ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超   作:うさぎたるもの

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最初のイベントらしいので、 色々と変更していますが、基本的にベースを抑えての変更です。

色々とフラグを入れてみました。 


白巫女たちの受難 前編

ベル達がダンジョンから出て一週間・・・ようやく先の地震の被害地であった、街、村、国などに遠征をしていた、ほとんどのファミリアが戻ってきたのだ。

 

 

そのためかロキ・ファミリアの幹部であるレフィーヤとベートを中心として、ギルド側が選んだ冒険者達の中にあのフィルヴィスと呼ばれる白い服を着たエルフが混じっていた。

 

このエルフはレフィーヤと仲良くなっているために、レフィーヤの今回のダンジョンに潜るための戦闘服が真っ白い服になっていたのは偶然ではないのだ。

 

そしてそのメンバーがあり温泉のダンジョンまで潜っている時に・・・

 

とある紫の全身を隠すフードの一団がダンジョンの九階層のとある場所で女性らしき人物が泣いていたのだ。

 

「ここで・・・あの人が・・・死んだ場所、もう貴方が死んで六年になるのよ」

 

そんなことを壁越しに話しているフードの女性に近寄ってくるのは、同じ色のフードをしている。

 

男性であったがなにやら大急ぎでその女性に向かってきているのだから。

 

「モンスターが来るぞーー!! 撤退だーーーっ!! 退けーー 退くんだよ!!」

 

普通ならば、ダンジョンに入っている時点でこの女性も男性も冒険者のはずだ、モンスターが出た程度で慌てる必要はないのだ。 

 

だが大慌てをしているは、なにかしらの裏があるということなのだろうか?

 

実際にフードの女性の黙ったままその場所にいるのだ。

 

それを見かねた男性は、その女性の名前を大声で叫ぶ。

 

「おい、いい加減にしろ。シャラン何をやっているんだ!! モンスターが来るんだぞ。早く逃げろ!!」

 

そして女性もその必死に訴えている男性の声に耳をかして。

 

「・・・・・・また、来るわね。貴方」

 

こうしてフードの女性と男性はその場から後を去っていく。そう十階層をめざして移動を開始しているのだ。

 

そんなことを知らないまま、ベートとレフィーヤとフィルヴィスの三人を中心として、調査のための冒険者や温泉などを調べるための機材を運んでいる最中でありながら。

 

 

ダンジョンの中は現在は、平和と言っていいほど。モンスターは存在はしていないのは、ギルド側も把握している事であった。

 

ベルが開けたあの巨大な大穴は今も五階層から下の階層が堂々と見えているほど、未だに穴が開いているのだ。

つまりダンジョンの修復能力がいまだに弱いのだ。

 

一つならば問題はないが、だが二つともなると、ダンジョン側もモンスターを生み出す力よりも自身を回復させるのが優勢しているのだ。

 

 

「けっ・・・こんなにも暇なクエストをなぜ、ロキの野郎がこいつとくませやがったんだ」

 

「こいつじゃありません、ベートさん、それにアイズさん達も今は手が離せない状態らしいですし」

 

そうなのだ、実際にあの地震でロキ・ファミリアで色々と壊れてしまった物の買いなおしをファミリア全体で行っているのだ。

 

その為の資金がどうしても足りないという事で、ベートとレフィーヤの二人にギルド側の任務を任せる事になった。

 

その際にロキがベートとレフィーヤの二人に新しい服を用意していたのだ。そのためベートとレフィーヤはその服を着て、この任務に参加しているのだ。

 

「それにや、いつも同じ服ばっかりやん、ダンジョンに行くのも新鮮な気分じゃないと、つまらんやろう」

 

とロキのありがたい言葉で強制的に二人は着替えさせられたのだ。

 

だが、レフィーヤはにしてみれば最近エルフの友達になったフィルヴィスと似た服でダンジョンに一緒に調査ができるとなったら。レフィーヤは内心では本当にうれしいのだ。

 

つい最近までは、色々と特にあの大嫌いなヒューマンの事で、大変なことがありすぎていたのだ。

 

「まったくあのヒューマンは・・・あのヒューマンのおかげでアイズさんと一緒にいる計画が・・・全く本当にいい迷惑ですよ。あのヒューマンは」

 

と何度も何度もベル・クラネルの悪口を言いながらダンジョンに潜っているのだ。だが周りにいる冒険者達にしてみれば、その怒り方はまるで。

 

「レフィーヤ、そのヒューマンの事が好きなのか?」

 

「えっえーーーーーーーーフィルヴィスさん、なにを言っているんですか? 私があのヒューマンの事が好き・・・あり得ませんよ、絶対にないです!!!!」

 

