ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超 作:うさぎたるもの
ロキ・ファミリア中心とする勢力によって、闇勢力の一部の排除は、ギルド側が大体的に発表してから、三日が経過していた時。
そろそろ夏の中旬といえるほどの季節になりかけていたのだ。
そのためか、女主人停でも店のメニューの入れ替えようとして、いくつかの新しい料理の開発等をする時期に、なっていたのだ。
「ほらあんた達、よく考えな。なんせ季節の看板メニューになるんだからね」
その言葉を聞いていた、リュー達は料理と聞いて、他のことを考えるのをやめているのだ。
「さすがだにゃ、常連客のために新作パエリアを作るなんて、ミア母さんはずごいにゃ」
アニャのほめ言葉にミアはなんだが複雑そうな顔をして。
「同じ料理よりも新しい斬新な料理を出して、おいしいと言ってくれる方がいいだろう?」
と言った瞬間にリューが残念そうな顔でミア母さんに対して、その言葉を出した。
「ミア母さん。実は・・・・・・・シルがかなり自信があると言って材料の買い出しに出ているのです」
実際に春、夏、秋、冬という四季はオラリオにも存在しているのだ。ただしそこまでの温度変化はあまりないので、一年を通して、気温が安定はしている。
だが季節の旬の野菜などは、デメテル・ファミリア達等農業系ファミリアが中心となって、頑張っているからこそ。様々な野菜が多くオラリオで手に入るのだ。
そしてそんなリューの言葉を聞いた、ミアが答えるのだ。
「へぇ、シルがかい? じゃあそれが完成したら呼んどくれ。あたしはちょっと他の用を済ましとくから」
こうしてミアはリュー達の目の前から消えて、店の奥でなにかを作業し始める。
そしてリューも帰ってきた、シルにどうしても足りないものがあると言われて、自らの装備を出してきて、目標の十六階層付近に存在する。
とあるモンスターが落とすとあるモノを手に入れるために、ダンジョンに潜っていくのだ。
「シルのために目標の【雲菓子】を手に入れるためにも、あのモンスターを狩らないといけませんが、モンスターの数があまりにも少ないです」
リューはそんなことを気にしながら、十八階層付近でのモンスターを倒そうとするが、ベルが開けた大穴がいまだに残っているのだ。
つまりダンジョンが生み出す、モンスターの数がいつもよりも三分の一まで減っているのだ。
このためか、リューは必要以上の時間をかけて、ダンジョンの中で狩りをするのだ。
「目標達成まで、30個とすれば・・・まだ3時間ほどダンジョンに潜って10個ほどですか? やはり、クラネルさんの一撃は未だダンジョンに大きな負担をかけている?」
そんなことをリューが思えるほど、モンスターの数が本当に少ないのだ。
そしてそんなこととは関係なく、ギルド側もなぜかエイナが中心となって、ギルド側がダンジョンで食べれるご飯等を大量にギルドホールの中で売りに出していたのだ。
「本当に疲れたよ、ミイシャ・・・なんで私がこんなことをしないといけないの?」
エイナにしてみれば、ギルドのお仕事と言われて、やってみれば、弁当の売り子の手伝いであったのだ。しかも中にはその一部の弁当は自らの名前がついていて、普通に10000ヴァリスほどの値段がついているのに、冒険者達は我先に買い求めるほどの人気商品であったのだ。
「いやーーエイナが作った弁当があったでしょう? それを別売りにしたら? こんなに人気になっちゃって」
実際にエイナも他の職員と一緒に同じレシピで作っている弁当なのだ。つまりは同じ材料を使っているのにエイナが作ったと弁当だけ、ほかの弁当の値段よりも明らかに高額なのがおかしいのだ。
他の弁当は普通に1000程度で抑えられている状態でありながら、エイナが作ったものだけが10倍以上の値段、どう考えてもおかしい価格設定であった・・・。
