメスも注目している逸材だ、ロキもねベル・クラネルの身の回りを気にするほどだ、ロキ・ファミリアとベル・クラネルどっちをとると僕が言えば・・・おそらくはロキはベル・クラネルを取るほど、何かに固執しているようだね」

 

「それはまぁーのう、リリ嬢の事を考えても、普通にロキとソーマが出向いてコンバートをする必要はないはずじゃ、それをしたほど・・・切羽つまっていたということじゃろう?」

 

「じゃあなにか・・・ベルはあの力以外にも・・・何かを隠しているというのか? あぁ!!」

 

ベートとしてもそれはロキが説明したことで、どこかの神がベル・クラネルという白髪の冒険者の後ろ盾になっている事は教えられてはいるが、それでもロキが自らのファミリアよりも、ベル一人を取るという決断をしているとはベートもさすがには思っていなかった。

 

この辺がいまだにベートが指揮官として、使えない証拠でもあった。指揮官として適正があるとしたら、普通にロキが言った今までの言葉や態度やそれに情報である程度の推測は立てられるのだから。

 

目先にしかとらわれていないとならば、未だにベートは切込み程度にしか使えない証拠なのだ。

 

「そうだぜ、いきなりそんなことをタケミカヅチ・ファミリアの団長に言っても、彼が混乱するだけだろう? 今は大神すらも、その扱いに困る程度の存在として、覚えておいてくれよ、それにそろそろこの紐を外してはくれないか?」

 

「だめだね、そんなことをしては、また女性陣に僕が怒られてしまうからね」

 

「あたりめーだ、いくら神様だとしても、迷惑をかけるやつを簡単に野放しにできるかよ!!」

 

「そうじゃのう、ここはダンジョンの中じゃ、ここは安全な場所だしのう、ゆっくりしていけばいいだろう」

 

こうしている間にも、ベル達が冒険者の街でいきなり行方不明になったヘスティアを探すために、女性陣も散らばって探していた。

 

リリとヴェルフはレベルがレベルのために、二人一緒で先にベルが出してあの家に戻るように言われたのだ。

 

実際にレベルⅠのリリとヴェルフがいても最悪荒事になってしまえば、その相手の冒険者とのレベル分でまったく戦えないこともあるのだ。

 

レフィーヤとアイズは一緒に組んで、アマゾネスの姉妹はそれぞれ別行動をとっていた。

 

リヴェリアもまたとある場所に行くために一人になった方がいいために、タケミカヅチ・ファミリアの命達もなんとか、組めるが、レベル的には無理があるために二人一組でリリとヴェルフ達と共にベルが出して家に共に戻ることになった。

 

どのみちレベルと実力差がないとここでの情報活動なんてできないと、ロキ・ファミリアの幹部連中は知っているからだ。

 

そして一人残されたベルには・・・。

 

「これを・・・あなたに渡すように頼まれたわ」

 

と残して、冒険者の街で占い師の真似事をしている、冒険者の女性がベルにとある手紙で、ベルをおびき出そうとしていたのだ。

 

実際にベルにしてみれば神ヘスティアと神ヘルメスの気がダンジョン内ではわからないようになっていた。

 

これはベルが冒険者の街に行く時に、神ヘスティアの気が感じられないこともあり、神ヘスティアから色々と聞き出したのだ。

 

「それはね、ベル君、僕達がダンジョンに入るのは禁止されているだろう? だからこそ【神の気】を極力抑えているのさ、そうしないとダンジョンに入れないからね」

 

というありがたい言葉を得ていたのだ。

 

他の人々の気配も気もベルは何となくはわかるが、それでもあってもいない人物たちの気配や気を察知しろというのは、今のベル・クラネルの技術では難しいのだ。

 

 

こうしてベルは一人だけで、その指定された場所に急いで、ただし空など気を使ったことは一切使わずに、地図に書かれた道なりを歩いていると。

 

 

冒険者達が大体30人以上はいる状態で、その中でベルが一度だけあったことのある人物がそこにはいた。

 

そう確か・・・名前はモルド・ラトローと呼ばれる冒険者であったのだ、ベルがよく頻繁にお世話になっているお店で出禁となった冒険者の一人でもあった。

 

だからこそベルもよく覚えていたのだ、この冒険者の気と気配を。

 

 

 

 




なんとか書き上げましたが、 原作とアニメを見ても神様達はダンジョンの中に入ると普段の気という気配を完全に抑えているようですね。

そのため結構色々難しくなっています。 

ドラゴンボールキャラの人数はどのぐらいだしますか

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  • 三人
  • 四人
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