ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超 作:うさぎたるもの
話的には色々と詰め込んでいますが。 ソード側の話を少し、入れました。
結果的にはリューはベルに腕を捕まれているのを嫌ではなかったのだ。
そしてそれを五分ほど膠着状態になってしまったが、それのおかげでリューもベルも今のような状態では、ほかの人に見られると困ると考えてリューさんの手を外そうとした瞬間に。
「このバカ!!! ・・・・ヒューマン、その人から離れなさい、アルクス・レイ!!」
ベルをそんなことを言うのは、オラリオ中に探してもただ一人だけである。そうロキ・ファミリア所属するエルフのレフィーヤが必中の魔法をベルに対して、いきなりぶつけてきたのだ。
「ちょっと・・・まってください。これには訳があるんです。レフィーヤさんーー!!」
「待ちません。エルフの腕をあんなにつかむなんて、このバカ・・ヒューマンもう絶対にゆるしません!!」
レフィーヤ達は中層から上層の十八階層に戻ってきたばかりであるが。
そのメンバーの中にはアイズとリヴェリアの二人だけが、いなくなっていたのだ。
「アルクス・レイ、アルクス・レイ、アルクス・レイ、アルクス・レイーーーーーー!!!」
「ベル様ーーーーーーーーようやく久々に出会いました、まったく最近はファミリア側に時間を取られてリリはかなしいですよ」
そうなのだ、リリも一緒に中層まで降りれているのは、それはサイヤ人の特性を持っているからだろう。
彼らサイヤ人は戦えば戦うほど、強くなっていく戦闘民族であり、レベルⅠでありながら、リリの身体能力はすでにこの一週間の間に、ロキ・ファミリアの連中と共に、十八階層までサポーターとして一緒に降りてきて、闇勢力の拠点を探っていた。
それを調べるために、色々と連れまわされているうちにモンスターを倒したり、ベートやアマゾネス姉妹とのホーム内での訓練でリリもある程度の気と身体能力を使えるようになっていた。
実際にロキ・ファミリアの中ではリリは飛びぬけて気を扱うことや、身体能力の上昇値はあり得ないほど早くなっている。
これはサイヤ人としての人種が元々気を使える種族であり、リリをサイヤ人にした人物は悟空である。つまり悟空の力を元にリリはサイヤ人に生まれ変わったのだ。
つまり、世界で今後サイヤ人が誕生すれば、悟空がサイヤ人の神様として、扱われる奇跡を使用しているのだ。
つまりリリは見方によっては、あの悟空が最初に作った眷属ともいえるのだ。
しかも、リリの体の中にはいまだにサイヤ人ブルーの気が残っているのだ。当然気の扱いはうまくなって当たり前である。
だからこそ、レベル三のレフィーヤの身体速度についてこれるスピードでベルとレフィーヤの後を何かとついて行って回っているのだ。
このさなかでも、またベルを追い回しているのだ。あのレフィーヤがだ。
「わかりませんが・・・あのヒューマンは絶対に許しません、エルフの腕や手を必要以上触っているなんて、絶対に許しません・・・だから早く魔法を食らいなさい!!!」
そしてベル・クラネルにたいして、レフィーヤの得意魔法のアルクス・レイがすでに20発以上もベルに放っているのだ、それでもマインドダウンはしてないのだから、レフィーヤの魔力がどれほどすごいのかがベルにもわかるが、だがそれとこれとは話は別である。
そもそもなぜ、レフィーヤ自身も分からないが、ベルが他の女性と一緒にいるのが、無性にはらが立つという感情はあるのだ。それが一体なんの感情が元で、そのベルを嫌いになっているかはわかっていないようだ。
レフィーヤもわからないまま、マインドダウンを起こすほど、レフィーヤはベル・クラネル対して、魔法をどんどんと唱えてはぶっ放しているのだ。
だがベルにしてみれば、この程度の弾幕は地球にいた頃よりも圧倒的に威力と速度が低いために、簡単に自らの手でレフィーヤの魔法の矢をつかみとって握りつぶしていた。
これが余計にレフィーヤがいらだてていたのだ。
「もう許しません、絶対に・・・あのヒューマンを・・・うっ」
こうしてマインドダウンしたレフィーヤをベルはフィン達がいる本隊まで運び、ロキ・ファミリアの本隊に後は頼んだのだ。
「まったくレフィーヤさんは、なんで僕を見たら、魔法を撃ってくるんでしょうか?」
「ベルさん・・・あなたは・・・いいえそうでしたね。だからこそシルも私もあなたの事を・・・」
こうしてリューとベルは目標としている、ドロップ品を手に入れることができたのだ。
そしてアイズとリヴェリアの二人は中層階の階層主をアイズがたったの一人で、倒したことに驚きはしていたが。
「それらしい傷はないか。アイズ・・・やはり気を使った戦闘はどうだ?、どの程度までならアイズは気を使ったまま戦闘できるのか教えてはくれないか?」
実際にリヴェリアもベルから教わった気で、アイズが死ぬかもしれないようなことが起きたら大変なために、身体強化をしたままで中層部の階層主との戦いを静かに見守っていたのだ。
「大丈夫・・・でも体力がかなり危ない・・・ベルは・・・すごいね・・・これほどまでの気を戦闘で使っても全く息がきれないなんて」
実際にアイズは肩で息をするレベルで、本気で体力がなくなっているのだ。冒険者レベル五最強といえるアイズが本気で疲れるレベルであるのだ。
「そうか・・・ならばアイズよ、少しだけ。休んで・・・このままオラリオに戻るぞ。無論ドロップ品と魔石をギルドに提出してな」
「うん・・・わかった」
こうして、ベルはギルド側に頼まれていたクエストを終えた。またリューもシルに頼まれていた物をダンジョンで見つけて、味見などをしてリューの胃袋に結構なダメージを残したが、それでもおいしい期間限定メニューのパエリアが誕生したのだ。
またアイズも自らのホームに戻るのに、みんなから遅れて三時間後、ロキ・ファミリアでは、ほとんどの者達が眠りにつく時間帯でようやくリヴェリアとアイズが戻ってきたのだ。
そしてアイズは、今回のダンジョンの潜っている時に中層の階層主を単独で撃破したのは、十分に偉業と認められて、アイズはランク・アップしたのだ。
つまりレベル六にアップしたのは、本当に深夜になって、ロキにアイズがステイタスの更新を頼み、その結果がアイズのレベル6に上がったことであった。
「アイズタンがレベル6ーーーーーーやったで!!明日はお祝いうぐ!!!」
「ロキ・・・うるさい・・・もうみんな寝ている時間」
流石にアイズもこの程度の常識があったために、ロキがうるさく騒ぐのを問答無用でその拳で黙らせてしまった。
「・・・これでも・・・ベルには・・・勝てない・・・もっと強くならないと!!」
アイズは何かにとりつかれるように、ロキの部屋から出て自ら割り当てられている部屋に入り、そのまま眠ってしまったのだ。