そしてそれはエイナも知ってはいたが、ギルドの仕事であるということで、事実エイナもやめることはできなかった。
「ベル君に・・・嫌われるよ。こんな弁当を売っているなんて知られると」
そんな言葉が出るほど、エイナはベルの事を気にかけているのだ。それが弟か恋人か親友の感情が入り混じっている心理状態ではあったが。
エイナもベル君に対しての感情を完全に持て余していたのだ、ベル君の真の実力をリヴェリア様から聞いた実力をそのままにすると。
『あのレベル7のオッタル氏よりも圧倒的な実力の持ち主か・・・・ベル君の実力をリヴェリア様が私に嘘をついたことはないし・・・だとすると』
そんなことを考えならが、エイナは自ら権限で一つだけ弁当を確保していたのだ。
「早くベル君来ないかな?この弁当を渡したいし」
そんなことを言いながら、ギルドホールの中で弁当をエイナ以外のギルド職員も弁当をを売っていると。
そこにエイナが見慣れた姿がそこにはいたのだ。
「エイナさん・・・久しぶりです!!」
「ベル君も久しぶりだね。大体1週間以上もダンジョンに潜っていなかったから私は心配していたよ」
「あははは、1週間前以上も無茶をしすぎて、今もある程度の体力が戻ったので、少しだけダンジョンに潜ろうと今日は準備するのに時間をかけちゃったから、でもどうしてギルドホールはこんなことになっているんです?」
実際にベルにしてみれば、ギルドホールの中に広がるおいしそうな匂いで結構お腹を鳴らしてはいたのだ。久々のダンジョンである、それなりの準備をしなくてはいけないと神ヘスティアからも言われている。
リリはロキ・ファミリアの闇勢力討伐組でサポーターをハイノービスの指揮下の元でやっている最中なのだ。
ヴェルフもまた、1週間以上前に、鍛冶師から石像づくりにジョブチャンジしたと思えるほど、ヘファイスト神の石像の注文が飛ぶようにヘファイスト・ファミリアに注文が入っているのだ。
ここ1週間ほどあの温泉が冒険者の間に広まった証拠でもあるのだ。だからこそ、ギルド側も今のうちに温泉で食べれる弁当や温泉に合う水や酒を大量に売り出している経緯が存在していたのだ。
つまり弁当などが売れれば売れるほど、温泉に入る冒険者が多く出てくるのだ。それだけ多くの冒険者がフィン達が絶賛したヘファイストの水着の石像を見ているのだ。
その結果ヘファイスト・ファミリアに冒険者達がその話を持っていくと、ヴェルフは最初の1日にすぐに椿に引き付けられて、主神ヘファイストの部屋でこってりとヴェルフは絞られたのだ。
「ヴェルフ・・・あなたは・・・全く、別に私の石像を掘るなとは言わないけどね、こんなにも私の石像の注文が来るなんて、これはどういう事かしらね?」
「ヴェル吉・・・正直に白状したほうがいいぞ、私も温泉を見てきたが、あれはいい出来だったぞ、ビキニ姿の主神様なぞ、初めてみたわ」
この椿の言葉によって、ヴェルフは完全に主神ヘファイストの顔を・・・いいや全身を見れなくなっているほど、部屋の空気が完全に凍っていたのだ。
「・・・ふぅーーーーーん私の、ビキニ姿の石像ね・・・ヴェルフそんなことは温泉の時の報告は聞いてはいなかったけど、これはどういう事かしらね」
「あははは・・・・すまねぇベルにリリすけ、どうやら俺はここまでのようだ」
その後の言葉でヴェルフはそれ以降の記憶が完全になくなっていたのだ。一緒いた椿は何かしらに思い出し笑いしかできない状態であるのだ。
またヘファイストもその話題になると顔を真っ赤にして、近くにあるハンマー等を投げようとするなどあの神友のヘスティアさえもその真実は教えられないほどなのだ。なんだかヘファイストにしてみれば恥ずかしいことなのか? それともうれしい思い出になるのか?
よくわからないうちにこうして半日は過ぎていた。