とレフィーヤは言い切っているが、その出した言葉と表情はまるっきり違っていたのだ。

 

 

『だけどレフィーヤ、その言葉とは裏腹にあなたのその態度は、まるで、そのヒューマンの事を・・・いいやなんでもない、それにそんなことは、私には関係はない』

 

という感じでフィルヴィスはレフィーヤとつまらない会話をしながら十階層まで降りてくると、どこからともなく

 

金属音やモンスターに襲われた奴らが出す、うめき声がかすかに聞こえてくるのだ。

 

それは獣人族のベートやほかの獣人族の冒険者達も気づいており、レフィーヤを含めて、魔法使いたちも一緒にすぐにその現場に向かうと、紫のフードをかぶった一団がオークの集団と蝶のモンスターの集団に襲われていた。

 

流石にこれは見過ごすことはできないのだ。今はギルドの温泉の調査依頼でダンジョンに入ってきている冒険者達がとある一団がモンスターの集団に襲われている冒険者達を見過ごしたでは、ギルド側の信用問題にも発生するのだ。

 

そのためか、ベートとレフィーヤはすぐに行動を開始する。それに続くようにギルド側から派遣されている冒険者達も一斉に己の得意な武器でオークの集団と蝶の集団と戦いを始める。

 

そしてそれを黙って見ていたのは紫のフードを被っている一団なのだ、その一部はモンスターの攻撃から毒を食らって、色々と危なく身動きができなくなっている所に、オークと蝶の集団を倒したベートとレフィーヤ達が近づいてきた。

 

「ちっ・・・毒だと・・・だれか解毒薬もってねーのかよ」

 

「ちょっとベートさん、それ以外も他の人達は初級のポーションが必要な方が何人もいますよ!!」

 

「知るかよ!!生きているんだろうが? ポーションを渡して、自分で直せばいいだろうが? ああ」

 

「それはそうですけど・・・でも」

 

そんなことをしながらきっちりこのフードの集団を直している当たりは他の冒険者達も最低限のマナーは守っているのだ。

 

 

そしてそのフードの一団はベート達にお礼を言ってそのままその階層を立ち去ってしまったが。

 

だがベートもレフィーヤもそして冒険者達もそのフードの一団は何かを隠していると感じてはいたが、だがレフィーヤ達もギルド側の依頼で温泉の調査でこのダンジョンに来ているのだ。ほかの所に気をまわしている余裕はなかったのだ。

 

 

こうして無事にレフィーヤ達は温泉の調査が終わったが、未だに大型の魚が出てきた場所までベートが行っても、未だにトラップモンスターは生成はされていなかったのだ。

 

つまりは一週間程度ではトラップ・モンスターは生成されないということがギルド側でも憶測としてその情報を得ることとなった。

 

 

温泉の効能は疲労回復や傷に良く効くなど、温泉として当たり前の効能ではあったが、だがダンジョンという場所ではこの、効能は本当にありがたいと思えるほどの効果が出ていることも後の調査で判明することなる。

 

 

また某鍛冶師が作り上げたヘファイストのビキニ姿の石像だけは、ダンジョンの修復機能が働いていないのか、未だに一週間前の状態できれいな状態で残っていたのだ。

 

 

この情報もギルド側にわたり、そしてヘファイストにも伝わると・・・某鍛冶師がヘファイストに直接呼ばれて、一時間以上の説教を食らうことになってしまった。

 

そして本来の歴史ではここでレフィーヤとフィルヴィスの二人だけでダンジョンに入り、このフードの一団の後をつけたことで逆に死ぬような目にあってしまうが。ここではさすがにフードの一団は何もできなかったのだ。

 

そう今から三日前に、ロキ・ファミリアの幹部連中が中心となって、オラリオの地下の下水道を調べた結果。

 

ガネーシャ・ファミリアのあの祭りの時に暴れた植物系モンスターが20体以上も存在していたのだ。

 

結果としてはロキ・ファミリアの幹部連中は植物系モンスターを全て倒したのだが、やはり通常の魔石とは違う変な魔石が出ていたのだ。

 

また今回の集団にはギルトが調査依頼をしていることもあり、ベート達はそれぞれのファミリアの旗ではなく、ギルドの旗を中心に動いているのだ。

 

しかも人数が人数であり、ギルドのマークの旗まである、いくらフードの連中が殺したいやつがいるとしても、ギルド側にばれてしまえば、当然、ダンジョン内や外でも護衛がつけられるし、ベート以外にも獣人族が何人もいたのだ。匂いを覚えられてしまえば・・・絶対に色々とまずいことになると分かっていからこそ、さっさとその場から離脱したのだ。

 

 

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